続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「TOKYO UNDERGROUND RAMEN 頑者」【池袋】

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 ◎「つけめんライト(淡麗)M」八〇〇円

 …未だ害した気分の着地点、落とし所が見付からず、余計なストレスを感じている。
  其れでも、晩は其れなりに眠れた様で、夜中に雪隠に起きる事も無かった様だ。
  七時前に目覚ましに起こされ、ボーっとし乍ら、寝起きの悪さに悶える。
  すっかり、毎朝恒例と成った朝食を食べ、身支度を整えて満員電車に揺られて池袋へ。
  週の真ん中モッコリ水曜日だが、疲労するのが早過ぎる…。
  朝一から残務を熟し、パーソナルなコンピューターと睨めっこ。
  目をショボショボさせつつ、渇くコンタクトレンズに苦戦する。
  午後から外出せねば成らず、十二時半を過ぎた所で、一先ず昼御飯を摂る事にする。
  久し振りに池袋での食事、如何しようかと考えるが、パッと閃く。
  九月十四日に初訪店した、我が埼玉県を代表する大行列店「頑者」の支店の此方。
  池袋駅構内の「東武ホープセンター」内の飲食店街の一画に入居している。
  前回は行列も無く、すんなりと入店し、「頑者」の基本である「つけめん(濃厚)」を頂いたが、
  本店には無く、此方にのみ有る「つけめんライト(淡麗)」と言うのが有り、
  次回は此れだと決めており、店に着くなり、券売機で食券を購入。
  先客は二名で、何れも女性一人での訪店の様で、場所柄、サッと立ち寄る事が出来、
  短時間で食事が済ませられるので、勝手が良いのだろう。
  待つ事、二~三分で店内に通され、カウンター席の奥から三番目にち着席。
  店内は小洒落た造りで、壁は鏡張りで、食卓は銀色をしている。
  如何も落ち着かない…。
  着席から五分程で、初対面の「つけめんライト(淡麗)」が運ばれて来る。
  つけ汁は濁っておらず、名前通り、コッテリ感を抑え、さっぱりとした味を目指した感じだ。
  麺は輝きを放っており、艶々、ピカピカの眩しい麺で、平打ちの太麺。
  此れを手繰り、つけ汁に浸して啜ると、麺の口当たりはツルッツル。
  水で〆られてひんやりとして、口当たり、舌触り、喉越しは良い。
  残念なのは、本店もそうなのだが、つけ汁が温い…。
  さて、其のつけ汁は勿論、見た目通りにサラッとしている。
  今流行りの茶濁した物ではなく、あっさり、さっぱり系の物だが、魚介系の味わいも立っており、
  其れで居て、適度な動物系のコクも感じられ、夫々が良い均整を保って醸し出している。
  頂く前は、「麺場 七人の侍」の様な感じを思い描いていたが、酸味は際立っておらず、
  其の点では少し違うが、甘味が突出していないと言う点では類似点が見付けられる。
  柚子の皮が入っており、其の風味が香り、爽やかさが漂い、すっきりしている。
  麺はツルツルの滑らかな口当たりで、いとも簡単にスルスルと入って来る。
  ポキポキと言う強靭な腰こそ影を潜めているが、モッチリ感が有り、弾力感が心地好い。
  此の麺も多分、「ひかり食品」製の自家製麺だろうが、「頑者」、「ラーメン ひかり」と並んで秀逸。
  具は叉焼、麺麻、海苔、鳴門。
  叉焼はホロッと解れる感じで、つけ汁が染み込んでいて、中々に悪くない。
  追加で一五〇円を支払って炙り叉焼を付加するのも悪くないかな…。
  〆は勿論、スープ割りなんぞしみったれた真似はせず、原液の儘、ヅヅヅイっと。
  今度は「坦々あえめん」かな。