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◆「麺や 唯桜」【坂戸】
「麺や 唯桜」【坂戸】
◎「ラーメン(小)」六五〇円
…昨日。
我が敬愛する財津和夫氏の生の歌声に酔い痴れた前日から一夜明け、一週間が始まる。
良い音楽を聴いて英気を養ったものの、月曜日、週の始まりと言うのは重苦しいものだ。
夜に高速道路を運転して帰って来た疲労の疲れも何処と無く抜け切れておらず、
何だか、身体も心も重たい様な気がして、陰鬱な気分さえ感じられる…。
其れでも元気を振り絞り、重たい鞄を提げ、此の日は坂戸へと出掛ける。
幸いにも、埼玉県内なので近くて助かるが、川越線、東武東上線の乗り換えは億劫だ。
然し、仕事に取り掛かってしまえば、何時もと変わらぬ普段通りに動き、
遣るべき事を熟し、黙々と仕事に没頭し、其れなりに遣り甲斐を持って労働している。
さあ、腹が減っては屁も出ないので、下っ腹に力が入る様に昼御飯を摂ろう。
十三時に成り、暫しの心休まる昼休憩を入れる事にする。
此の日は月曜日。
坂戸に在る「二郎」系の此方は普段は定休日なのだが、此の日は何故か血迷ったのか営業している。
何時もは行列が出来、其れを見て辟易とし乍ら脇を通り過ぎるのだが、
毎週月曜日は定休日であると認識されている所為か、行列も無く、すんなり入店出来る。
此方を訪れるのは昨年九月二十九日以来で、約七ヶ月振り二度目の訪問と成る。
先ずは券売機で「ラーメン(小)」の食券を購入し、空いている席に着く。
程無くしてトッピングを訊かれるが、前回は全増しで御願いし、野菜が堆く盛られる程の量で、
何とか完食はしたものの、此の後の仕事に障ると思い、自粛してチョイ増しにし、
後は大蒜、脂、辛目で発注し、出来上がりをジッと待つ。
此方は僕の大好きな「ジャンクガレッジ」の姉妹店「ドン・キタモト」出身の店主との事だが、
前回の印象としては、余り良いものではなく、期待が先行してしまい、其れに負けた感が有った。
あれ以来、随分と行列が出来る様に成り、人気店の仲間入りを果たした様なので、
味の方にも変化が見られた事を祈っている所へ、こんもりとした野菜の山が聳えるラーメン登場。
前回の普通の野菜増しと何ら変わらない程の量で、一瞬怯むが、此の手のラーメンは怯んだら負け。
彼是と考える前に、先ず箸を動かして食べないと返り討ちに遭うので、一心不乱に喰らい付く。
先ずはスープから啜ると、辛目にしたにも拘らず味が薄く、高血圧患者に成った気分。
尤も、一五六/九十八じゃ十分に高血圧患者なのだが…。
「ジャンクガレッジ」の様な、鼻っ柱をガツンと殴られる様なパンチは無く、ミッキー・ローク級。
もっと、荒々しい、力強さを期待したい。
そして、大量の野菜の山を遣っ付けないといけない。
卓上に醤油ダレの備えが無く、辛目にしたと言っても、野菜にはタレは掛かっておらず、
シャキシャキ感が強い為に、スープの味も染み込み辛く、味の無い野菜を大量に食べるのは酷だ…。
やっとの思いで粗方遣っ付け、漸く、丼の奥底から麺を穿り出す。
麺は「菅野製麺所」だが、前回も感じたのだが、如何も市販の生ラーメン臭さが気に成る。
決して美味しくない訳ではないのだが、外で頂くラーメンの麺として求めている物ではない。
ムッチリ、ムチムチとした食感は良いが、スープも麺も大人しい感じが否めない。
最後の砦は豚。
豚は幸いにも、「ジャンクカレッジ」のあの旨い豚に通ずる物が感じられ、
赤身はホロっと、脂身はプルンとした感じで、味も染み込んでいて中々だ。
