…金曜日。
休日出勤の代休を宛がわれた此の日は、雨が降り、肌寒い一日…。
午後は買い物に出掛けたり、忙しなく動く。
此処最近、休日の度に慌しく、偶の休みと言うのに、心身が休まった気がしない。
夕方に帰宅し、ホッと一息吐いたのも束の間、雨の中、電車に乗って出掛けよう。
二〇一一年一一月一一日と言う、一並びの日なので、折角の何かの記念にと、
毎度御馴染みの此方で、引っ繰り返りそうな程に旨いギスカンに舌鼓を打つべく、
雨の北浦和駅に降り立ち、一路、線路沿いを歩く…。
休日出勤の代休を宛がわれた此の日は、雨が降り、肌寒い一日…。
午後は買い物に出掛けたり、忙しなく動く。
此処最近、休日の度に慌しく、偶の休みと言うのに、心身が休まった気がしない。
夕方に帰宅し、ホッと一息吐いたのも束の間、雨の中、電車に乗って出掛けよう。
二〇一一年一一月一一日と言う、一並びの日なので、折角の何かの記念にと、
毎度御馴染みの此方で、引っ繰り返りそうな程に旨いギスカンに舌鼓を打つべく、
雨の北浦和駅に降り立ち、一路、線路沿いを歩く…。
◎「生ビール(中)」五五〇円
…花金なので、混雑してやしないかと危惧したが、十八時半過ぎだが、店内は疎らだ。
空いているテーブル席に座る様に促されるが、カウンター席の方が好きなので、
何時もの席に腰掛け、先ずは、何は無くとも麦酒を発注。
北海道限定の「サッポロクラシック」も捨て難いが、ジョッキではないので普通の生麦酒で。
線路を走る電車の音を背中で聞き乍ら、久し振りの平日休みの晩を思い切り堪能しよう。
冷えた麦酒を、寒い日でもグイッと呷れば、爽快感が一気に押し寄せ、日頃の憂さも吹き飛びそうだ。
…花金なので、混雑してやしないかと危惧したが、十八時半過ぎだが、店内は疎らだ。
空いているテーブル席に座る様に促されるが、カウンター席の方が好きなので、
何時もの席に腰掛け、先ずは、何は無くとも麦酒を発注。
北海道限定の「サッポロクラシック」も捨て難いが、ジョッキではないので普通の生麦酒で。
線路を走る電車の音を背中で聞き乍ら、久し振りの平日休みの晩を思い切り堪能しよう。
冷えた麦酒を、寒い日でもグイッと呷れば、爽快感が一気に押し寄せ、日頃の憂さも吹き飛びそうだ。
◎「ラム肉」七八〇円*二人前
…さてさて、前回訪問時、北海道祭りと言うのを開催しており、会計金額に応じて籤引きが出来、
其の際、二等賞のギスカン食事券五〇〇〇円分を的中させたので、心置き無く、
存分に、絶品の羊肉を堪能するとしようかね。
先ずは、此方の一般的なメニューの「ラム肉」から。
「上ラム肉」と比べると脂身が付着しており、牛の焼き肉で言う所のカルビの部位。
此れは確りと、ちゃんと火が通る位に焼いて頂く。
葡萄酒を基本としたピリ辛のタレに浸けて頂けば、ジュワっと脂が口内に拡がり、
仄かな羊肉の風味を感じさせつつも、此方の物は癖が無いので非常に頂き易い。
表面はカリッと香ばしく、噛むと弾力が有り、噛む度に肉汁が溢れ出し、其れで居て柔らかい。
何しろ、稀少な氷蘭産の生後一年未満の子羊の肉を一頭丸ごと仕入れていると言うので安心だ。
嗚呼、此れは麦酒が進むわぃ。
◎「上ラム肉」九八〇円*二人前
…さあ、お次は此方を語る上で、無くてはならない絶品メニューを。
初めて此方を訪れて以来、此の「上ラム肉」には打ちのめされっ放し。
何度も記すが、今年頂いた物の中で、一番と言って良いだろう。
片面五秒ずつ、サッと炙った程度の、限り無く生に近い状態で頂ける羊肉なんぞ、
其処等中を探しても、そうそう御目には掛かれまい。
前述の通り、氷蘭産の羊肉で、帯広の卸業者から仕入れているとの事。
氷蘭産の羊肉の流通量は全体の五パーセント程で、苔や海藻を食べている為、臭みが少ないのが特徴。
又、極寒の地で育つ為、感染病などが少なく安全性が高いらしい。
其の為、細菌も居ないので、こうして生でも頂けるのだ。
