◆「鮨処 いっしん」【日進】
…昨晩。
日中は余りの暑さで家に引き籠り。
冷房を点け、只、ジッと蹲る様にして、暑さが過ぎ去るのを待つ。
節電の折、冷房を点けていたと記せば、「此の非国民が！」と言う人も居ろうが、
独り暮らしで、テレヴィヂョンを意味も無く点ける訳じゃ無し、電気ポットを使うじゃ無し、
電子レンジを使うじゃ無し、他で使用していないのだから、冷房位は点けても構わなかろう…。
夕方に成り、毎週恒例のサザエさん症候群を患い、新しい一週間を悲観してみる。
此の暑さも相俟って、生きているのが堪らなく嫌に成る。
死んだ方が、只でさえ冷たくなった上に、ドライアイスで冷やして貰えるので、
余程涼しかろうと、少し羨ましくも成る…。
とは言え、自害する勇気も無く、只、無駄に生き長らえるしかないので、
取り敢えず、今週も、週末最後の御愉しみに此方へ出掛ける…。
日中は余りの暑さで家に引き籠り。
冷房を点け、只、ジッと蹲る様にして、暑さが過ぎ去るのを待つ。
節電の折、冷房を点けていたと記せば、「此の非国民が！」と言う人も居ろうが、
独り暮らしで、テレヴィヂョンを意味も無く点ける訳じゃ無し、電気ポットを使うじゃ無し、
電子レンジを使うじゃ無し、他で使用していないのだから、冷房位は点けても構わなかろう…。
夕方に成り、毎週恒例のサザエさん症候群を患い、新しい一週間を悲観してみる。
此の暑さも相俟って、生きているのが堪らなく嫌に成る。
死んだ方が、只でさえ冷たくなった上に、ドライアイスで冷やして貰えるので、
余程涼しかろうと、少し羨ましくも成る…。
とは言え、自害する勇気も無く、只、無駄に生き長らえるしかないので、
取り敢えず、今週も、週末最後の御愉しみに此方へ出掛ける…。
◎「生ビール（中）」五八〇円
…先週に続き、今回も其れなりに混雑しており、少人数が好きな僕は戸惑ってしまう。
カウンター席の間に挟まり、何とか席を確保し、自動的に麦酒が遣って来る。
取りも直さず、此の日の口開けだ。
こう暑くちゃ、麦酒、否、水分の補給は死活問題だ…。
グイッと呷れば、炭酸の爽快感が心地好く、シュワシュワっと喉を刺激する。
…先週に続き、今回も其れなりに混雑しており、少人数が好きな僕は戸惑ってしまう。
カウンター席の間に挟まり、何とか席を確保し、自動的に麦酒が遣って来る。
取りも直さず、此の日の口開けだ。
こう暑くちゃ、麦酒、否、水分の補給は死活問題だ…。
グイッと呷れば、炭酸の爽快感が心地好く、シュワシュワっと喉を刺激する。
◎「あんこう肝」五一〇円
…少し間を置いて、ママさんが小鉢を持って来て呉れる。
冬の味覚の王様で、初夏に少しだけ入荷する事の有る鮟鱇肝が、今回も入荷した様で有り難い。
ポン酢を御決まりの如く、なみなみと溢れる程にぶっ掛けて頂く。
毎週の様にポン酢を大量に摂取しているにも拘らず、一向に身体が柔らかくなる気配は無い…。
味は言わずもがなだが、蒸し上げたばかりと見えて仄かに温かく、コッテリとして濃厚で、
何とも言えない深いコクが印象的で、残ったポン酢も勿論飲み干す。
◎「鰯」一六〇円
…鮟鱇肝を摘みに麦酒を堪能した後は寿司に取り掛かろうと、〆鯖と鰯を発注。
先に握って出して呉れたのは今が旬の鰯で、マスターも旨さに関しては太鼓判を押す。
身が白っぽく、見るからに脂が載っているのが分かり、口に入れるなりトロンとした舌触り。
後は口内の温度で脂が溶け出す様な感じで、青魚の風味も心地好い。
◎「〆さば」二三〇円
…間に他の客の注文が入ってしまい、少し間を置いて出される。
此の時期の鯖は卵を持ってしまい、栄養が其方に全て行ってしまうので身は脂が薄いが、
そんな中でも、マスターの目利きで脂の割かし載った鯖を仕入れて来る。
しっとりとしていて、パサパサ感は全く無い代物で、〆加減も絶妙で、冬場の鯖と遜色無い。
◎「鰺」二三〇円
…続いて、鰯と同じく、此の時期が旨い鰺を頂く。
昨年の今頃、トロにも勝るとも劣らない鰺の旨さを知り、僕の中で空前の鰺ブームが巻き起こる。
此方も口に入れるとトロンと柔らかく、脂の載りが分かる口当たり。
其れで居て、プリッとした弾力は害われておらず、旨味が凝縮されている。
◎「まぐろ」二三〇円
…中盤の重要な位置を任せられるのは、寿司の華・鮪を置いて他無い。
西日本は刺身の王様は鯛らしいが、関東地方、東日本では鮪だろう。
今回のも中トロと言って良い位の物で、見た目で分かる程で、頂いてみれば一目瞭然。
トローっと舌と同化する様な感じで、赤身の特有のネットリ感、酸味も堪能出来る。
◎「ぼたんえび」二三〇円
…此の所、ずっと二三〇円で提供されており、今回は「今月のサービス品」としてある。
来月に成ったら、元の三二〇円に戻ってしまうのかと思うと、今の内に頂いておかねば…。
生の海老、然も肉厚な物を口に入れた時の蕩け具合、ひんやり感は実に贅沢だ。
噛めば軽いプリプリした食感と、ネットリとした甘味が、優雅な心持ちにさせて呉れる。
◎「すじ子」三二〇円
…名残惜しいが、そろそろ〆に取り掛かる時間のタイムが遣って来た様だ。
我が讀賣巨人軍のセットアッパー、クローザーは固定出来ずに苦労しているが、
此方に於いては、不動のプリン体、赤々と宝石の様に煌く筋子。
姫鱒の筋子だが、力強いプチプチ感が良く、塩気、味付けも絶妙で、丼にして頂きたい程。
◎「煮穴子」三二〇円
…さて、〆はと言えば、此方の一番人気の鉄板メニューの煮穴子。
昨年は埼玉新聞社刊「埼玉ホントにうまい店３」に、此の煮穴子が掲載された程。
其の直後は俄かファンが増えて困ったが、今回もしっかりと頂いておく。
歯の無い年寄り、乳児でも食べられる程に柔らかく、身悶えしそうな旨さだ。
甘辛い濃厚な煮ツメとの相性は抜群で、思わず、ウンと頷いてしまいそうだ。
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住所： 埼玉県さいたま市北区日進町2丁目1616-5
営業時間：11:30～14:30、17:30～21:30、定休日：水曜日
最寄り駅： 日進(埼玉県)
Yahoo!グルメでこの店舗のクチコミを見る
営業時間：11:30～14:30、17:30～21:30、定休日：水曜日
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※2011年6月13日時点の情報です。
ID:0000301944
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