矢張り、僕には「ジャンクガレッジ」の方が合う様で、久し振りに頂きたくなってしまう…。
我が敬愛する財津和夫氏の生の歌声に酔い痴れた前日から一夜明け、一週間が始まる。
良い音楽を聴いて英気を養ったものの、月曜日、週の始まりと言うのは重苦しいものだ。
夜に高速道路を運転して帰って来た疲労の疲れも何処と無く抜け切れておらず、
何だか、身体も心も重たい様な気がして、陰鬱な気分さえ感じられる…。
其れでも元気を振り絞り、重たい鞄を提げ、此の日は坂戸へと出掛ける。
幸いにも、埼玉県内なので近くて助かるが、川越線、東武東上線の乗り換えは億劫だ。
然し、仕事に取り掛かってしまえば、何時もと変わらぬ普段通りに動き、
遣るべき事を熟し、黙々と仕事に没頭し、其れなりに遣り甲斐を持って労働している。
さあ、腹が減っては屁も出ないので、下っ腹に力が入る様に昼御飯を摂ろう。
十三時に成り、暫しの心休まる昼休憩を入れる事にする。
此の日は月曜日。
坂戸に在る「二郎」系の此方は普段は定休日なのだが、此の日は何故か血迷ったのか営業している。
何時もは行列が出来、其れを見て辟易とし乍ら脇を通り過ぎるのだが、
毎週月曜日は定休日であると認識されている所為か、行列も無く、すんなり入店出来る。
此方を訪れるのは昨年九月二十九日以来で、約七ヶ月振り二度目の訪問と成る。
先ずは券売機で「ラーメン(小)」の食券を購入し、空いている席に着く。
程無くしてトッピングを訊かれるが、前回は全増しで御願いし、野菜が堆く盛られる程の量で、
何とか完食はしたものの、此の後の仕事に障ると思い、自粛してチョイ増しにし、
後は大蒜、脂、辛目で発注し、出来上がりをジッと待つ。
此方は僕の大好きな「ジャンクガレッジ」の姉妹店「ドン・キタモト」出身の店主との事だが、
前回の印象としては、余り良いものではなく、期待が先行してしまい、其れに負けた感が有った。
あれ以来、随分と行列が出来る様に成り、人気店の仲間入りを果たした様なので、
味の方にも変化が見られた事を祈っている所へ、こんもりとした野菜の山が聳えるラーメン登場。
前回の普通の野菜増しと何ら変わらない程の量で、一瞬怯むが、此の手のラーメンは怯んだら負け。
彼是と考える前に、先ず箸を動かして食べないと返り討ちに遭うので、一心不乱に喰らい付く。
先ずはスープから啜ると、辛目にしたにも拘らず味が薄く、高血圧患者に成った気分。
尤も、一五六/九十八じゃ十分に高血圧患者なのだが…。
「ジャンクガレッジ」の様な、鼻っ柱をガツンと殴られる様なパンチは無く、ミッキー・ローク級。
もっと、荒々しい、力強さを期待したい。
そして、大量の野菜の山を遣っ付けないといけない。
卓上に醤油ダレの備えが無く、辛目にしたと言っても、野菜にはタレは掛かっておらず、
シャキシャキ感が強い為に、スープの味も染み込み辛く、味の無い野菜を大量に食べるのは酷だ…。
やっとの思いで粗方遣っ付け、漸く、丼の奥底から麺を穿り出す。
麺は「菅野製麺所」だが、前回も感じたのだが、如何も市販の生ラーメン臭さが気に成る。
決して美味しくない訳ではないのだが、外で頂くラーメンの麺として求めている物ではない。
ムッチリ、ムチムチとした食感は良いが、スープも麺も大人しい感じが否めない。
最後の砦は豚。
豚は幸いにも、「ジャンクカレッジ」のあの旨い豚に通ずる物が感じられ、
赤身はホロっと、脂身はプルンとした感じで、味も染み込んでいて中々だ。
矢張り、僕には「ジャンクガレッジ」の方が合う様で、久し振りに頂きたくなってしまう…。