続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「居酒屋 やず」【宮原】

◆「居酒屋 やず」【宮原】

 …木曜日。
  何だかんだで疲労し、汗をかいて仕事をし、十九時過ぎに池袋で仕事を終えて外に出れば、
  何てこったい、雨が降ってやがり、其れも、傘を差さねば成らない程の雨量。
  重たい鞄を肩から提げ、脱臼しそうに成りつつ、左手には紙袋を持ち、
  其の状態で傘を差せと言う方が酷で、千手観音じゃないんだから無理だ…。
  湘南新宿ラインにやっとの思いで乗車し、やっとこさっとこ帰って来る。
  何だか、久し振りに此方で「電氣ブラン」が遣りたくて、週末を前にちょいと外で飲酒…。

 ◎「アサヒスーパードライ生ビール(中)」四五〇円
 …店に入り、何時もの奥のバーの様なカウンターの席に腰掛け、重たい荷物を下ろし、
  清清とした所で、先ずは御決まりのルービーを発注。
  こう暑くちゃ、麦酒が必需品で、主食が麦酒でも良い位だ。
  冷えた麦酒をグイッと呷れば、自然と溜息が放出される。
  放射性物質じゃあるまいし、溜息位、何度吐いても良かろう…。
  御通しは八頭の煮物。

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 ◎「串揚げ(5品盛り)」五〇〇円
 …前回御邪魔したのが五月二十一日と、約一ヶ月の御無沙汰と成ってしまった間に、
  何時の間にかメニューに串揚げが加わっており、何だか嬉しくなってしまう。
  焼き鳥や串揚げは麦酒の摘みとして最高だ。
  「10品盛り」も有ったが、流石に独りで其れは遣り過ぎと自重し、「5品盛り」を発注。
  内容は記されているが、日替わりで、マスターの御任せで変更が有る模様。
  そして、白い「ヤマザキ春のパンまつり」で貰えそうな皿の上には、狐色の串揚げが五本盛られて登場。
  此の手の串揚げの盛り合わせは、食べる迄、中身が分からないのが或る意味で愉しい。
  一本目を、別皿のソースに付けて齧ると、豚肉と葱の「葱間」。
  此れぞ、串揚げの基本と言って良かろう。
  豚カツ然り、豚肉のカツは間違い無く旨く、其処へ火を通すと甘くなる葱が加われば最高に旨い。
  二本目は少し捻って、ウィンナーと獅子唐と言う組み合わせ。
  ウィンナーのバツッと弾ける様な食感と、獅子唐のほろ苦さが意外と合う。
  三本目は、メニューにも記されている「あじしそ」と言う物で、鰺に紫蘇を巻き付けた物。
  鰺フライを始め、魚のフライは不得手だが、此れ位の大きさならば大丈夫。
  好きな紫蘇で巻かれているので、風味が良く、苦も無く、美味しく頂ける。
  四本目は直ぐに分かる烏賊。
  烏賊フライも偶に頂くと美味しく、齧ると烏賊の皮が噛み切れずに伸びるのが面白かったりする。
  そして最後、僕が好んで頂ける数少ない野菜の一つ、パラガス。
  茹でたパラガスも好きだが、揚げたパラガス、串焼きのパラガスも好きだ。

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 ◎「にら玉」四〇〇円
 …久し振りに韮玉を頂いてみる事にする。
  此方を初めて訪れた際、此の韮玉を頂き、人生で今迄頂いていた醤油と砂糖の甘辛い、
  汁気の有る韮玉と違い、塩胡椒で味付けされた塩っぱい韮玉に衝撃を受けた。
  其れ以来、御邪魔する度に発注していたが、何時の頃からか、御無沙汰してしまっている。
  半熟の玉子の黄金色が眩しい程で、トロットロでふんわり柔らか。
  此れが塩胡椒の味付けなのが新鮮だ。
  却って、此の方が酒の摘みとしては合うのかも知れない。

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 ◎「ぎょうざ」三〇〇円
 …酒は疾うに「電氣ブラン」へと替わり、摘みも何時ものを発注。
  何だか、此方の安っぽい冷凍餃子が何だが心地好く、妙に「電氣ブラン」に合う気がする。
  宇都宮餃子や「ぎょうざの満洲」と比べては何だが、齧ると肉汁がピュッと溢れ出るし、
  表面はカリッと香ばしく、皮はモチモチして旨味が有るし、餡も肉が多過ぎず旨い。
  勿論、焼き方の妙も有るのだろうが。
  吃驚する程旨くなくても、普通に旨ければ十分。

 此の日は麦酒二杯、「電氣ブラン」を堪能し、週末前に英気を養う事が出来る…。

居酒屋やず [ 居酒屋 ] - Yahoo!グルメ



住所: 埼玉県さいたま市北区宮原町3丁目275
営業時間、定休日:
最寄り駅: 宮原
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※2011年5月21日時点の情報です。
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