◆「スパゲッティのパンチョ」【池袋】
◎「ナポリタン目玉焼き(大盛)」七〇〇円+「ソーセージ1本」七〇円
…昨日迄、日常の業務を離れ、松戸にて肉体労働に従事。
明らかに其の影響で、黄金週間で痛めた腰が、小康状態を保っていたのが爆発し、
いっその事、腰骨を木槌で叩き割って、息の根を止めて貰いたい程、絶望的に痛い。
昨晩は豪勢にも湿布を二枚も貼り、補装具をきつく巻いて眠る。
寝返りを打つにも腰を気遣いつつ、考えてみると、寝返りを打つ時は必ず目が覚めている…。
そんな訳で、今朝も寝起きが良い筈が無いわね。
今週初めて背広を着込むが、ネクタイは未装着で良いと指示が出たので、幾らかは楽だ。
何でも、今日は灼熱の陽気に成るらしく、デヴには厳しい季節の訪れだ…。
激痛の走る腰を庇いつつ、満員電車に押し込まれれば、汗だくなのは当たり前。
何とか武蔵浦和駅から着席出来たから良かったものの、池袋駅迄立ちっ放しならば地獄だ。
池袋駅に着けば、しかめっ面で、辟易として電車を降りる。
朝一から、溜まった残務を熟し、暑さと格闘し乍ら労働する。
此処最近、仕事上の予定変更が矢鱈と多く、明日の予定さえも直前に成らないと確定しない有様。
さて、十三時に成り、独りで昼御飯を食べに出る。
こうも暑いと、特に食べたい物も無く、如何しようかと悩んでしまう。
当ても無く、池袋の雑踏を歩き、脳と舌と相談し乍ら考えを巡らせる。
普通であればラーメンだが、取り立てて行きたい店が思い付かず、結局、辿り着いたのは此方。
記事にこそしなかったが、先々週の八日にも御邪魔しているナポリタン専門店。
此方は、正に腕白中年御用達と言った感じの素敵な店。
階段を下り、地下の電波の全く入らない店に入り、券売機に向き合う。
何と無くの気分で、ナポリタンに目玉焼きが乗った物に、ソーセージを付けてみる。
食券を手渡す際、「小」、「並」、「大」が選択出来るので、大盛りで御願いする。
生憎の満席だが、直ぐに空き、冷水を注いで着席し、グイッと呷って一息吐く。
店内には七〇年代~九〇年代の映画の貼り紙で埋め尽くされ、懐かしさで溢れている。
個人的には、故・パンチョ伊東氏の顔写真の目の部分が塗り潰されているのが好きだ。
然も、パーマネント風の被り物をしている時の写真なので、恐らくは晩年だろう…。
麺の量は六〇〇グラムと言うが、そんなに多くは感じられない。
卓上の粉チーズを此れでもかと、ケチャップの赤が白で埋め尽くされる程に振り掛けてから頂く。
箸で頂きたい所だが、不慣れなフォークを駆使し、巻く様にして啜る。
赤茄子のケチャップの仄かな酸味が爽やかで、此の手の料理は、三十六歳児は大好き。
酸味を和らげ、円やかにする意味でも、粉チーズが効果的な役割を果たして呉れている。
実にチーズは偉大だ。
此のナポリタンに蕩けるチーズを加えた物も捨て難い…。
麺は柔らか目の太麺で、芯が残ると言う感じは全く無く、モッチリとした食感。
此の太さなので、少々柔らかくても美味しく頂けるのかも知れない。
此れが、細くて柔らかかったら、病人向けの素麺を食べさせられているかの様だ…。
具は玉葱とウィンナーで、此のウィンナーが良い存在感を醸し出している。
ハムやベーコンも宜しいが、ウィンナーの方が僕は好みだ。
と言う訳で、ウィンナーと言うか、ソーセージを一本加えた。
皮がパキッと音を立てる代物で、湯掻いた物ではなく、フライパンで焼かれた物。
目玉焼きは黄身が半熟で、途中で割らず、最後に頬張り、黄身を堪能する。
