◆「タイ料理 マリタイ」【宮原】
…昨日。
一〇連休の黄金週間が明けて社会復帰をした今週だが、漸く週末を迎える。
疲労の蓄積に、更に此の真夏の暑さ、精神的ストレスも加わり、ドッと疲労が溜まる…。
朝は一〇時頃に一旦起きたものの、再度床に潜り込み、自堕落に過ごす。
ゴロゴロとしている内に、正午も疾うに過ぎ、そろそろ空腹感を覚える。
外に出ないと食事が出来ないので、猛暑の中、渋渋出掛ける。
向かった先は、宮原駅の東口で、今年の一月七日迄、「和匠喜酒 かもん」が在った場所。
其の閉店ガラガラの話が出た際、其の後に泰王国料理店を開きたいと言う人が居ると聞いており、
二月か三月に、話の通り、泰王国料理店が開店しているのを見、
元「和匠喜酒 かもん」の常連としては、行き付けの店の其の後が気に成り、意を決して潜入。
此の建物の一階には三軒の飲食店が入居しており、一つは大韓民国風立ち呑み屋、
そして、真ん中が此方、其の隣りが、先週訪れた台湾料理の「本場中華 龍門小館」。
一体、此処は何処の国なんだと思わせる多国籍振りで、彼方の方々が多い…。
然し、問題は僕が泰王国料理が余り向いていないと言う点。
昨年一〇月三日に、大宮の「タイ料理のお店 テープタイ」で生まれて初めての泰王国料理を頂き、
決して不味くはないのだが、辛いわ、酸っぱいわで、苦労した記憶が有るが、まあ何とか成るだろう…。
十三時前に店へ入ると、浅黒い、本物の泰王国人が迎えて呉れ、一瞬、怯んでみる。
内装は「和匠喜酒 かもん」とは打って変わり、東南亜細亜風に変えられており、
あれ程に金を掛けて改装した粋な黒塗りの店内の面影は丸で無い…。
一〇連休の黄金週間が明けて社会復帰をした今週だが、漸く週末を迎える。
疲労の蓄積に、更に此の真夏の暑さ、精神的ストレスも加わり、ドッと疲労が溜まる…。
朝は一〇時頃に一旦起きたものの、再度床に潜り込み、自堕落に過ごす。
ゴロゴロとしている内に、正午も疾うに過ぎ、そろそろ空腹感を覚える。
外に出ないと食事が出来ないので、猛暑の中、渋渋出掛ける。
向かった先は、宮原駅の東口で、今年の一月七日迄、「和匠喜酒 かもん」が在った場所。
其の閉店ガラガラの話が出た際、其の後に泰王国料理店を開きたいと言う人が居ると聞いており、
二月か三月に、話の通り、泰王国料理店が開店しているのを見、
元「和匠喜酒 かもん」の常連としては、行き付けの店の其の後が気に成り、意を決して潜入。
此の建物の一階には三軒の飲食店が入居しており、一つは大韓民国風立ち呑み屋、
そして、真ん中が此方、其の隣りが、先週訪れた台湾料理の「本場中華 龍門小館」。
一体、此処は何処の国なんだと思わせる多国籍振りで、彼方の方々が多い…。
然し、問題は僕が泰王国料理が余り向いていないと言う点。
昨年一〇月三日に、大宮の「タイ料理のお店 テープタイ」で生まれて初めての泰王国料理を頂き、
決して不味くはないのだが、辛いわ、酸っぱいわで、苦労した記憶が有るが、まあ何とか成るだろう…。
十三時前に店へ入ると、浅黒い、本物の泰王国人が迎えて呉れ、一瞬、怯んでみる。
内装は「和匠喜酒 かもん」とは打って変わり、東南亜細亜風に変えられており、
あれ程に金を掛けて改装した粋な黒塗りの店内の面影は丸で無い…。
◎「シンハービール」六〇〇円
…テーブル席に通され、此の暑さなので、麦酒が有るかを訊いてみる。
卓上には昼時の食事メニューしか置かれていないが、麦酒も呑める様だ。
折角、此の手の店に御邪魔したのだから、日本の麦酒を呑んでも芸が無いので、