赤身の肉なので、非常に柔らかく、ムッチリとした感じで、勿論、変な癖など微塵も無い。
卒倒しそうな位に美味しく、身悶えして、悶え死にしそう…。
此の旨さは、僕の陳腐な文才では表わし切れない。
兎に角、旨いと言う事、只、其れだけ。
◎「アスパラベーコン」四八〇円
…前回、隣りに座った客が発注しているの見て気に成ったので、真似する訳ではないが、
「アスパラベーコン」を発注してみる。
付け加えておくが、野菜嫌いの僕が、好んで頂く数少ない野菜がパラガスなので、
此れを発注すると言うのは必然であり、決して模倣したのではない…。
湯掻いたパラガスにベーコンを巻き付け、フライパンで焼き上げた一品。
パラガスのシャキッとした歯触りと、ベーコンの脂のコク、そしてバターの風味、
白葡萄酒で風味付けした御洒落な感じが好きだ。
焼き鳥屋で頂く物とは全く別の顔を持ち、思わず、葡萄酒が頂きたくなる感じ。
然し、麦酒とも良く合い、グイッと呷る。
◎「ラムチョップ」九八〇円
…偶には他のも頂いてみようと、「ラムチョップ」と言うのを発注。
メニューには、「厚切りを二本、ステーキ感覚で」と記されている。
ステーキ感覚だなんて、参っちゃうな、小父さんは。
普段、カレーを飲み物感覚で、煮穴子をデザート感覚で頂く事は多々有るが、
「ラムチョップ」のステーキ感覚とは気に成る。
出て来たのは、塩胡椒を振られた、骨付きの分厚い羊肉。
丸で、小洒落た仏蘭西料理で出て来そうな形状をしている。
此れも良く焼いて、確りと、じっくりと火の通るのを待つ。
そして、焼き色が付いた所で、タレに浸けて齧り付く。
齧るなり、ジュワーっと夥しい量の肉汁が怒涛の如く押し寄せ、羊肉の旨味全開。
非常に柔らかく、筋張った感じは一切無く、特に骨に密着した部分は、脂が旨い。
「上ラム肉」とは対照的のコッテリ感だが、此れも又、素敵だ。
◎「ラムしゃぶサラダ」六八〇円
…口内が脂ぎった所で、少々、小ざっぱりとした物を行ってみたい。
メニューの中で気に成ったのが「ラムしゃぶサラダ」。
何時も座る此のカウンター席からは、厨房内の様子が具に見えるので、
他の客が発注した物が、如何言う物だかは良く見ている。
と言う訳で、此れもどの様な代物かは何と無く察しが付く。
薄切りの羊肉をサッと湯に潜らせ、ぶしゃぶしゃにし、此れを野菜の上に盛り付け、
味付けはと言うと、僕の好きな胡麻ドレッシング。
羊肉のしゃぶしゃぶは、肉質がキュッと引き締まりつつも柔らかさが有る。
そして、意外にも胡麻ドレッシングとの相性も良く、此れならば野菜も苦も無く頂ける。
◎「ラムミートライス」六八〇円
…「上ラム肉」も五人前を頂き、未だ僕の胃袋には若干の余裕が有り、際限無く頂いてしまいそうなので、
名残惜しいが〆に、前回も頂いた「ラムミートライス」を。
此方にはもう一品、「モンゴリアンライス」と言う名物メニューが有るのだが、
八八〇円と高価なので、此れに甘んじると言うか、此れが好きなのだ。
羊肉で拵えたミートソースを御飯の上にたっぷりと掛け、オリーブ油を垂らし、
粉チーズを振り掛けると言う、此れが旨くない訳が無いと言う魅惑的な御飯。
羊肉のそぼろは粒粒が大きく、旨味が凝縮されている感じがする。
そして、羊肉の旨味が、赤茄子の酸味を円やかにして呉れており、
更には、オリーブ油が潤滑油と成っており、粉チーズのコクも旨さを引き立てている。
此れならば、御飯何杯でも行けてしまう。
全盛時の松坂季実子嬢にも負けない程のおかずだ…。
此の日は麦酒も五杯は頂いただろうか。
存分に堪能し、次回は忘年会で訪れたいものだ…。
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※2011年5月1日時点の情報です。
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