◆「ステーキ・ハンバーグ ＫＩＮＴＯＫＩ」【池袋】
◎「ハンバーグ＆サイコロ定食」九八〇円
…すっかり、颱風が過ぎ去った後は、湿度の低い清清しい陽気が続き、
御多分に洩れず、今日も今日とて爽やかな心持ちがする。
家から出た途端、直ぐに其れは分かる。
駅迄の道中でも其れは明白で、途中で汗を拭う事も無く、汗が滲む程度で済む。
滲み出た汗を拭きつつ、満員電車に乗り込み、池袋へと揺られる。
朝一から、団扇で扇ぎ乍ら、溜まった仕事を遣っ付ける。
其の間、水分補給も少なくて済み、何時もは五〇〇ミリリットルの飲料を二本は飲むのに、
今日は一九〇ミリリットルの缶珈琲のみで、湿度が違うとこうも楽なのかと思い知らされる…。
十二時半に成り、何時も、毎週水曜日は午後から山手線内をぐるっと巡らねば成らないので、
渋谷に出掛けて昼御飯を摂る事が専らだが、偶さか、気の合う同僚の方々が居るので、
滅多に会う事も無い為、三人して昼御飯を食べに出掛ける。
第一候補は、宮城県のアンテナショップ「ＣＯＣＯ ＭＩＹＡＧＩ」内に在る、
「伊達の牛たん」で、本場の牛タンを、都内で堪能する事。
然し、施設内はごった返しており、飲食店には行列が出来ており、敢え無く降参…。
第二候補は、一ヶ月程前、新規開店した様で、行列が出来ていたハンバーグの店。
其方に行ってみると、待ち客も無く、店内で少し待たされるも、直ぐにカウンター席に通される。
何でも、此方は昔から在った様で、今回、新装開店した老舗の洋食店の様だ。
ハンバーグを始め、ビフテキ、鶏肉、カレー、シチュー等、魅惑的な品揃えだ。
メニューを眺め、暫し、真剣に悩む。
ハンバーグのみも良いが、盛り合わせも妙に惹かれる。
そして、三人して、「ハンバーグ＆サイコロ定食」で一致すると言う辺り、協調性が有る。
発注すると、御飯の大盛りが出来ると言うので、御言葉に甘えて御願いする。
カウンター席なので、目の前が厨房で、調理過程が具に見て取れる。
フライパンでハンバーグを半分程焼き、其れから焼き器に入れ、仕上げの焼きに入る。
賽の目の大きさに切られた牛肉は、しっかりと塩と胡椒で下味を付けて火を通す。
此れ等が、一つの熱熱の鉄板に盛り付けられ、デミグラスソースを掛けられ、
ヂウヂウと音を立て、油を撥ね散らかしつつ、目の前にスッと差し出される。
月曜日に大井町で「よし臓別館 銭場精肉店」で、牛肉一〇〇パーセントのハンバーグを頂いたが、
此方のハンバーグも中々如何して、食欲をそそり、涎が出そうに旨そうだ。
フォークとナイフを駆使し、不器用にハンバーグを切る。
中からは適度に肉汁が溢れ出し、此れを先ずは頬張ると、口内は肉の旨味に支配される。
牛肉一〇〇パーセントではないだろうが、「肉肉しさ」が感じられ、何とも言えない。
大量に肉汁が洪水の様に流れ出すと言うのは、或る程度繋ぎが入ったハンバーグであろうが、
此のハンバーグは、其の中間、両方の味わいが有ると言った感じだろうか。
添えられた温泉玉子を乗せ、黄身を割り、べっとりと絡ませて頂けば、円やかで濃厚。
玉子は如何してこうも、人を幸せにして呉れるのだろうか。
続いては、一口大に切られているとは言え、久し振りのビフテキ。
勿論、霜降りの最高級牛肉と言う訳ではないが、端肉と迄は言わないが、赤身の多い部位。
卓上の「ステーキたれ」を掛けて頬張ると、しっかりとした牛肉の噛み応えが歯に心地好い。
其れで居て、プリッとした食感も有り、ギューっと噛み締めると、最高に旨い。
此の「ハンバーグ＆サイコロ定食」は、此方の二番人気と言うのも頷ける。
御飯には卓上の岩塩を振り掛けて頂けば、塩分補給も出来るし、旨いし、此の上無く最高。
付け合わせは、揚げじゃが芋、ブロッコリー、玉蜀黍、人参。
