◎「ワンタンメン」七五〇円
…「暑い、暑い」と言い草臥れた感じだが、然りとて、暑さが和らぐ訳じゃないが、
自然と「暑い」と言う言葉が発せられ、不快な気分に苛まれている今日此の頃、
此の駄ブログの稀有な読者の皆様に於かれては、如何御過ごしだろうか…。
今日は幾分凌ぎ易いと言われているが、暑いものは暑い。
駅迄歩いて汗だくと言う事は無かったが、屋内で労働すれば、汗が止まりゃしない。
一着だけ持っているステテコを今日は穿いて来たので、背広のズボンの裏地が、
汗ばんだ太腿にベトッと張り付く忌まわしい気持ち悪さは回避出来る。
大掛かりな作業の為、延べ四人して労働し、十三時に一息入れるべく、昼御飯を摂りに出る。
僕の個人的な希望で、久し振りに「キッチン ブルドック」に決め、店へ向かう。
然し、何てこったい、生憎の定休日。
偶にしか行かない為、未だに定休日を覚えられないでいる駄目中年…。
四人して途方に暮れていても仕方が無いので、其の儘、細い路地を駅方向へ進み、
一月十九日以来、五ヶ月振りの此方へ御邪魔する。
傾斜の厳しい、時代の流れと逆行した造りの階段を上り、二階席へ。
暑いので、少しでも涼風を確保しようと、窓側のテーブル席に陣取る。
僕の周囲の同僚の方々は、「もやしそば」が旨いと評判だが、
流石に此の真夏の陽気で、只でさえ熱いラーメンに、熱熱の餡掛けが乗った物は僕は無理。
食べたくもないし、見るのも嫌…。
と言う訳で、此処最近は此方では「ワンタンメン」と決めている。
普通の「ラーメン」だけでは物寂しいので、一五〇円を足して頂けるのは魅力。
此方は価格設定が可笑しく、「チャーシューメン」は一三〇〇円もするので…。
冷水を只管に飲み、窓の外から風を受け、身体を冷却する事に努める。
そして、逸早く、僕の「ワンンタンメン」が遣って来る。
餡掛けは、餡も掛かるが、時間も掛かる…。
先ずは、五ヶ月振りのロイクーなプースーから啜る。
揚げ葱がたっぷり浮いたプースーは、油っぽいと思いきや、香ばしいコクが有り、
醤油味が円やかに成り、角が取れ、丸味を帯びた優しい味わいで良い。
然し、しっかりと醤油ダレの味が効いており、床しい味わいだ。
昔懐かしいと言う陳腐な言葉で片付けてしまうには余りにも勿体無い。
萌やしは茹で時間短めのシャキシャキしたさっぱりした物。
「二郎」系の野菜に慣れてしまっている僕としては、もう少しクタッとした方が良い。
麺は平麺で、腰が効いているとか言う感じは無く、長年培った感で茹で上げた感じの麺で、
ツルツルとした口当たり、適度なモチモチ感が有り、喉越しも良い。
雲呑はプルルンとして、プースーを吸い、口に入れるとドゥルルンと音がしそう。
熱熱で、口内を火傷しそうだが、水を飲み乍ら耐え、旨さを堪能する。
具の叉焼は、如何せん、此方では高級品。
此れもプースーを吸わせて齧り付くと、ムチッとした赤身の多い物だが、味が染みていて旨い。
脂身もちゃんと付着しており、雲呑とは違うプルンとした感じが美味。
半個の味付け玉子は御田の様で、黄身がモソモソして噎せそうだが、此れが良い。
御田の玉子は酒の摘みとして最高だ…。
ロイクーなプースーは味が非常に宜しいので、全て飲み干し、栄養を充填する。
自然と「暑い」と言う言葉が発せられ、不快な気分に苛まれている今日此の頃、
此の駄ブログの稀有な読者の皆様に於かれては、如何御過ごしだろうか…。
今日は幾分凌ぎ易いと言われているが、暑いものは暑い。
駅迄歩いて汗だくと言う事は無かったが、屋内で労働すれば、汗が止まりゃしない。
一着だけ持っているステテコを今日は穿いて来たので、背広のズボンの裏地が、
汗ばんだ太腿にベトッと張り付く忌まわしい気持ち悪さは回避出来る。
大掛かりな作業の為、延べ四人して労働し、十三時に一息入れるべく、昼御飯を摂りに出る。
僕の個人的な希望で、久し振りに「キッチン ブルドック」に決め、店へ向かう。
然し、何てこったい、生憎の定休日。
偶にしか行かない為、未だに定休日を覚えられないでいる駄目中年…。
四人して途方に暮れていても仕方が無いので、其の儘、細い路地を駅方向へ進み、
一月十九日以来、五ヶ月振りの此方へ御邪魔する。
傾斜の厳しい、時代の流れと逆行した造りの階段を上り、二階席へ。
暑いので、少しでも涼風を確保しようと、窓側のテーブル席に陣取る。
僕の周囲の同僚の方々は、「もやしそば」が旨いと評判だが、
流石に此の真夏の陽気で、只でさえ熱いラーメンに、熱熱の餡掛けが乗った物は僕は無理。
食べたくもないし、見るのも嫌…。
と言う訳で、此処最近は此方では「ワンタンメン」と決めている。
普通の「ラーメン」だけでは物寂しいので、一五〇円を足して頂けるのは魅力。
此方は価格設定が可笑しく、「チャーシューメン」は一三〇〇円もするので…。
冷水を只管に飲み、窓の外から風を受け、身体を冷却する事に努める。
そして、逸早く、僕の「ワンンタンメン」が遣って来る。
餡掛けは、餡も掛かるが、時間も掛かる…。
先ずは、五ヶ月振りのロイクーなプースーから啜る。
揚げ葱がたっぷり浮いたプースーは、油っぽいと思いきや、香ばしいコクが有り、
醤油味が円やかに成り、角が取れ、丸味を帯びた優しい味わいで良い。
然し、しっかりと醤油ダレの味が効いており、床しい味わいだ。
昔懐かしいと言う陳腐な言葉で片付けてしまうには余りにも勿体無い。
萌やしは茹で時間短めのシャキシャキしたさっぱりした物。
「二郎」系の野菜に慣れてしまっている僕としては、もう少しクタッとした方が良い。
麺は平麺で、腰が効いているとか言う感じは無く、長年培った感で茹で上げた感じの麺で、
ツルツルとした口当たり、適度なモチモチ感が有り、喉越しも良い。
雲呑はプルルンとして、プースーを吸い、口に入れるとドゥルルンと音がしそう。
熱熱で、口内を火傷しそうだが、水を飲み乍ら耐え、旨さを堪能する。
具の叉焼は、如何せん、此方では高級品。
此れもプースーを吸わせて齧り付くと、ムチッとした赤身の多い物だが、味が染みていて旨い。
脂身もちゃんと付着しており、雲呑とは違うプルンとした感じが美味。
半個の味付け玉子は御田の様で、黄身がモソモソして噎せそうだが、此れが良い。
御田の玉子は酒の摘みとして最高だ…。
ロイクーなプースーは味が非常に宜しいので、全て飲み干し、栄養を充填する。
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※2011年1月19日時点の情報です。
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