口の周りを汚しつつ、補装具で締め付けられた腹も何の其の、確りと平らげ、デヴ一直線…。
明らかに其の影響で、黄金週間で痛めた腰が、小康状態を保っていたのが爆発し、
いっその事、腰骨を木槌で叩き割って、息の根を止めて貰いたい程、絶望的に痛い。
昨晩は豪勢にも湿布を二枚も貼り、補装具をきつく巻いて眠る。
寝返りを打つにも腰を気遣いつつ、考えてみると、寝返りを打つ時は必ず目が覚めている…。
そんな訳で、今朝も寝起きが良い筈が無いわね。
今週初めて背広を着込むが、ネクタイは未装着で良いと指示が出たので、幾らかは楽だ。
何でも、今日は灼熱の陽気に成るらしく、デヴには厳しい季節の訪れだ…。
激痛の走る腰を庇いつつ、満員電車に押し込まれれば、汗だくなのは当たり前。
何とか武蔵浦和駅から着席出来たから良かったものの、池袋駅迄立ちっ放しならば地獄だ。
池袋駅に着けば、しかめっ面で、辟易として電車を降りる。
朝一から、溜まった残務を熟し、暑さと格闘し乍ら労働する。
此処最近、仕事上の予定変更が矢鱈と多く、明日の予定さえも直前に成らないと確定しない有様。
さて、十三時に成り、独りで昼御飯を食べに出る。
こうも暑いと、特に食べたい物も無く、如何しようかと悩んでしまう。
当ても無く、池袋の雑踏を歩き、脳と舌と相談し乍ら考えを巡らせる。
普通であればラーメンだが、取り立てて行きたい店が思い付かず、結局、辿り着いたのは此方。
記事にこそしなかったが、先々週の八日にも御邪魔しているナポリタン専門店。
此方は、正に腕白中年御用達と言った感じの素敵な店。
階段を下り、地下の電波の全く入らない店に入り、券売機に向き合う。
何と無くの気分で、ナポリタンに目玉焼きが乗った物に、ソーセージを付けてみる。
食券を手渡す際、「小」、「並」、「大」が選択出来るので、大盛りで御願いする。
生憎の満席だが、直ぐに空き、冷水を注いで着席し、グイッと呷って一息吐く。
店内には七〇年代~九〇年代の映画の貼り紙で埋め尽くされ、懐かしさで溢れている。
個人的には、故・パンチョ伊東氏の顔写真の目の部分が塗り潰されているのが好きだ。
然も、パーマネント風の被り物をしている時の写真なので、恐らくは晩年だろう…。
麺の量は六〇〇グラムと言うが、そんなに多くは感じられない。
卓上の粉チーズを此れでもかと、ケチャップの赤が白で埋め尽くされる程に振り掛けてから頂く。
箸で頂きたい所だが、不慣れなフォークを駆使し、巻く様にして啜る。
赤茄子のケチャップの仄かな酸味が爽やかで、此の手の料理は、三十六歳児は大好き。
酸味を和らげ、円やかにする意味でも、粉チーズが効果的な役割を果たして呉れている。
実にチーズは偉大だ。
此のナポリタンに蕩けるチーズを加えた物も捨て難い…。
麺は柔らか目の太麺で、芯が残ると言う感じは全く無く、モッチリとした食感。
此の太さなので、少々柔らかくても美味しく頂けるのかも知れない。
此れが、細くて柔らかかったら、病人向けの素麺を食べさせられているかの様だ…。
具は玉葱とウィンナーで、此のウィンナーが良い存在感を醸し出している。
ハムやベーコンも宜しいが、ウィンナーの方が僕は好みだ。
と言う訳で、ウィンナーと言うか、ソーセージを一本加えた。
皮がパキッと音を立てる代物で、湯掻いた物ではなく、フライパンで焼かれた物。
目玉焼きは黄身が半熟で、途中で割らず、最後に頬張り、黄身を堪能する。
口の周りを汚しつつ、補装具で締め付けられた腹も何の其の、確りと平らげ、デヴ一直線…。