続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「港の味道楽 虎いち」【釧路】

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◆「港の味道楽 虎いち」【釧路】

 ◎「サーモン刺身定食」六〇〇円

 …ヤーレンソーラン北海道!
  と言う事で、先々週の札幌、旭川を巡る仕事に続き、今回は人生二度目の釧路。
  今朝は五時半に起床し、六時半の電車に乗車し、東京国際空港第二ビルディングへ。
  たんちょう釧路空港へは低価格のスカイマークが就航していない為、
  パック旅行での手配で、珍しく全日本空輸と言う超一流航空会社に搭乗する。
  九時丁度、東京国際空港発、たんちょう釧路空港行き、全日本空輸七四一便。
  東京国際空港を飛び立つと、先々週同様、東京スカイツリー、浦安鼠王国がどんどん遠く成る。
  新千歳空港行きは、件の福島第一原子力発電所の事故を回避する様に、
  佐渡島を掠める様に日本海周りで飛行したが、離陸後、大分経った後の機長の案内では、
  あの甚大な被害が齎された三陸海岸宮古上空、三九〇〇〇フィート、一一九〇〇メートルを、
  追い風の影響を受け、時速九〇〇キロメートルで飛行中との事。
  釧路の現在の気温は、何と三度と言い、幾ら暑がりの僕でも、其りゃ寒い。
  着陸態勢に入った際、雲の加減で多少は揺れたが、流石は日本人の佐藤機長、
  釧路迄の道順も、途中の角々にビスケットの欠片を撒いていたのか、しっかりと熟知しており、
  定刻通り、一〇時四〇分にたんちょう釧路空港に到着し、バスで釧路市街地へと向かう。
  気温は三度よりは上昇し、五度には成っていたが、関東なら真冬の気候で、流石に冷え込む…。
  其の寒さの中、午後からの仕事を前に、八人して先ずは昼御飯とばかりに釧路市内を彷徨う。
  前回、二〇〇九年の七月に訪れた際、晩に焼き牡蠣を堪能した此方が、昼時の営業もしており、
  急な階段を上り、二階に在る店内へとぞろぞろと続いて入る。
  店に入るなり、レジで発注する仕組みらしく、北海道名物のザンギも大いに気に成り、
  発注の列に並んでいる間、ずっと其れを発注するつもりで居たが、いざ発注する段に成り、
  何時もの悪い癖の心変わりが発生し、折角、海の有る街に来たのだからと魚が恋しくなり、
  「サーモン刺身定食」を何故か発注してしまう。
  別段、鮭に何ら罪は無いが、自分の急な方向転換に驚いてみる。
  避難所の様に、簡易的な衝立で仕切られた小上がり席に座り、空腹に耐え兼ねて待っていると、
  案の定、刺身は出来上がりが早いので、真っ先に僕のが運ばれて来る。
  性急な性格なので、こうして直ぐに出て来るのは有り難く、混雑時は特に助かる。
  綺麗な橙色をした鮭は随分と分厚く切られ、肉厚の其の身を五切れ横たえている。
  小皿に醤油を注ぎ、山葵を溶かし、其の鮮やかな橙色を箸で摘んで浸し、一口で頬張る。
  輸入物に有り勝ちな強い脂の載りと、独特の脂臭味は全く感じられず、
  口の中でトロッと蕩け、肌理細かい脂が口内で溶け出す様な感じで、風味も良い。
  凡そ、六〇〇円とは思えない味わいで、五切れと少ない乍らも、満足度は高いと言えよう。
  冷たい鮭の刺身を口に入れ、其の後はホカホカの白米を多目に頬張って頂けば、
  刺身定食の醍醐味が堪能出来、御飯もあっと言う間に無くなってしまう。
  御飯茶碗は小さ目だが、こんもりと御飯が盛られ、其れなりに量は多いが、
  旨いおかずを前にしちゃ、御飯はいとも簡単に減って行く。
  此方の一番人気は、二年前も頂いた、馬穴に入った大量の焼き牡蠣で、此れは是非とも再開したい。
  其れにしても、真冬並みの寒さで、風邪を患いそうな勢いだ…。

港の味道楽 虎いち   [ 居酒屋・炉端焼き ] - Yahoo!グルメ



住所: 北海道釧路市北大通7丁目2-2
営業時間、定休日: 11:00~15:00 17:00~22:00  定休日~日・祝 (大型連休は営業)
最寄り駅: 釧路
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※2011年4月20日時点の情報です。
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