続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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今宵の肴は「めばちまぐろ角切」

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昨日の夕方に引き続き、今日も西葛西へ出掛ける。

危うく、携帯電話の目覚ましに反応が遅れ、寝過ごす所だった…。

確りと、毎朝恒例の食麺麭を焼き、ハムとチーズを乗せて頬張り、紅茶で押し流して家を出る。

電車に乗り込むと、何と、周囲には外套を羽織った月給取りが多数居る。

そんなに寒いか?

こちとら、駅迄歩いて汗だくで、然も、長袖Tシャツ一丁だと言うのに。

汗を滲ませて満員電車に揺られ、西葛西に電車を乗り継いで出掛け、仕事に邁進する。

昼間は「びっくりドンキー」で、大して吃驚する事も無く、「チーズバーグディッシュ」を頂く。

そうは言っても、此の手の、嘘で塗り固めた幸せを纏った「仮面家族」が集う大衆的食事処の中では、

此の「くりびつのキードン」の「ズーチーのグーバーのシューデー」が此の上無く好き。

此れを腹に溜めて午後も仕事し、夕方に池袋に戻って残務を熟して帰路を辿る。

晩御飯は如何しようかと、近所の大規模小売店に行き、刺身を物色して決定する。

塞舌爾産の目撥鮪の角切りの解凍物。

帰って風呂に入り、実家から持ち帰った「本物の」缶麦酒を開け、「御疲れ様」と一口。

確りと冷え、一日の疲労を癒して呉れる、何とも言えない爽快感と、プリン体の旨味が押し寄せる。

プハーっと息を吐き、疲労や憂さ、全てを吐き出す。

さて、摘みの鮪のブツはと言うと、矢張り、解凍物なので水が出てしまっている。

一つ摘んで醤油に浸けて頬張れば、溶け切れておらず、シャーベット状の冷たさ。

軽くシャリっと言う口当たりだが、風呂上がりの火照った身体には此の冷たさが心地好い。

色は赤と言うよりは桃色をしており、赤身のネットリとした味わいと言うよりは、

目撥鮪と言う事もあり、あっさりした感じだが、やや脂の載った部位は、中トロっぽさが味わえる。

缶麦酒も二本目に差し掛かり、鮪も無くなりそうなので、お次は、普段は滅多に食べないスナック菓子、

「ポテトチップス コンソメパンチ」、「カール チーズあじ」、「ハートチップル」を購入したので、

どれを頂こうかしら…。