続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「和風つけめん 丸長」【宮原】

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◆「和風つけめん 丸長」【宮原】

 ◎「半チャンつけ麺」八四〇円

 …昨晩は南越谷でしこたま浴びる様に飲酒し、何とか寝過ごして川越駅迄行く事も無く、
  無事に帰宅するも、風呂も入らず、汗や周囲の煙草の臭いが付着した儘、轟沈…。
  其の所為か、何だか身体が重苦しく、中々起きる事が出来ず、一〇時半に漸く床から這い出す。
  溜まりに溜まった洗濯物を遣っ付けないと、明日からの木綿のハンカチーフが無い。
  こう毎日暑くちゃ、太田裕美じゃなくても木綿のハンカチーフが欲しくなる…。
  怠い身体に鞭打ち、風呂に入り、洗濯物を干し、あっと言う間に時刻は正午。
  二日酔いではないが、呑んで起きた時の怠さを解消するには食事をするのが良い。
  水分を摂取し、空腹感を満たしてやるのが何よりの特効薬だ。
  とは言え、此の面倒臭がりの上に、優柔不断と来ている。
  何を頂こうかと逡巡していると、見る見る内に時間は過ぎ、気付けば十三時。
  取り敢えず外に出て、用足しも兼ねて自動車で出掛ける。
  と言っても、久し振りに行ってみるかと気が向いた先は、宮原駅近辺の此方。
  態々、自動車を走らせる距離でも無いが、此の暑さの中、歩くのも容易じゃないので…。
  此方を前回訪れたのは、二〇〇九年一月十八日で、約二年四ヶ月振りと成る。
  こうして、間が空いてしまう店が多々有るのだが、別段、何も意味は無いので悪しからず…。
  「丸長のれん会」に加盟する此方は、「丸長 坂戸店」の流れを汲む様だ。
  店に着くと先客は二組のみで、カウンター席に腰掛ける。
  此方では決まって「半チャンつけ麺」なので、其れを発注する。
  初めて此方を訪れた際は、先代の御主人が会計担当、其の奥様と思しき方が炒飯担当、
  そして、其の御子息と思しき今の御主人が麺の調理を担当していたが、
  今ではすっかり代替わりし、人員構成も様変わりしており、メニューも刷新され、
  昔有った中華人民共和国料理メニューは撤廃され、ラーメン、つけ麺、炒飯のみに削られている。
  程無くして、先に炒飯が出来上がって来る。
  外で頂く炒飯と言うのは、家では真似出来ない味が有り、非常に好きだ。
  此方の炒飯は作り手が以前と変わっているが、昔と変わらない味わいで、素朴乍ら、
  家では決して作れない味で、具は叉焼と玉葱で、此れに玉子が加わり、パラパラと解れ、
  昔懐かしい感じがして、ホッとしてしまう優しい味に感じられる。
  つけ麺のつけ汁が随分と早目に出された後、麺が遅れて差し出される。
  もう少し、間隔が狭い方が、つけ汁が冷めなくて済むのだが…。
  久し振りの此方のつけ麺は、麺がややピロピロした平麺で、黄色い色を帯び、縮れが効いている。
  此れを箸で手繰り、濃い色をしたつけ汁に潜らせて啜る。
  ムッチリした麺は、啜る際に縮れの喉越しが良く、スルスルと入ってしまう。
  水で良く〆られ、引き締まっており、弾力も適度に有って良い。
  つけ汁は甘酸っぱいのが特徴で、出汁は鶏ガラが基本なのか、あっさりとしたすっきり系で、
  仄かに生姜の様な風味も感じられ、其処に酢、一味唐辛子が加わり、全体的には濃い口。
  下手をすると、咽てしまいそうに成るので、注意が必要だ。
  具は短冊状に切られた叉焼と、麺麻が入る。
  こう暑いと、多少、酢の効いた物を身体が欲する様で、非常に食べ易い。
  〆は、何時もはスープ割りだなんて生温い真似はしないのだが、スープ割り用のポットが置かれ、
  各自で注ぐ方式へと変更されており、一々、店員に御願いするのが面倒臭くてスープ割りをしない、
  と言うのが一因である僕としては有り難く、久し振りにスープ割りをしてみる。
  すると、酸味と一味唐辛子の辛味がより際立ち、一気に毛穴が開いて発汗する。
  そんな中、外は熱帯雨林気候の様な盥を引っ繰り返した様な雨に見舞われ、
  自動車で来た事を喜ぶも、雨でびしょ濡れに成り、干した洗濯物も乾かず仕舞い…。

丸長 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ



住所: 埼玉県さいたま市北区奈良町12-15
営業時間、定休日:
最寄り駅: 宮原
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※2011年5月22日時点の情報です。
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