◎「味玉子ラーメン」七〇〇円
…金曜日からの四連休も、光陰矢の如し、あっと言う間に終了。
只、無駄に暑いだけで、怠いったら有りゃしない。
昨晩は、高等学校時分の悪友達が来たので、午前二時迄呑んだ御蔭で、
睡眠不足の上、軽く二日酔い気味…。
とは言え、しっかりと目覚まし時計に反応して起床し、睡眠時間は四時間半。
身支度を整え、傘を差すのが下手なので、濡れ乍ら駅に着き、
電車を乗り継ぎ、普段の業務から離れ、今日は京急久里浜へ。
久し振りに訪れる此の街は、磯の香りがする。
今日も今日とて暑く、汗が止め処無く噴き出し、四人して仕事に邁進する。
切りも良くなり、十三時に昼休憩を取る。
雨は降っておらず、傘も差さずに原宿ではなく、久里浜の街を歩く。
久里浜港近くの大浜交差点にラーメン店が在り、昔から其の存在は知っていた。
神奈川県で、屋号に「家」が付く事から、家系なのかなと思っていたが、
其の確証が得られなかったので、横須賀を担当していた時分、一度も訪れず仕舞いだった。
今回は他に選択肢が少ないので、半ば仕方無く訪問。
店先にテーブル席が設えられ、透明のビニールシートで風除けされている店内に入る。
先ず、券売機で食券を購入せねば成らない様だ。
メニューを見ると、「醤油ラーメン」、「味噌ラーメン」と有り、
此れは家系ではないなと瞬時に判断する。
券売機の一番上には「醤油ラーメン」が有り、其れに味付け玉子を付け、「味玉子ラーメン」で。
食券を手渡し、店先のテーブル席に腰掛け、只管に冷水を呷り続ける。
外は海が見え、景色は良いのだが、生憎、曇っていて残念だ…。
そうこうしている内に、五分程で出来上がって配膳される。
ラーメンを見ると、海苔は入っているが、菠薐草ではなく、若布が入っているので、
此れは如何考えても家系ラーメンではないと決定付けるが、卓上の調味料を見ると、
豆板醤、卸大蒜、酢が置かれており、家系ラーメン店っぽさは捨て切れない…。
そう成ったら、後は舌で確かめようと、先ずはプースーから。
淡い茶褐色をしており、ややとろみが有る様で、味は醤油豚骨。
一〇年前に流行った感じと言うか、「ラーメンショップ」風の味がしなくも無い。
醤油がやや立っているが、豚骨のコッテリとした円やかさも出ている。
麺は至って普通で、緩い縮れの有る細麺で、街の中華屋の様な感じがする。
茹で加減は柔らかめで、腰や弾力と言った物は余り感じられない。
食べ進めると、家系ラーメン店かも知れないと言う先入観が有った為か、
スープが何と無く、家系ラーメンで味わえる鶏油の様な味が感じられたのは気の所為だろうか…。
叉焼は大判の物だが、ややパサパサ感は否めない。
一〇〇円も叩いて付けた味付け玉子はと言うと、味付けが今一で、塩気が立ってしまっている。
もっと黄身がネットリと濃厚に成る様な、甘味の有る醤油ダレが好みだが。
勿論、流石にプースーは飲み干さず、少しだけ、健康を気遣ってみる…。
只、無駄に暑いだけで、怠いったら有りゃしない。
昨晩は、高等学校時分の悪友達が来たので、午前二時迄呑んだ御蔭で、
睡眠不足の上、軽く二日酔い気味…。
とは言え、しっかりと目覚まし時計に反応して起床し、睡眠時間は四時間半。
身支度を整え、傘を差すのが下手なので、濡れ乍ら駅に着き、
電車を乗り継ぎ、普段の業務から離れ、今日は京急久里浜へ。
久し振りに訪れる此の街は、磯の香りがする。
今日も今日とて暑く、汗が止め処無く噴き出し、四人して仕事に邁進する。
切りも良くなり、十三時に昼休憩を取る。
雨は降っておらず、傘も差さずに原宿ではなく、久里浜の街を歩く。
久里浜港近くの大浜交差点にラーメン店が在り、昔から其の存在は知っていた。
神奈川県で、屋号に「家」が付く事から、家系なのかなと思っていたが、
其の確証が得られなかったので、横須賀を担当していた時分、一度も訪れず仕舞いだった。
今回は他に選択肢が少ないので、半ば仕方無く訪問。
店先にテーブル席が設えられ、透明のビニールシートで風除けされている店内に入る。
先ず、券売機で食券を購入せねば成らない様だ。
メニューを見ると、「醤油ラーメン」、「味噌ラーメン」と有り、
此れは家系ではないなと瞬時に判断する。
券売機の一番上には「醤油ラーメン」が有り、其れに味付け玉子を付け、「味玉子ラーメン」で。
食券を手渡し、店先のテーブル席に腰掛け、只管に冷水を呷り続ける。
外は海が見え、景色は良いのだが、生憎、曇っていて残念だ…。
そうこうしている内に、五分程で出来上がって配膳される。
ラーメンを見ると、海苔は入っているが、菠薐草ではなく、若布が入っているので、
此れは如何考えても家系ラーメンではないと決定付けるが、卓上の調味料を見ると、
豆板醤、卸大蒜、酢が置かれており、家系ラーメン店っぽさは捨て切れない…。
そう成ったら、後は舌で確かめようと、先ずはプースーから。
淡い茶褐色をしており、ややとろみが有る様で、味は醤油豚骨。
一〇年前に流行った感じと言うか、「ラーメンショップ」風の味がしなくも無い。
醤油がやや立っているが、豚骨のコッテリとした円やかさも出ている。
麺は至って普通で、緩い縮れの有る細麺で、街の中華屋の様な感じがする。
茹で加減は柔らかめで、腰や弾力と言った物は余り感じられない。
食べ進めると、家系ラーメン店かも知れないと言う先入観が有った為か、
スープが何と無く、家系ラーメンで味わえる鶏油の様な味が感じられたのは気の所為だろうか…。
叉焼は大判の物だが、ややパサパサ感は否めない。
一〇〇円も叩いて付けた味付け玉子はと言うと、味付けが今一で、塩気が立ってしまっている。
もっと黄身がネットリと濃厚に成る様な、甘味の有る醤油ダレが好みだが。
勿論、流石にプースーは飲み干さず、少しだけ、健康を気遣ってみる…。
