続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「薄皮ハネ付き餃子 きょう助」【大井町】

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◆「薄皮ハネ付き餃子 きょう助」【大井町

 ◎「B(ハーフつゆソバとハネ焼き9個定食)」八五〇円

 …花粉の所為で襤褸襤褸
  身体中が痒い気がして不快だし、嚔が続け様に出るので、体力の消耗が激しい。
  嚔をするだけで疲労し、余計に体力を奪われ、身体が持たない。
  晩も寝られる訳が無いわね。
  何せ、鼻が詰まるし、目は痒いわ、生きた心地がしない。
  いっその事、此の花粉症の時期は死んで過ごしたい程…。
  朝は毎度の事乍ら、断末魔の苦しみに悶えつつ、廃人の様な状態で目覚める。
  嗚呼、身体中が乾涸び、ガビガビの様で辛い。
  だからと言って、マスクが大嫌いなので、無防備の状態で出掛ける。
  蒸れて暑いから嫌なのよね…。
  花粉に塗れた満員電車に揺られ、花粉症の症状に耐えつつ、大井町に辿り着く。
  同僚の方と合流し、腕捲り、額に汗して仕事に精を出す。
  もう、屋内は冷房を点けた方が良い。
  十三時に成り、二人して昼御飯を摂りに、花粉が飛散する屋外へ。
  今の僕にとっては、放射性物質よりも花粉の方が怖い…。
  花粉を避ける様に、「キッチン ブルドック」へと向かう。
  然し、折角、こうして出掛けたにも拘らず、何てこったい、定休日だと。
  二進も三進も如何にもブルドッグだ…。
  潔く諦め、次は如何しようかと考え、今迄、ずっと気には成っていたが、中々入る勇気が出ず、
  別段、敬遠している訳ではないのだが、入る機会に恵まれなかった此方へ。
  羽根付き餃子専門店で、麺類や定食類も置いてあり、食べるには事欠かなそうだ。
  店内に入ると、二階席も有る様だが、一階のカウンター席へと促され、ドッコイショと腰掛ける。
  早速、メニューを眺めると、何と、魅惑的な料理が多く取り揃えられているではないか。
  餃子だけの定食や、餃子に麺類が付いた物、餃子抜きの定食、麺類単品も有る。
  其の中から、御飯、プースー、漬物が食べ放題の上、餃子と麺類が付く定食二種類が有り、
  「A」は「ハーフ鶏そば」、「B」は「ハーフつゆソバ」で、「B」を選択。
  恐らく、「鶏そば」の方を押しているのだろうが、敢えて、「つゆソバ」を発注する天邪鬼…。
  出来上がりを待つ間、飲み放題のプースーを装い、玉蜀黍と玉子のプースーを啜る。
  序に、キムチも取り、プースーと交互に頂き、間を持たせる。
  プースーも二杯目に差し掛かった頃、餃子とメンラーが配膳されたので、白米を装いに立つ。
  全てが整い、先ずは「つゆソバ」のプースーを啜ってみる。
  如何せん、餃子専門店のラーメンなので、余り期待は寄せない事にする。
  一口啜ると、ん!?、旨いではないか。
  鶏の出汁と思われ、芳醇で円やかな、角の取れた丸味を帯びたコクの有る味わいが中々。
  謳い文句には、「濃厚旨味オイスターソースと鶏コラーゲンのダブルとろみスープ」としてある。
  確かに、緩いとろみが有り、肌に効きそうな感じで、予想以上の旨さに狼狽してしまう…。
  麺は後回しにし、次は、冷めない内に餃子に取り掛かる。
  小皿に酢を多目、醤油やや少な目、辣油少々を加えてタレを拵え、羽根の付いた餃子を頂く。
  大きさは小振りで、雲呑に近い形状だが、いざ頬張ると、中からは肉汁がちゃんと溢れ出る。
  小さくても確りと餃子の役割を果たしており、九個と言う数も嬉しい。
  御飯が進み、キムチも頂きつつ、もりもりと食べ進める。
  さて、「つゆソバ」に戻り、麺を啜ってみよう。
  博多ラーメンを髣髴とさせる極細麺で、とろみの有る麺を絡み付かせる様にして啜る。
  メニューに、終盤は酢を加えると更に美味と記されているので、言われるが儘、試してみる。
  酢は酸味は見事に円やかに角が殺がれ、寧ろ、甘味がより一層強く感じられる。
  最後の一滴迄、コラーゲンを吸収する様に啜るには持って来いだ。
  御飯も二膳頂き、如何して今迄、御邪魔しなかったのか悔やまれ、又の訪店を愉しみに退店。