◆「道玄坂 マンモス」【渋谷】
◎「濃厚つけ麺」八〇〇円＋「大盛」無料
…昨日。
此の日も、一昨日に続き、日常業務を離れ、ブヤシーに出掛ける。
朝は早いし、人込みだし、精神的疲労も募り、週の真ん中モッコリ水曜日と言うのに…。
此処最近の仕事絡みの苦痛と言うか、不振と言うか、其れは相変わらずだ。
人から干渉され難い様に、隅の方で黙々と、自分の仕事に没頭する。
十三時を過ぎ、待ちに待った昼休憩の時間のタイムと相成る。
息抜き、羽伸ばしをしないと仕事の士気、出来にも大きく影響し兼ねない。
同僚の方々と三人して、何か魅惑的、且つ、腕白な食事処は無いかと彷徨い、
不慣れな渋谷の道玄坂を、挙動不審者の様にキョロキョロ見回して歩く。
此の辺りは桃色繁華街の様で、其処此処に如何わしさが溢れている。
入店したい気持ちをグッと押し殺し、今は胃袋を満たす事に専念する。
道路の反対側を見遣ると、「つけ麺」と言う幟が立っているラーメン店を発見。
看板には屋号が「道玄坂 マンモス」と記されている。
頭に「道玄坂」と付くと、如何しても、「道玄坂 クリスタル」等を思い出してしまう…。
然も、「マンモス」と言う位だから、若し此れが桃色な店舗だとしたら、
在籍する女性はきっと、ぽっちゃり系を通り越し、打っ棄り系と言った感じで、
化粧よりも化粧回しが似合う体型の婦女子が揃っていそうだ…。
そんな妄想を脳内で繰り広げつつ、腹は減っているので、店に飛び込んでみる。
店内は鰻の寝床の様に細長く、十一席のカウンター席のみ。
運良く、三人分の席が空いた様なので、先ずは券売機で食券を購入する。
此方の売りはつけ麺の様で、一番上の「濃厚つけ麺」と言う釦を押す。
そして、通常は麺の量が二二〇グラムらしく、無料で三三〇グラムの大盛りに出来る様で、
「大盛」の釦も序に押し、食券を購入し、一番奥のカウンター席に収まる。
食券を手渡す際、麺の種類が「極太もっちり麺」と「極太胚芽麺」が選択出来ると言い、
「もっちり麺で…」と言い掛けたが、直ぐ様、「胚芽麺で」と訂正する。
こう言う時は、珍しい方を頂いた方が良い気がする…。
仕事の疲労でグッタリと項垂れていると、一〇分強でつけ麺が配膳される。
つけ汁は濃厚茶褐色をしており、今流行りの魚介系豚骨で、魚粉も投入されている。
麺はやや茶色をしており、胚芽の粒粒も見て取れる。
さて、麺を手繰り、いざ啜ろうとするも、少し考える。
此のつけ汁は相当に濃厚そうで、僕の血液と同じ位にドロッドロなので、
どっぷりと浸してしまうと、あっと言う間につけ汁が無くなると思い、日本蕎麦式に頂こう。
麺を手繰り、其の半分程を浸して啜ると、麺は確りと水で〆られており冷たい。
つけ汁は見た目の予想通り、今、彼方此方で頂ける「あの味わい」。
つけ麺を頻繁に召し上がっている方であれば、味の想像は容易く出来るであろう。
上品と言った感じは無く、ガツンと、パンチで勝負と言った感じだろうか。
粘性も可也強めで、毎度の尾篭な喩えで申し訳無いが、一寸、調子の悪い時の大便の様…。
そんな事を考え乍ら啜っていたら、気持ち悪くなってしまった。
麺はと言うと、壁には能書きが貼り出されており、其処には、厳選した風味の良い国産小麦を使用し、
強力な麺に仕上げ、小麦の約二パーセント程しか無い胚芽部分を練り込む事で、
他に無い甘味と旨味、小麦風味が良い麺に仕上げたと言う旨が記されている。
もっと、ゴワゴワとした力強い麺を期待したが、意外にも、ツルツル、モチモチした感じ。
又、栄養価に関しても記載が有り、ヴィタミンＥ、ヴィタミンＢ、胚芽ミネラル、食物繊維、
蛋白質等、五大栄養素バランス良く含んだ栄養価の高い食物で、「植物の玉子」と呼ばれ、
特に、ヴィタミン群とＥが豊富に含まれており、減量効果、美肌効果、老化防止、
疲労回復に良い効果が有ると言い、「Ｅ」が多いんじゃ、沖田浩之でなくても「Ｅ気持ち」だ…。
具はバラ肉の叉焼が崩れた状態で入っているのみで、此の手のつけ麺に不可欠な麺麻は無し。
聞く所に依ると、麺麻は通常は入っているらしく、其の辺は矢張り、大蒜を入れ忘れられたり、
そう言う目に遭い易い、根っからの「入れ忘れられ顔」なのだろうよ、僕ぁ…。
〆は、卓上にプースー割り用のポットが置かれているので、普段は絶対にしないプースー割りを。
