◎「つけ麺（昆布醤油味）」八五〇円
…土曜日。
漸く訪れたと言う感じの週末だが、金曜日の晩は家の鍵を家の前の道路で落とし、
暗くて探す事が出来ずに自動車の中で夜を明かし、明け方に探して見付け出し、
やっとの思いで帰宅し、寝直し、布団の上で寝られる幸せを噛み締めてみる。
僕の場合、如何してこんな事が…と言う事が起こり易い星の下に生まれたのだろうか…。
九時半に再度起き、風呂に入り、ぼんやりとした後、昼過ぎに身支度を整えて外出する。
伸び切った毛髪を切り落としに行く事に成っており、十五時半の予約を前に、
偶には趣きを変え、都内でラーメンでも啜ってから行く事とする。
毎回毎回、酔っ払った状態で行くと、美容院に迷惑が掛かる気がして…。
表参道では此れと言ったラーメン店が思い浮かばず、新宿駅で下車してみる。
新宿と言えば、昨年の十二月二十四日に初めて訪れた此方を真っ先に思い出す。
有名店「せたが屋」の系列で、ヨーグルト入りのつけ麺「ブルガリア」を提供する、
女性のみで運営する此方は、当日、サンタクロースの帽子を被った妙齢の店主が何だか良かった…。
新宿駅から、男色系の書籍や映像を取り扱う店舗が集まる区画を通り過ぎ、
新宿一丁目へと入り、路地の中に在る此方へと辿り着く。
人気店にも拘らず、運良く待ちは無しで、直ぐに券売機で食券を購入する。
前回と同じく、「つけ麺（昆布醤油味）」の釦を押し、今回は「豚テール丼」は自粛。
直ぐにカウンター席に通され、厨房内には、流石に今回はサンタクロースの帽子は被っていないが、
きびきびと仕事を熟す妙齢の店主が居り、女性のみで切り盛りする店だけあり、
店内は何処と無く柔らかな雰囲気が漂っている気がしないでもない。
そして、一〇分程で「つけ麺（昆布醤油味）」が出来上がり、約四ヶ月振りの対面を果たす。
相変わらず麺はピロピロとした平打ち麺で、喉越しが良さそうだ。
早速、其のピロピロ麺を手繰り、醤油味のつけ汁に浸して啜る。
濃口醤油に昆布の旨味を加えたさっぱり和風のつけダレを謳うだけあり、
醤油のすっきりとした切れの有る味わいと、仄かに感じられる昆布の円やかさが心地好く、
具として入っている豚テールの煮込みから出る脂の甘味が醤油の角を取り去り、
又、魚介系のスープの風味も強過ぎず、良い配合で組み合わされている。
麺は平打ち麺なので、不揃いな感じで食感が面白く、表面はツルツルとして、
噛むとモッチリとした弾力が有り、喉越し、食感共に美味しく、スルスルと入ってしまう。
具の豚テールの煮込みは、今回はゼラチン質の部位は少な目で、豚バラ肉が多目に入っている。
其の為、武蔵野饂飩に代表される肉汁饂飩の様な趣きが感じられる。
矢張り、プリン体フェチの通風患者は、プルンプルンのトロットロが好きだ。
そして、具の葱も結構な量が入っており、辛味が強めで、ピリッと刺激的。
食後、口と鼻の周囲が葱の風味で支配される程…。
此方では〆に蕎麦湯割りを出して呉れるのだが、勿論、其の手の割り物はしない主義なので、
昆布醤油味のつけ汁を原液の儘、グイッと飲み干し、汗をかいて店を出る。
小麦と肉 桃の木 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
漸く訪れたと言う感じの週末だが、金曜日の晩は家の鍵を家の前の道路で落とし、
暗くて探す事が出来ずに自動車の中で夜を明かし、明け方に探して見付け出し、
やっとの思いで帰宅し、寝直し、布団の上で寝られる幸せを噛み締めてみる。
僕の場合、如何してこんな事が…と言う事が起こり易い星の下に生まれたのだろうか…。
九時半に再度起き、風呂に入り、ぼんやりとした後、昼過ぎに身支度を整えて外出する。
伸び切った毛髪を切り落としに行く事に成っており、十五時半の予約を前に、
偶には趣きを変え、都内でラーメンでも啜ってから行く事とする。
毎回毎回、酔っ払った状態で行くと、美容院に迷惑が掛かる気がして…。
表参道では此れと言ったラーメン店が思い浮かばず、新宿駅で下車してみる。
新宿と言えば、昨年の十二月二十四日に初めて訪れた此方を真っ先に思い出す。
有名店「せたが屋」の系列で、ヨーグルト入りのつけ麺「ブルガリア」を提供する、
女性のみで運営する此方は、当日、サンタクロースの帽子を被った妙齢の店主が何だか良かった…。
新宿駅から、男色系の書籍や映像を取り扱う店舗が集まる区画を通り過ぎ、
新宿一丁目へと入り、路地の中に在る此方へと辿り着く。
人気店にも拘らず、運良く待ちは無しで、直ぐに券売機で食券を購入する。
前回と同じく、「つけ麺（昆布醤油味）」の釦を押し、今回は「豚テール丼」は自粛。
直ぐにカウンター席に通され、厨房内には、流石に今回はサンタクロースの帽子は被っていないが、
きびきびと仕事を熟す妙齢の店主が居り、女性のみで切り盛りする店だけあり、
店内は何処と無く柔らかな雰囲気が漂っている気がしないでもない。
そして、一〇分程で「つけ麺（昆布醤油味）」が出来上がり、約四ヶ月振りの対面を果たす。
相変わらず麺はピロピロとした平打ち麺で、喉越しが良さそうだ。
早速、其のピロピロ麺を手繰り、醤油味のつけ汁に浸して啜る。
濃口醤油に昆布の旨味を加えたさっぱり和風のつけダレを謳うだけあり、
醤油のすっきりとした切れの有る味わいと、仄かに感じられる昆布の円やかさが心地好く、
具として入っている豚テールの煮込みから出る脂の甘味が醤油の角を取り去り、
又、魚介系のスープの風味も強過ぎず、良い配合で組み合わされている。
麺は平打ち麺なので、不揃いな感じで食感が面白く、表面はツルツルとして、
噛むとモッチリとした弾力が有り、喉越し、食感共に美味しく、スルスルと入ってしまう。
具の豚テールの煮込みは、今回はゼラチン質の部位は少な目で、豚バラ肉が多目に入っている。
其の為、武蔵野饂飩に代表される肉汁饂飩の様な趣きが感じられる。
矢張り、プリン体フェチの通風患者は、プルンプルンのトロットロが好きだ。
そして、具の葱も結構な量が入っており、辛味が強めで、ピリッと刺激的。
食後、口と鼻の周囲が葱の風味で支配される程…。
此方では〆に蕎麦湯割りを出して呉れるのだが、勿論、其の手の割り物はしない主義なので、
昆布醤油味のつけ汁を原液の儘、グイッと飲み干し、汗をかいて店を出る。
小麦と肉 桃の木 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
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※2011年4月18日時点の情報です。
ID:0007891017
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