◎「背脂つけ麺」七〇〇円
…今週は日曜日から労働を開始し、昨日迄、通常の業務を離れ、八千代での仕事。
先週に続き、昨日の朝も早起きで、寝不足でボーっと身体が重たい…。
今日から通常業務に戻り、三日連続で千葉県に出掛ける。
埼京線、武蔵野線、総武線を乗り継ぎ、ヘトヘトで津田沼駅に辿り着く。
道中の御供は勿論、「ケータイ国盗り合戦」の「チャンバラ」。
仕事を始めると、すべき事が山積しており、黙々と没頭する。
然し、途中から心の臓が時折、差し込む様な痛みに見舞われ、苦悶する。
大学生時分に心労から不整脈を発症し、其れ以来、心の臓に関して神経質に成り、
其の所為か、痛んだり、動悸がしたり、何より、僕は人より脈が早い。
心の臓は鼓動を打つ限界数が有ると言うので、即ち、僕は長生き出来ないだろうな…。
十三時に成り、昼休憩を取る事にし、胸を押さえる様にして食事を摂りに出る。
最近、津田沼に於いては、此れと言って目星を付ける様な店が無く、
自然と、無難な美味しさの此方へ御邪魔する事が屡。
店に着き、木戸を開けて中に入ると、何とか空席が有り、事無きを得る。
券売機に向かい、何を頂こうか悩んでしまう。
一通り、気に成るメニューは制覇してしまったので困ってしまう。
何とはなしに当てを付けていた「背脂つけ麺」と言う物は、つけ麺では此方の二番人気と言う。
其の食券を購入し、券売機の脇で待ち構えている女中さんに手渡すと、
麺は冷たいのと温かいの、太麺と細麺を選択する様に催促され、冷たい太麺で御願いする。
つけ麺を啜るのに、温盛りと言うのが僕には理解出来ず、ふにゃふにゃの病院食の様なのは御免だ。
しっかりと水で〆、キリッとして引き締まった麺でないと駄目だ。
カウンター席の端っ子に通され、冷水を呷っていると、席の移動を打診され、
心の臓が痛いのに移動し、麺を啜っている客の間に挟まる。
携帯電話を弄り乍ら待つ事、一〇分強。
初対面と成る「背脂つけ麺」がスッと目の前に差し出される。
カウンター上から下ろし、つけ汁を見遣れば、表面にびっしりと背脂が浮かんでいる。
宛ら、狸蕎麦に浮かんだ大量の天かすの様で、若い頃なら未だしも、具合が悪いのに大丈夫かしら…。
麺は何時もの縮れの効いた極太麺で、毎度の尾篭な喩えで申し訳無いが、丸で陰毛の様に畝っている。
此れを箸で手繰り、背脂の海へと浸して啜る。
つけ汁の味はと言うと、此方の「つけ麺（かつお風味）」の強烈な甘辛さは控え目に、
其の分、背脂がふんわりとした甘味を齎している印象。
麺はしっかりとした腰が効いており、啜る際、唇に当たる感触が心地好い。
縮れている麺ならではの食感。
モチッとした弾力も有り、此方の麺は僕の好みの部類で、個人的に好きだ。
然し難点は、後半に成ると、千切れて短くなった麺だけが残り、其れこそ、陰毛の様だ…。
嗚呼、如何してこうも下の方の話題が好きなのだろうか。
基本的に頭が可笑しいのだろうな…。
其れはさて置き、つけ汁は表面の背脂が無くなると、徐々に強烈な甘辛さが台頭し始め、
中盤以降は、「つけ麺（かつお風味）」と何ら変わらなくなる。
〆は、高血圧、且つ、心の臓が痛いにも拘らず、強烈に甘辛い濃い味のつけ汁をグイッと。
スープ割りなんぞ、女子供のする様な軟弱な真似は今更出来ない。
其れにしても、右心房と左心室辺りが痛むナァ…。
先週に続き、昨日の朝も早起きで、寝不足でボーっと身体が重たい…。
今日から通常業務に戻り、三日連続で千葉県に出掛ける。
埼京線、武蔵野線、総武線を乗り継ぎ、ヘトヘトで津田沼駅に辿り着く。
道中の御供は勿論、「ケータイ国盗り合戦」の「チャンバラ」。
仕事を始めると、すべき事が山積しており、黙々と没頭する。
然し、途中から心の臓が時折、差し込む様な痛みに見舞われ、苦悶する。
大学生時分に心労から不整脈を発症し、其れ以来、心の臓に関して神経質に成り、
其の所為か、痛んだり、動悸がしたり、何より、僕は人より脈が早い。
心の臓は鼓動を打つ限界数が有ると言うので、即ち、僕は長生き出来ないだろうな…。
十三時に成り、昼休憩を取る事にし、胸を押さえる様にして食事を摂りに出る。
最近、津田沼に於いては、此れと言って目星を付ける様な店が無く、
自然と、無難な美味しさの此方へ御邪魔する事が屡。
店に着き、木戸を開けて中に入ると、何とか空席が有り、事無きを得る。
券売機に向かい、何を頂こうか悩んでしまう。
一通り、気に成るメニューは制覇してしまったので困ってしまう。
何とはなしに当てを付けていた「背脂つけ麺」と言う物は、つけ麺では此方の二番人気と言う。
其の食券を購入し、券売機の脇で待ち構えている女中さんに手渡すと、
麺は冷たいのと温かいの、太麺と細麺を選択する様に催促され、冷たい太麺で御願いする。
つけ麺を啜るのに、温盛りと言うのが僕には理解出来ず、ふにゃふにゃの病院食の様なのは御免だ。
しっかりと水で〆、キリッとして引き締まった麺でないと駄目だ。
カウンター席の端っ子に通され、冷水を呷っていると、席の移動を打診され、
心の臓が痛いのに移動し、麺を啜っている客の間に挟まる。
携帯電話を弄り乍ら待つ事、一〇分強。
初対面と成る「背脂つけ麺」がスッと目の前に差し出される。
カウンター上から下ろし、つけ汁を見遣れば、表面にびっしりと背脂が浮かんでいる。
宛ら、狸蕎麦に浮かんだ大量の天かすの様で、若い頃なら未だしも、具合が悪いのに大丈夫かしら…。
麺は何時もの縮れの効いた極太麺で、毎度の尾篭な喩えで申し訳無いが、丸で陰毛の様に畝っている。
此れを箸で手繰り、背脂の海へと浸して啜る。
つけ汁の味はと言うと、此方の「つけ麺（かつお風味）」の強烈な甘辛さは控え目に、
其の分、背脂がふんわりとした甘味を齎している印象。
麺はしっかりとした腰が効いており、啜る際、唇に当たる感触が心地好い。
縮れている麺ならではの食感。
モチッとした弾力も有り、此方の麺は僕の好みの部類で、個人的に好きだ。
然し難点は、後半に成ると、千切れて短くなった麺だけが残り、其れこそ、陰毛の様だ…。
嗚呼、如何してこうも下の方の話題が好きなのだろうか。
基本的に頭が可笑しいのだろうな…。
其れはさて置き、つけ汁は表面の背脂が無くなると、徐々に強烈な甘辛さが台頭し始め、
中盤以降は、「つけ麺（かつお風味）」と何ら変わらなくなる。
〆は、高血圧、且つ、心の臓が痛いにも拘らず、強烈に甘辛い濃い味のつけ汁をグイッと。
スープ割りなんぞ、女子供のする様な軟弱な真似は今更出来ない。
其れにしても、右心房と左心室辺りが痛むナァ…。