若干、期待し過ぎの面も有り、八〇〇円は少し高い様に思う…。
此の日も、一昨日に続き、日常業務を離れ、ブヤシーに出掛ける。
朝は早いし、人込みだし、精神的疲労も募り、週の真ん中モッコリ水曜日と言うのに…。
此処最近の仕事絡みの苦痛と言うか、不振と言うか、其れは相変わらずだ。
人から干渉され難い様に、隅の方で黙々と、自分の仕事に没頭する。
十三時を過ぎ、待ちに待った昼休憩の時間のタイムと相成る。
息抜き、羽伸ばしをしないと仕事の士気、出来にも大きく影響し兼ねない。
同僚の方々と三人して、何か魅惑的、且つ、腕白な食事処は無いかと彷徨い、
不慣れな渋谷の道玄坂を、挙動不審者の様にキョロキョロ見回して歩く。
此の辺りは桃色繁華街の様で、其処此処に如何わしさが溢れている。
入店したい気持ちをグッと押し殺し、今は胃袋を満たす事に専念する。
道路の反対側を見遣ると、「つけ麺」と言う幟が立っているラーメン店を発見。
看板には屋号が「道玄坂 マンモス」と記されている。
頭に「道玄坂」と付くと、如何しても、「道玄坂 クリスタル」等を思い出してしまう…。
然も、「マンモス」と言う位だから、若し此れが桃色な店舗だとしたら、
在籍する女性はきっと、ぽっちゃり系を通り越し、打っ棄り系と言った感じで、
化粧よりも化粧回しが似合う体型の婦女子が揃っていそうだ…。
そんな妄想を脳内で繰り広げつつ、腹は減っているので、店に飛び込んでみる。
店内は鰻の寝床の様に細長く、十一席のカウンター席のみ。
運良く、三人分の席が空いた様なので、先ずは券売機で食券を購入する。
此方の売りはつけ麺の様で、一番上の「濃厚つけ麺」と言う釦を押す。
そして、通常は麺の量が二二〇グラムらしく、無料で三三〇グラムの大盛りに出来る様で、
「大盛」の釦も序に押し、食券を購入し、一番奥のカウンター席に収まる。
食券を手渡す際、麺の種類が「極太もっちり麺」と「極太胚芽麺」が選択出来ると言い、
「もっちり麺で…」と言い掛けたが、直ぐ様、「胚芽麺で」と訂正する。
こう言う時は、珍しい方を頂いた方が良い気がする…。
仕事の疲労でグッタリと項垂れていると、一〇分強でつけ麺が配膳される。
つけ汁は濃厚茶褐色をしており、今流行りの魚介系豚骨で、魚粉も投入されている。
麺はやや茶色をしており、胚芽の粒粒も見て取れる。
さて、麺を手繰り、いざ啜ろうとするも、少し考える。
此のつけ汁は相当に濃厚そうで、僕の血液と同じ位にドロッドロなので、
どっぷりと浸してしまうと、あっと言う間につけ汁が無くなると思い、日本蕎麦式に頂こう。
麺を手繰り、其の半分程を浸して啜ると、麺は確りと水で〆られており冷たい。
つけ汁は見た目の予想通り、今、彼方此方で頂ける「あの味わい」。
つけ麺を頻繁に召し上がっている方であれば、味の想像は容易く出来るであろう。
上品と言った感じは無く、ガツンと、パンチで勝負と言った感じだろうか。
粘性も可也強めで、毎度の尾篭な喩えで申し訳無いが、一寸、調子の悪い時の大便の様…。
そんな事を考え乍ら啜っていたら、気持ち悪くなってしまった。
麺はと言うと、壁には能書きが貼り出されており、其処には、厳選した風味の良い国産小麦を使用し、
強力な麺に仕上げ、小麦の約二パーセント程しか無い胚芽部分を練り込む事で、
他に無い甘味と旨味、小麦風味が良い麺に仕上げたと言う旨が記されている。
もっと、ゴワゴワとした力強い麺を期待したが、意外にも、ツルツル、モチモチした感じ。
又、栄養価に関しても記載が有り、ヴィタミンＥ、ヴィタミンＢ、胚芽ミネラル、食物繊維、
蛋白質等、五大栄養素バランス良く含んだ栄養価の高い食物で、「植物の玉子」と呼ばれ、
特に、ヴィタミン群とＥが豊富に含まれており、減量効果、美肌効果、老化防止、
疲労回復に良い効果が有ると言い、「Ｅ」が多いんじゃ、沖田浩之でなくても「Ｅ気持ち」だ…。
具はバラ肉の叉焼が崩れた状態で入っているのみで、此の手のつけ麺に不可欠な麺麻は無し。
聞く所に依ると、麺麻は通常は入っているらしく、其の辺は矢張り、大蒜を入れ忘れられたり、
そう言う目に遭い易い、根っからの「入れ忘れられ顔」なのだろうよ、僕ぁ…。
〆は、卓上にプースー割り用のポットが置かれているので、普段は絶対にしないプースー割りを。
若干、期待し過ぎの面も有り、八〇〇円は少し高い様に思う…。
