続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「三浦のハンバーグ」【池袋】

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◆「三浦のハンバーグ」【池袋】

 ◎「ダブルハンバーグ(150グラム)」六八〇円+「ライスセット」二〇〇円

 …今週は仕事に於いて、急遽の予定変更、大どんでん返しの恐怖に怯え、身の縮む思いだ。
  先週から、二転三転どころか、八転九転位の変更が続いており、心身共に疲労困憊。
  仕事だから皆、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで遣っているが、普通じゃ有り得ない…。
  家に帰って寝ても、此の暑さも加わり、熟睡は出来ず、朝はグッタリ。
  目が覚めても暫く起き上がる事が出来ず、明らかな睡眠不足。
  其れでも、何とか這い上がり、身支度を整え、灼熱の屋外へと出る。
  此の暑さは、人の生きる気力、生気、全てを吸い取る様に、異様な迄にギラギラしている。
  汗だくで満員電車に乗り込み、池袋へと出掛ける。
  大宮駅を過ぎ、武蔵浦和駅に着く迄は車内の冷房も、風が行き渡って涼しいのだが、
  武蔵浦和駅赤羽駅で大勢が乗り込んで来るので、人熱れで車内温度が急上昇し、
  其の上、人の壁に遮られ、冷房の風が遮蔽されてしまい、冷房の効き目は一気に薄れ、灼熱地獄。
  吐き出される様に池袋駅に降り立てば、もう、揉みくちゃでヨレヨレの状態で、
  外気の涼しさに清々するも、此れから労働する気力が奪われる…。
  其れでも、溜まった残務を熟し、一〇時過ぎから外出し、仕事に従事する。
  十三時に成り、前の晩に晩酌の当てに甘海老しか頂いていないので腹が減り、
  腕白ブラザーズ三人で昼御飯を摂りに出掛ける。
  個人的に当ては、宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」内に在る、
  「伊達の牛たん本舗」で牛タンか、超高級百貨店・西武百貨店内に出来たと昨日知った、
  「九州じゃんがら」で数年振りに「ぼんしゃん」か、「三浦のハンバーグ」で腕白飯。
  選択肢の中から何処が良いかと尋ねたら、ゆとり世代がハンバーグが良いと言うので此方へ。
  六月二日以来、一ヶ月半振り、三度目の訪店と相成る。
  前回訪店時、次回訪れる際は「ダブルハンバーグ」を頂こうと決めていたので、発注はすんなり。
  そして、毎月三日、十三日、二十三日は、「三浦のハンバーグ」だけに三の付く日と言う事からか、
  チーズとグリルソーセージが無料で付けられると言うので、有り難い限りでソーセージで御願いする。
  テレレはと言うと、「ガーリックしょうゆ」、「てりやきソース」、「てりやきマヨネーズソース」、
  「和風おろしソース」、「ねぎ旨塩ソース」、「和風おろし+ねぎ旨塩ソース」、
  そして、矢張り、此のチーズと目玉焼きの乗ったハンバーグに合うのは「特製デミグラスソース」。
  丁度、前に四人の客が入ったばかりと見え、出来上がりに暫く待たされる。
  其の間、冷水を只管呷り、手持ち無沙汰と言う心配は無い。
  十五分強で漸く、熱い鉄板に乗せられ、ヂウヂウ言い乍らハンバーグが遣って来る。
  早速、先ずはチェダーチーズの乗ったハンバーグから頂く。
  ハンバーグは、手捏ねを売り物にしており、発注後に厨房内からペチペチと、
  伊太利亜娘の桃尻を引っ叩く様な音が木霊している程なので、肉汁が大量に溢れ出し、物凄い事に。
  肉は粗挽きと言う感じでは無く、肌理細かい感じで、腕白中年は悶絶しそうな程に好き。
  ソーセージはパキっと音がし、丸で、若い婦女子の弾ける様な太腿の様。
  僕も数年前、八歳下の二十二歳の娘と付き合っている頃は、其りゃ、もう…。
  嗚咽しそうなので閑話休題
  目玉焼きは、茨城県は奥久慈鶏の玉子で、初めから相当の半熟で、ハンバーグの斜面に乗せられ、
  重力に抗って、頑張って持ち堪えていたが、黄身が決壊し、鉄板は奥久慈卵の一寸した海に。
  黄身にハンバーグやら、付け合わせの揚げじゃが芋やら、玉蜀黍やらを絡め合わせて頂く。
  濃厚な旨味、甘味が纏わり付いて実に素敵。
  御飯には卓上の塩化ナトリウムを振り掛けて頂くのが、此方を訪れたかった理由。
  只でさえ、高血圧患者で塩気が好きな上、此の暑さで体内の塩分が失われ行くので、
  的確にこうして塩分を補充しなければ成らないので、此の「塩ぶっ掛け御飯」は実に美味。
  御飯の御替わりが自由なだけに、此れは非常に有り難い。
  御替わりを二回し、胃袋を満タンにし、午後の業務に立ち向かう。