続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「にんにく屋 五右衛門」【大宮】

◆「にんにく屋 五右衛門」【大宮】

 …昨日。
  え~、恥ずかし乍ら、還って参りました…。
  取り敢えず、生きています。
  此の半月の間、携帯電話を電車内で落とし、否、敢えて、盗られたと書こう、
  数日間、携帯電話の無い暮らしを経て、新たに携帯電話を購入し、文明人の生活に戻る。
  其れ以降、此の駄ブログを更新するのが億劫に成り、放置プレイ…。
  十二月三日の土曜日は、僕の極めて近しい人の祝言に出席し、目出度い思いと、
  ホッとした思いで、此れを機に、此の駄ブログも再開しようと言う気持ちに。
  と言う訳で、年末の繁忙期で、仕事で忙殺される事も有ろうが、取り敢えず、再開…。
  土曜日の、件の僕の極めて近しい人の祝言明け、昼前に大宮の街に出る。
  腹も減り、胃袋に栄養を充填しないといけないと、駅ビルヂングを彷徨う。
  「洋麺屋 五右衛門」でゲッティーでもと思うも、何てこったい、大行列だ。
  正午に成っていないのに、こんなに混雑しているとは…。
  とっとと諦め、其の隣りに在る、同じ系列の大蒜料理専門店は待たずに入店出来ると言う。
  其の言葉に惹かれ、即決で入店…。

 ◎「生ビール 中ジョッキ」五八〇円
 …前日、祝言に出席してしこたま麦酒を呷ったが、昨日は昨日、今日は今日。
  麦酒を呑める隙有らば、此の機会を逃がさない手は無い。
  メニューをパラっと捲り、直ぐ様、麦酒を発見してて発注。
  昼間から、麦酒を呷れると言うのは、休日ならではの悦びだ。
  汗ばむ様な陽気で、暑気払いとばかりに、グイッと呷れば爽快だ。

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 ◎「豚テキ特製ガーリックソース(ライス付)」九八〇円
 …さて、食事は如何しましょうかね。
  大蒜を使用した様々な種類の料理が取り揃えられている。
  ゲッティー、ビビンバ、彼是と迷ってしまう。
  すると、期間限定の様なメニューが一枚有り、其処に素敵な料理が…。
  ビフテキでも素敵だが、豚テキと言うのも素敵だ。
  勿論、牛肉の方が旨いに決まっているが、豚肉も中々だ。
  其れに加え、大蒜のテレレが掛かっていると聞いちゃ、旨くない訳が無いわね。
  ヂウヂウ言って鉄板に乗せられ、肉塊が遣って来る。
  厚味は其れ程無いが、まあ、許容範囲内だ。
  不器用にもナイフとフォークで肉を切り、頂く準備を整える。
  先ずは、豚肉で最も美味しい、端っこの脂身の部位から。
  豚カツにしても、此の端っこが旨い物は総じて旨いと言えよう。
  安部譲二先生の名言、「豚の脂身を我慢して迄、長生きしたくないよね」、
  其の言葉を心で復誦しつつ頬張れば、柔らかく、脂がジュワーっと溢れ出す。
  脂身の甘味が心地好く、且つ、大蒜のコクの有る、刺激的なテレレの味も良い。
  久しく「二郎」系ラーメンから遠ざかっているので、大蒜が久し振りで頗る旨い。
  店内に充満する大蒜臭を、思い切り吸い込んで、肺の中を満たしたい程…。
  赤身の部位も、しっかりとした噛み応えが有りつつも柔らかくて食べ易い。
  ギューっと噛み締めたくなる感じで、肉を頬張り、麦酒で流し込むのが最高だ。
  矢張り、大蒜は良い。
  下痢したって良いじゃないか、死ぬ訳じゃ無し…。