矢張り、肉は食べると身に成ると言うか、精が付く気がして、魚も良いが肉も良いな。
御多分に洩れず、今日も今日とて爽やかな心持ちがする。
家から出た途端、直ぐに其れは分かる。
駅迄の道中でも其れは明白で、途中で汗を拭う事も無く、汗が滲む程度で済む。
滲み出た汗を拭きつつ、満員電車に乗り込み、池袋へと揺られる。
朝一から、団扇で扇ぎ乍ら、溜まった仕事を遣っ付ける。
其の間、水分補給も少なくて済み、何時もは五〇〇ミリリットルの飲料を二本は飲むのに、
今日は一九〇ミリリットルの缶珈琲のみで、湿度が違うとこうも楽なのかと思い知らされる…。
十二時半に成り、何時も、毎週水曜日は午後から山手線内をぐるっと巡らねば成らないので、
渋谷に出掛けて昼御飯を摂る事が専らだが、偶さか、気の合う同僚の方々が居るので、
滅多に会う事も無い為、三人して昼御飯を食べに出掛ける。
第一候補は、宮城県のアンテナショップ「ＣＯＣＯ ＭＩＹＡＧＩ」内に在る、
「伊達の牛たん」で、本場の牛タンを、都内で堪能する事。
然し、施設内はごった返しており、飲食店には行列が出来ており、敢え無く降参…。
第二候補は、一ヶ月程前、新規開店した様で、行列が出来ていたハンバーグの店。
其方に行ってみると、待ち客も無く、店内で少し待たされるも、直ぐにカウンター席に通される。
何でも、此方は昔から在った様で、今回、新装開店した老舗の洋食店の様だ。
ハンバーグを始め、ビフテキ、鶏肉、カレー、シチュー等、魅惑的な品揃えだ。
メニューを眺め、暫し、真剣に悩む。
ハンバーグのみも良いが、盛り合わせも妙に惹かれる。
そして、三人して、「ハンバーグ＆サイコロ定食」で一致すると言う辺り、協調性が有る。
発注すると、御飯の大盛りが出来ると言うので、御言葉に甘えて御願いする。
カウンター席なので、目の前が厨房で、調理過程が具に見て取れる。
フライパンでハンバーグを半分程焼き、其れから焼き器に入れ、仕上げの焼きに入る。
賽の目の大きさに切られた牛肉は、しっかりと塩と胡椒で下味を付けて火を通す。
此れ等が、一つの熱熱の鉄板に盛り付けられ、デミグラスソースを掛けられ、
ヂウヂウと音を立て、油を撥ね散らかしつつ、目の前にスッと差し出される。
月曜日に大井町で「よし臓別館 銭場精肉店」で、牛肉一〇〇パーセントのハンバーグを頂いたが、
此方のハンバーグも中々如何して、食欲をそそり、涎が出そうに旨そうだ。
フォークとナイフを駆使し、不器用にハンバーグを切る。
中からは適度に肉汁が溢れ出し、此れを先ずは頬張ると、口内は肉の旨味に支配される。
牛肉一〇〇パーセントではないだろうが、「肉肉しさ」が感じられ、何とも言えない。
大量に肉汁が洪水の様に流れ出すと言うのは、或る程度繋ぎが入ったハンバーグであろうが、
此のハンバーグは、其の中間、両方の味わいが有ると言った感じだろうか。
添えられた温泉玉子を乗せ、黄身を割り、べっとりと絡ませて頂けば、円やかで濃厚。
玉子は如何してこうも、人を幸せにして呉れるのだろうか。
続いては、一口大に切られているとは言え、久し振りのビフテキ。
勿論、霜降りの最高級牛肉と言う訳ではないが、端肉と迄は言わないが、赤身の多い部位。
卓上の「ステーキたれ」を掛けて頬張ると、しっかりとした牛肉の噛み応えが歯に心地好い。
其れで居て、プリッとした食感も有り、ギューっと噛み締めると、最高に旨い。
此の「ハンバーグ＆サイコロ定食」は、此方の二番人気と言うのも頷ける。
御飯には卓上の岩塩を振り掛けて頂けば、塩分補給も出来るし、旨いし、此の上無く最高。
付け合わせは、揚げじゃが芋、ブロッコリー、玉蜀黍、人参。
矢張り、肉は食べると身に成ると言うか、精が付く気がして、魚も良いが肉も良いな。
