◎「ロースカツカレー」六八〇円+「チーズ」一八〇円+「納豆」一五〇円+「四〇〇グラム」一〇〇円
…昨晩は諸般の事情で正月以来で深谷の実家に帰り、珍しく持て成され御馳走に有り付く。
出来合いの物とは言え、刺身、焼き鳥、寿司を鱈腹頂き、麦酒もしこたま呷れば、
すっかりヘベのレケで、帰りの電車で寝過ごしてしまいそうになりつつ帰宅。
然し、帰って寝ようにも、此の馬鹿の様な狂った暑さが障害と成り、眠れやしない。
冷房を点けていてもだ…。
夜中の三時に冷房の風が直接当たる場所に移動し、熟睡とは程遠い暮らしだ。
週末の休みの日と言うのに、朝起きればグッタリと疲労しており、
偶の休みでも休んだ気がしないのは気の所為だろうか…。
ぼんやりと午前中を過ごし、溜まった洗濯物を遣っ付ければ、外は気が可笑しく成りそうな暑さ。
猛暑、酷暑、激暑、爆暑、烈暑…、発狂しそうな暑さで、生きているのが嫌に成る。
時刻は既に正午を過ぎ、昼御飯の心配をせねば成らないが、此の暑さじゃ、外に出るのも気が進まない。
とは言え、家には食糧が有るじゃ無し、渋渋、立ち眩みしそうな暑さの中、外に出る。
午前中、滅多に点けないアナログテレヴィヂョンを観ていると、カレーの特集をしており、
カレーと言えば、何だか無性に此方のカレーを頂きたくなって訪れる。
「ケンタッキーフライドチキン」然り、時折、無性に食べたくなる物が有る…。
店に着き、カウンター席に腰掛け、先ずは冷水をがぶ飲みする。
メニューを手繰り、脳内で予め何と無く決定したメニューを再考する。
普段は「ロースカツカレー」+「チーズ」+「四〇〇グラム」が専らだが、
此の暑さの所為か、身体が粘粘した物を欲している様で、納豆も追加してみる。
チーズに納豆とは、糸が引き過ぎて如何なるのだろうかと懸念したが、物は験しだ。
出来上がった出されたカレーを見て、食欲がそそられる。
何時もの様に、皿の縁に福神漬けを此れでもかと言う位に盛り付け、食事を開始する。
端っこから匙で掬って頂く。
福神漬けのポリポリした歯触りと、カレールウとチーズが絡み合い、最高に旨い。
矢張り、カレーにチーズは欠かせない。
此方でチーズの入っていないカレーなんて、「クリープ」の入っていない珈琲の様だ…。
糸を引き、辛さが和らぎ、円やかな口当たりで宜しい。
ロースカツは冷凍の物だが、サクサクした衣が軽く、ゴテゴテした執拗さは無い。
そして、懸案の納豆だ。
熱いルウを掛けられたので、納豆の匂いが強烈に発せられている。
日本人と生まれたからには、此のオイニーは好きだ。
ヅルヅルと啜り込む様に掻っ込むと、口内が一気に粘粘感に襲われる。
此れが何だか心地好く、急に和風の趣きへと早変わり。
葱と和辛子が合いそうな感じで、納豆掛け御飯を頂いているかの様で嵌りそうだ。
チーズとも相性が良く、ヅルヅル、粘粘と、物凄い事に成るが旨い。
東大宮と言えば「ジャンクガレッジ」だが、流石に此の糞暑い中を並ぶ度胸は無く、
幾ら好きでも、熱いラーメンを啜る気力は無く、流石にジロリアンでも暑さには負ける…。
程好い辛さで、然も手っ取り早く匙で掬って頂けるカレーは中々良い。
出来合いの物とは言え、刺身、焼き鳥、寿司を鱈腹頂き、麦酒もしこたま呷れば、
すっかりヘベのレケで、帰りの電車で寝過ごしてしまいそうになりつつ帰宅。
然し、帰って寝ようにも、此の馬鹿の様な狂った暑さが障害と成り、眠れやしない。
冷房を点けていてもだ…。
夜中の三時に冷房の風が直接当たる場所に移動し、熟睡とは程遠い暮らしだ。
週末の休みの日と言うのに、朝起きればグッタリと疲労しており、
偶の休みでも休んだ気がしないのは気の所為だろうか…。
ぼんやりと午前中を過ごし、溜まった洗濯物を遣っ付ければ、外は気が可笑しく成りそうな暑さ。
猛暑、酷暑、激暑、爆暑、烈暑…、発狂しそうな暑さで、生きているのが嫌に成る。
時刻は既に正午を過ぎ、昼御飯の心配をせねば成らないが、此の暑さじゃ、外に出るのも気が進まない。
とは言え、家には食糧が有るじゃ無し、渋渋、立ち眩みしそうな暑さの中、外に出る。
午前中、滅多に点けないアナログテレヴィヂョンを観ていると、カレーの特集をしており、
カレーと言えば、何だか無性に此方のカレーを頂きたくなって訪れる。
「ケンタッキーフライドチキン」然り、時折、無性に食べたくなる物が有る…。
店に着き、カウンター席に腰掛け、先ずは冷水をがぶ飲みする。
メニューを手繰り、脳内で予め何と無く決定したメニューを再考する。
普段は「ロースカツカレー」+「チーズ」+「四〇〇グラム」が専らだが、
此の暑さの所為か、身体が粘粘した物を欲している様で、納豆も追加してみる。
チーズに納豆とは、糸が引き過ぎて如何なるのだろうかと懸念したが、物は験しだ。
出来上がった出されたカレーを見て、食欲がそそられる。
何時もの様に、皿の縁に福神漬けを此れでもかと言う位に盛り付け、食事を開始する。
端っこから匙で掬って頂く。
福神漬けのポリポリした歯触りと、カレールウとチーズが絡み合い、最高に旨い。
矢張り、カレーにチーズは欠かせない。
此方でチーズの入っていないカレーなんて、「クリープ」の入っていない珈琲の様だ…。
糸を引き、辛さが和らぎ、円やかな口当たりで宜しい。
ロースカツは冷凍の物だが、サクサクした衣が軽く、ゴテゴテした執拗さは無い。
そして、懸案の納豆だ。
熱いルウを掛けられたので、納豆の匂いが強烈に発せられている。
日本人と生まれたからには、此のオイニーは好きだ。
ヅルヅルと啜り込む様に掻っ込むと、口内が一気に粘粘感に襲われる。
此れが何だか心地好く、急に和風の趣きへと早変わり。
葱と和辛子が合いそうな感じで、納豆掛け御飯を頂いているかの様で嵌りそうだ。
チーズとも相性が良く、ヅルヅル、粘粘と、物凄い事に成るが旨い。
東大宮と言えば「ジャンクガレッジ」だが、流石に此の糞暑い中を並ぶ度胸は無く、
幾ら好きでも、熱いラーメンを啜る気力は無く、流石にジロリアンでも暑さには負ける…。
程好い辛さで、然も手っ取り早く匙で掬って頂けるカレーは中々良い。