続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「キッチン ブルドック」【大井町】

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◆「キッチン ブルドック」【大井町

 ◎「Aランチ(とんかつとチキンカラアゲ盛合せ)」八四〇円

 …昨日。
  今週は旗日の月曜日から労働している為、今週は此の日が最後。
  因って、今日、金曜日は代休が宛がわれている。
  其れはさて置き、今週は普段の業務を離れ、大和で三日間も肉体労働に従事した所為か、
  随分と疲労が甚だしい気がし、又、毎朝六時前に起床と言う暮らしをしていた事も有ろう。
  然し、早起きに関しては何と無く、癖が付いたと言うか、朝起きて朝食を作る習慣も馴染む。
  此の日は満員電車に揺られ、一週間振りに池袋へと向かう。
  駅迄の道程を歩けば、汗は噴き出るし、電車に乗れば、JRさんが冷房をケチっているので、
  朝から汗だくで、其の儘、仕事に雪崩れ込み、残務を熟す。
  十一時過ぎに大井町へ出掛け、溜まりに溜まった課題に悪戦苦闘する。
  若年性呆けを発症しつつある、皺の無いトゥルットゥルの脳味噌で、無い知恵を絞る。
  幾ら考えても、駄目な時は駄目で、妙案も浮かばず、こう言う時は気分転換に限る。
  折りしも十三時、昼御飯でも食べ、脳味噌に糖分を送り込んでやろう。
  全くの目星を付けていない中、大井町駅周辺を当て所無く彷徨うが、何処も決め手に欠ける。
  火事でも起きたら一溜まりも無く全焼するであろう袋小路の飲食店街に入り込み、
  行き着く先は、困った時の此方で、八月十六日以来、約二ヶ月振りと成るが、
  其の間もちょくちょく店の前迄来るが、閉店ガラガラで振られる事も屡…。
  今回はしっかりと営業している様で、開け放たれた扉から中に入る。
  すると、御決まりの「イラッサイマセ~」と言う、中華人民共和国人店員の脱力した声で迎えられる。
  カウンター席の間に挟まり、「Aランチ」を発注する。
  店頭に「とんかつとチキンカラアゲ盛合せ」と記されていたので、此れに異存は無い。
  待っている間は、例によって、「ケータイ国盗り合戦」の「チャンバラ」に終始する。
  学生時分は歴史の勉強しかしない程に好きだったが、今と成っては歴史には疎く、興味も失せたが、
  色々な戦国武将が出て来るので、心成しか愉しい…。
  さて、没頭していると、目の前からぬっと銀色の盆が差し出される。
  山盛りの千切りキャベツの上には豚カツと、脇には骨付きの鶏肉の唐揚げが添えられている。
  キャベツと豚カツに、大量な迄のソースを掛け、瓶が空に成ってしまいそうになる。
  後は、卓上の辛子を添え、御飯には胡麻塩を目一杯振り掛ければ、万事整う。
  先ずは、僕は貧乏性なので、嫌いな物から先に手を付けるので、千切りキャベツから遣っ付ける。
  そして、片付けた後、漸く豚カツの出番が廻って来る。
  豚カツ専門店の様な分厚さは無く、どちらかと言うと薄い部類に入ろう。
  脂身の旨さが秀逸な端っこから齧れば、サクッと軽い歯触りで、カラッと揚がっている。
  脂がジュワっと溢れ、豚肉は柔らかく、しっかりと噛み切れ、噛み応えも程好く有る。
  衣、油の違いも有ろうが、豚カツ専門店の豚カツではなく、紛れも無く、洋食屋のカツだ。
  豚カツ専門店のカツは厚味が有るのが良いが、街の洋食屋のは薄い方が似合っている。
  と言うか、家庭的な感じと言うか、家で出て来る様な趣きが感じられる。
  胡麻塩を振り掛けた御飯をバクバク行ってしまい、此の相性も素晴らしい。
  豚カツを平らげた後は、最後に残した鶏の唐揚げを頂く。
  骨付きなので、手で持ち、むしゃぶり付くが、生姜の効いたタレに漬け込んでいる感じで、
  「ケンタッキーフライドチキン」の様な物とは明らかに違い、正に、鶏の唐揚げ。
  表面はカリッと香ばしく、肉質は柔らかく、プリッとしている。
  口の周りを汚して喰らい付き、食後は「胡麻麦茶」を購入して服用し、血圧を下げてみる。
  とは言え、胡麻塩をあれだけ大量に振り掛けたんじゃ、意味無いじゃん…。

ブルドック [ 洋食 ] - Yahoo!グルメ



住所: 東京都品川区東大井5丁目4-13
営業時間、定休日:
最寄り駅: 大井町
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※2011年8月16日時点の情報です。
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