◆「三丁目 にしや食堂」【日進】
…木曜日。
仕事を終え、池袋から湘南新宿ラインに揺られて帰る。
終日、比較的カラッとした陽気の為、然程、汗だくに成らずに済み、清清しく過ごせる。
こんな晩は、キューっと爽快な麦酒を呑み干したいと言うのが、呑ん兵衛の常…。
天敵が居るのを覚悟して、毎度御馴染みの此方を訪れる。
店外から中を覗くと、良しっ!、奴さんは居ない。
今の内にと、そそくさと入り、席を確保する…。
仕事を終え、池袋から湘南新宿ラインに揺られて帰る。
終日、比較的カラッとした陽気の為、然程、汗だくに成らずに済み、清清しく過ごせる。
こんな晩は、キューっと爽快な麦酒を呑み干したいと言うのが、呑ん兵衛の常…。
天敵が居るのを覚悟して、毎度御馴染みの此方を訪れる。
店外から中を覗くと、良しっ!、奴さんは居ない。
今の内にと、そそくさと入り、席を確保する…。
◎「生ビール(中)」五〇〇円
…鬼の居ぬ間の洗濯とばかりに、直ぐ様、女将さんにルービー発注。
幾らか涼しくなったとは言え、未だ未だ、此の暑がりにとっては灼熱地獄だ。
真っ白に凍ったジョッキをしっかりと持ち、グイッと呷る。
其の冷たさ、旨さたるや、筆舌に尽くし難く、シュワーっと爽快な喉越し。
喉を刺激する炭酸が心地好く、全身の凝りが解れるかの様だ。
…鬼の居ぬ間の洗濯とばかりに、直ぐ様、女将さんにルービー発注。
幾らか涼しくなったとは言え、未だ未だ、此の暑がりにとっては灼熱地獄だ。
真っ白に凍ったジョッキをしっかりと持ち、グイッと呷る。
其の冷たさ、旨さたるや、筆舌に尽くし難く、シュワーっと爽快な喉越し。
喉を刺激する炭酸が心地好く、全身の凝りが解れるかの様だ。
◎「鶏の唐揚げ定食」七〇〇円
…麦酒も二杯目に差し掛かり、そろそろ食事を考える頃合いだが、
そうこうしていると、店の網戸がスッと開き、背後に嫌な気配を感じる。
来た!奴さんだ…。
空いていた、僕の斜め前方の席に陣取り、否が応でも視界に入ってしまう。
のんびりと、心置き無く、ゆったりとした心持ちで麦酒を遣りたい所が、
一転、嵐の様に心がざわ付き、気持ちが乱される…。
極力、気にしない様に努め、気を取り直し、食事を考える。
此の日の御薦めは、「厚あげ肉づめ定食」と「さめフライ定食」とな。
残念乍ら、厚揚げ、魚の揚げ物共に、軽いトラウマが有る為、頂けないのが心苦しい。
決して食べられない訳ではないのだが、如何も、忌まわしい記憶が甦る…。
と言う訳で、定番メニューの中からの選択へと変更する。
前回は「とりもも肉のカリカリ焼き定食」だったので、今回も初心に帰り、
此方を初めて訪れた数年前、最初に頂いた「鶏の唐揚げ定食」に決定。
麦酒の摘みには、此の上無く、文句無い逸品だ。
こんがりと狐色に揚がった唐揚げは、皿から零れんばかりに六個が盛り付けられている。
別皿でマヨネーズとタルタルソースを添えて頂いているのも有り難い限り。
マヨネーズを塗し、ガブリと齧り付くと、カリッと、サクサクした香ばしい歯触り。
鶏の唐揚げの醍醐味と言えよう。
鶏の皮の香ばしさは堪らないものが有り、決して油っぽくなく、軽い揚がり具合。
噛み締めると、適度な弾力が有り、プリップリの食感で、肉質もジューシーで柔らかい。
ちゃんとした噛み応えと、パサパサ感の無い柔らかさを併せ持っているのは中々無い。
勿論、味付けも大変宜しく、何度頂いても唸る程に美味で、最高に旨い。
麦酒の摘みとしても、御飯のおかずとしても、しっかりと両立する。
翌金曜日、一週間最後の一日への英気を養い、奴さんよりも早く、とっとと退店。
外に出た途端、大きく一つ、溜息を吐き出す…。
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※2011年6月3日時点の情報です。
ID:0000302098
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