続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「キッチン ブルドック」【大井町】

イメージ 1

◆「キッチン ブルドック」【大井町

 ◎「オムライス」八八〇円

 …灼熱地獄の週末も、あっと言う間に過ぎ去ってしまう。
  全く休まった気がせず、常に疲労を引き摺っている様な感じ。
  寝ても熟睡が出来る訳でもなく、熱帯夜続きで、もううんざり…。
  夜中に何度も目が覚め、其の都度、麦茶で水分補給をし、雪隠で放尿をする毎日。
  朝方は開け放った窓から、隣家の換気扇の排気口から揚げ物の臭いが入り込み、
  其れで叩き起こされ、窓を閉め、ぶんむくれで不貞寝。
  其の一、二時間後に目覚ましが鳴れば、寝起きが良い筈が無い。
  グッタリとして身支度を整えて外に出れば、陽射しが眩しく、立ち眩みしそう…。
  今日は流石に、大きい汗拭きタオルを持ち、丸で、銭湯に出掛けるかの様。
  駅迄の道程を歩けば、直ぐに汗拭きの出番は訪れ、風呂上がりの見苦しい中年の出来上がり。
  満員電車に乗車すれば、車掌の胸先三寸なのか、今日は冷房の効きが良い。
  然し、武蔵浦和駅を過ぎ、混雑が増して来ると、立っている客に送風口が遮られ、
  冷風を浴びる事が出来ず、徐々に暑さが増し、じんわりと汗が滲み出して来る。
  やっとこさっとこ、大井町に辿り着き、仕事に突入し、汗だくで取り掛かる。
  週末明けと言う事も有り、慣らし運転をしつつも、すべき事が多いので悠長にしても居られない。
  嗚呼、汗が止まりゃしない…。
  十三時に成り、喉もカラカラに成り、昼御飯を摂る事にする。
  選択肢は二つ、「麺場 風天」で「煮干し塩そば」か、前回に続いて「キッチン ブルドック」。
  先ず、「麺場 風天」に行くと、流石に此の暑さの所為か、店内は空席だらけ。
  空いていて良いが、そう成ると、ラーメンを啜るのは暑さが募り、気分が滅入る…。
  必然的に「キッチン ブルドック」に足を運び、此方も負けずに暑そうだが、意を決して入店。
  今日の日替わりは「Aランチ(チキンカツとカレー盛合せ)」。
  此の表示を見た途端、前回と同じなので回避し、念願の「オムライス」を発注する事を決意。
  カウンター席の間に挟まり、メニューを捲り、其の「オムライス」を発注し、
  後は出された冷水を只管に飲み続け、火照った身体を冷やす事に専念する。
  厨房内を具に観察し、調理工程に見入る。
  オムライスの御飯、即ち、チキンライスは予め作り置きされた物が用意されている。
  そして、フライパンに玉子を割り入れた後、其のチキンライスを投入して温め直すと言った感じ。
  熱が行き渡った所で、中華人民共和国人風の調理人が皿を持ち、其処にフライパンから移す。
  御飯の量が多く、こんもりと円墳の様に盛り上がっており、其処にケチャップが掛けられる。
  此方は何時もハツの形が描かれ、更にデミグラスソースが添えられて提供される。
  さあ、銀の匙を手に取り、一心不乱に掬って掻っ込もう。
  玉子は固焼きなのは残念だが、下町の古くからの洋食屋のオムライスと言った趣きが出ている。
  チキンライスは作り置きと言えども、言われなければ分からない。
  具は鶏肉と西洋松茸がゴロゴロ入っており、御飯の量だけでなく、具も盛り沢山だ。
  デミグラスソースはあっさり目と言うか、サラッとした感じ。
  やや、仄かな酸味が有り、さっぱりとした味わい。
  其れにしても、御飯の量が多いので、食べ応え十分。
  味噌汁が付かないので、噎せっぽいと言うか、モソモソしてしまう。
  他にも魅惑的なメニューが多く、メンチカツを発注している客も多い。
  生姜焼き定食、ハンバーグ、ナポリタン…、嗚呼、堪らんチ会長…。

ブルドック [ 洋食 ] - Yahoo!グルメ



住所: 東京都品川区東大井5丁目4-13
営業時間、定休日:水曜日
最寄り駅: 大井町
Yahoo!グルメでこの店舗のクチコミを見る

※2011年1月11日時点の情報です。
ID:0000820982


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/taakun_latitude88north/20010101/20010101000000.gif