馬鹿の一つ覚えの「シンハービール」を訊ねると有ると言うので御願いする。
小さ目の瓶と、金属製のコップが運ばれて来て、暑気払いとばかりに注いで呷る。
思った程の癖も無く、呑み易い口当たりで、金属製のコップだと冷たさが感じられる。
◎「トムヤムクンラーメンセット」八五〇円
…食事は何にしようかと、卓上のメニューをジッと睨み付け、訳の分からない片仮名と挌闘する。
前回、「タイ料理のお店 テープタイ」では「トムヤムクンラーメン」を頂き、
初めて味わう酸味と辛味に苦闘し、何だか複雑な味わいに、味の評価をし兼ねたが、
矢張り、泰王国料理と言えば、トムヤムクンしか知らない程のトーシローなので、
今度こそは、味をしっかりと見極めようと、「トムヤムクンラーメンセット」を発注する。
無料で御飯が付くと言うが、泰王国米は如何も、臭い飯を食べている気がして駄目なのでお断りする。
麦酒を呷り、歩いて火照った身体を冷やしていると、少しうっすらと髭が生えている様に見える、
現地人の女中さんが大きな四角い木製の盆を運んで来て呉れる。
見た感じ、前回のトムヤムクンラーメンと色が違う。
プースーは乳濁しており、察するに、椰子の実の汁が入っているのだろう。
早速、あの酸っぱく、辛い味を覚悟し、蓮華で啜ってみる。
すると、酸っぱさも、辛さも控え目で、寧ろ、椰子の実汁の円やかさが強く出ている印象で、
喩えるならば、泰王国風担々麺と言った感じだろうか。
逆に、円やか過ぎて、物足りなさを感じなくも無いが…。
麺は、マロニーさんの様な寒天、蒟蒻の様な物で、もっとツルツルしているのかと思いきや、
表面は多少のざらつきが有るが、矢張り麺は、小麦粉で打った物の方が好みだ。
具は肉団子、海老、萌やし、十薬の様な臭いの葉っぱが入る。
其れでも多少の辛さは有るので、当然の事乍ら、汗は引っ切り無しに噴き出す。
木綿のハンカチーフを手に、汗を拭い乍らの食事と言うのは実に忙しないものだ。
此れからの、食事が苦痛に成ると言う過酷な季節の訪れが心底嫌だ…。
因みに、他の昼時メニューは…、
・「カオガバオセット（挽肉バジル炒め）」八五〇円
・「カオパックンセット（チャーハン）」八五〇円
・「カオラーナーセット（あんかけご飯）」八五〇円
・「カオカイチャオセット（挽肉入り玉子焼き）」八五〇円
・「クイッティオセット（タイラーメン）」八五〇円
・「クイッティオゲーンセット（タイ風カレーうどん）」八五〇円
・「クイッティオヌアセット（牛肉ラーメン）」八五〇円
・「パッタイセット（タイ焼きそば）」八五〇円
・「パッシイウセット（タイきし麺炒め）」八五〇円
・「ゲンキョウワンセット（グリーンカレー）」八五〇円
・「レッドカレーセット」八五〇円
・「シーフードカレーセット」九〇〇円
・「カオガバオセット（挽肉バジル炒め）」八五〇円
・「カオパックンセット（チャーハン）」八五〇円
・「カオラーナーセット（あんかけご飯）」八五〇円
・「カオカイチャオセット（挽肉入り玉子焼き）」八五〇円
・「クイッティオセット（タイラーメン）」八五〇円
・「クイッティオゲーンセット（タイ風カレーうどん）」八五〇円
・「クイッティオヌアセット（牛肉ラーメン）」八五〇円
・「パッタイセット（タイ焼きそば）」八五〇円
・「パッシイウセット（タイきし麺炒め）」八五〇円
・「ゲンキョウワンセット（グリーンカレー）」八五〇円
・「レッドカレーセット」八五〇円
・「シーフードカレーセット」九〇〇円
