続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「シェーキーズ」【茅ヶ崎】

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 ◎「ランチタイム食べ放題」八五〇円+「コカコーラ」一五〇円

 …昨日に引き続き、今朝も家を出ると、身体で感じる空気が違う。
  モワっと纏わり付く様な蒸し暑さは無く、カラッとした清清しい陽気。
  思わず、「すみれ ひま~わり~ フリ~ジア~♪」と歌ってしまいそう。
  然し、陽射しはと言うと、駅へと歩いていると、徐々に激しさを増して来る。
  其れでも、湿度が低く、空気が爽やかだと汗の出る量は格段に少ない。
  こうも違うのかと吃驚する位で、タオルの出番も、巨人で言うと古城と同じ位…。
  湘南新宿ラインに揺られ、南国・茅ヶ崎へと出掛ける。
  幾ら九月に成ったとは言え、波乗り板を抱え、浜辺用のダルサンを履いて、
  海水パンツを穿き、上半身裸でネクタイをしている会社員とかが居ても不思議ではない…。
  仕事に突入し、汗を迸らせ乍ら、すべき仕事を熟して行く。
  十三時に成り、一段落付いたので、昼御飯を頂く。
  今日は、何が何でも「えぼし麺 菜良」で暴力的な「二郎」系の「あえそば」を頂こうと、
  昨日から決めており、今日も十二時頃からそわそわと浮き足立つ位に心待ちにする。
  茅ヶ崎駅の地味な方、磯の香りのする南口へと向かい、御目当てに驀ら。
  其の角を右に折れれば、直ぐに店が見えると言う場所迄行き、右に折れると、
  「何ですとぉーーー!」、閉店ガラガラ…。
  貼り紙には、五日から九日迄休業との事で、思わず、「休み過ぎ…」と心の中で呟く。
  酷い喪失感に襲われ、其の場で膝から崩れ落ちそうな感覚に見舞われる。
  突如、鉛の様に重たくなった足取りで、踵を返し、元来た道を戻る。
  茅ヶ崎と言えば、此方以外には考えられず、此の期に及んで他に行くと言うのは、
  巨人で言えば、ラミレスの代わりに、寺内を四番に据える様なものだ。
  例えが分かり辛くて申し訳無いが、其れが此の駄ブログの特徴なので、御勘弁願いたい…。
  さて、困ったなと、昼食難民に成り掛けつつ、茅ヶ崎駅前を彷徨う。
  そうだ、腹の虫が喚き散らす程に空腹なので、「シェーキーズ」でザーピー食べ放題にしよう。
  妙案が浮かんだとばかりに、二〇〇八年三月十一日以来、実に三年半振りに訪れる。
  店に入り、先ずは会計を済ますのだが、其のレジにスッと立つ女性の店員様が、
  其れがまあ、綺麗で、否、美しく、年の頃なら二十七、八、三〇凸凹、否、
  其の嫌らしくない色っぽさは、三十路ならではのものだろうか…。
  皆様に分かり易く、芸能人に例えるならば、御茶の間でもすっかり御馴染みの、
  すず風にゃん子・金魚のにゃん子師匠を二十五歳若くして美しくした感じ。
  其の別嬪さんを、昨日に続き、冷めた仕草で熱く見て、先に会計を済ます。
  席に着き、皿を受け取り、後はザーピーを取りに行き、只管に食べるのみ。
  さて、先ずは、「プレーン」、「イカ&オリーブ」、「エビ&マヨネーズ」、「ビーフ&ペッパー」。
  「プレーン」はザーピーソースとチーズのみで、簡素乍ら、直球的な味わいで好き。
  「イカ&オリーブ」、「エビ&マヨネーズ」は、プリン体豊富な甲殻類が良く、
  「ビーフ&ペッパー」は、ピリッとした黒胡椒の刺激と、牛肉のそぼろの組み合わせが良い。
  「フライドポテト」は此方の特有で、棒状ではないのが新鮮で、ホクホク感を存分に味わえる。
  二回戦に入り、「ダブルチーズ」は二種類のチーズが濃厚に絡み合い、此れが一番好みかな。
  「ペパロニ」はサラミが乗り、亜米利加式ザーピーソースらしく、野生的な味わい。
  「ビーフ&オニオン」は…。
  此処迄来ると、味が如何だったかの記憶は薄い…。
  「ミートソース」も啜るが、残念な事に、粉チーズの備えが無い。
  此れで美味しさが半減してしまう。
  三回戦に突入し、前の「ミートソース」のテレレの跡が汚らしくて申し訳無い…。
  九月限定と言う「レモンポテトのガーリックピザ」と言う物で、
  レモンペッパーと言う物で味付けされており、確かに、酸味の効いたじゃが芋の味わい。
  「キノコの照焼きチキンピザ」は、甘辛い照り焼きのテレレが濃厚で、チーズと絡み合う。
  胃袋は既に限界を超え、警戒水位に達し、逆流し兼ねない状況だが、デザートは行っておきたい。
  そう、カレーがデザート。
  「カレーは飲み物」だから…。
  目を白黒させつつ完食し、臨月の腹は更に出っ張り、最早、出産寸前。
  そんな腹の出っ張りを、件の別嬪さんに見られてはいけない。
  サーピーを取りに立った際、別嬪さんと擦れ違った時、名札を見たら吃驚。
  何と、僕も過去に一人しか見掛けた事の無い程に世間的に稀有な、僕と同じ苗字。
  こんな偶然、天文学的な確率だろうと、運命を感じてしまう。
  席を立ち、帰ろうと出口に向かって歩き出すと、別嬪さんが自動扉を開けて呉れ、
  飲料の割引券を手渡して呉れた際、「僕も○○です」と首から提げた名札代わりの名刺を見せ、
  美しい笑顔を御返しに頂き、見ず知らずの女性に声を掛けるだなんて、僕ったら大胆…。
  「そうなんですか?」と言う返答の後に、「僕と結婚すれば、苗字変わらなくて済みますよ」と、
  求婚しそうに成ったが、あれほどの美人、人の物でない訳が無いわね…。
  ショック、ショック、ヴァージンショック。