◆「いづみや第二支店」【大宮】
…金曜日。
水戸での引き継ぎを終え、大宮へと戻って来る。
二十一時過ぎから知人と呑む約束に成っているが、仕事が早く片付き、
二〇時に着いてしまった為、一足先に、独りでエンジンを温めておく事にする。
独りで呑みに行ける店は限られており、パッと思い付くのは此方だ。
大学生時分に初めて訪れ、当時は昼御飯に「もつ煮定食」と頂くのみだったが、
其の昔、病んでいた頃は休みの度に昼間から入り浸り、鯨飲していたのが懐かしい…。
今と成っては足が遠退いてしまい、二〇一〇年七月二十五日以来の訪問。
出入り口の造りも改装され、外見は随分と変わってしまっている。
水戸での引き継ぎを終え、大宮へと戻って来る。
二十一時過ぎから知人と呑む約束に成っているが、仕事が早く片付き、
二〇時に着いてしまった為、一足先に、独りでエンジンを温めておく事にする。
独りで呑みに行ける店は限られており、パッと思い付くのは此方だ。
大学生時分に初めて訪れ、当時は昼御飯に「もつ煮定食」と頂くのみだったが、
其の昔、病んでいた頃は休みの度に昼間から入り浸り、鯨飲していたのが懐かしい…。
今と成っては足が遠退いてしまい、二〇一〇年七月二十五日以来の訪問。
出入り口の造りも改装され、外見は随分と変わってしまっている。
◎「生ビール(中)」六〇〇円
…出入り口近くの席を宛がわれ、店内を見渡すと、店員も様変わりしているが、
僕が大学生の頃から居る女中さんも、乾涸びてはいるが健在だ…。
見慣れない店員に先ずは麦酒を発注。
一週間の錆を落とすべく、グイッと呷る。
此方の「中」は、余所で言う所の「大」の大きさのジョッキなので呑み応えが有る。
外を行き交う人の流れをぼんやりと見詰め乍ら、花金を満喫する。
…出入り口近くの席を宛がわれ、店内を見渡すと、店員も様変わりしているが、
僕が大学生の頃から居る女中さんも、乾涸びてはいるが健在だ…。
見慣れない店員に先ずは麦酒を発注。
一週間の錆を落とすべく、グイッと呷る。
此方の「中」は、余所で言う所の「大」の大きさのジョッキなので呑み応えが有る。
外を行き交う人の流れをぼんやりと見詰め乍ら、花金を満喫する。
◎「名代もつ煮込み」一七〇円
…「いづみや」と言えば此の煮込みだ。
大学生の折、店頭のメニューの看板に記された「もつ煮定食」の文字に惹かれたのが切っ掛けだ。
当時とは少し味も変わっているが、昔乍らの懐かしさが有る。
数年前から練り辛子が添えられる様に成り、個人的には無くても良いかな…。
昔はチーズにも似たコクが感じられたりしたが、今のはあっさり加減だ。
然し、もつは柔らかく、十分に煮込まれているので良い。
当時の一五〇円から、二〇円値上げされたが、其れでも此の価格は魅力。
◎「ホッピー」四〇〇円
…痛風を患ってはいけないので、麦酒は一杯だけで酒を替える。
此の手の酒場にはホッピーが似合う。
白と黒が有るが、ホッピーは白に限る。
濃い目の焼酎で、グッと酔いが廻りそうだ…。
…痛風を患ってはいけないので、麦酒は一杯だけで酒を替える。
此の手の酒場にはホッピーが似合う。
白と黒が有るが、ホッピーは白に限る。
濃い目の焼酎で、グッと酔いが廻りそうだ…。
◎「ハムエッグ」四〇〇円
…摘みは如何しようかと逡巡し、時間が掛かってしまう。
店内の喧騒を眺めていると、良い時間潰しに成る。
さて、悩んだ結果、「ハムエッグ」に決定。
僕の中で、目玉焼きを摘みに酒を呑めるのは、真の酒呑みだと言う考えが有り、
憧憬も有って、又、少し豪華にハムも入れて「ハムエッグ」で…。
目玉焼きには塩、塩胡椒、ソース、マヨネーズ、ケチャップ等、色々と派閥が有る様だが、
酒を呑む時は何と無く、醤油が合う様な気がする。
飽く迄も個人的な意見なので悪しからず…。
ハムは縁が赤い物で、赤いウィンナーや、魚肉ソーセージの様な味わい。
黄身は半熟が好きだが、酒の摘みの場合は固めじゃないと困る。
黄身が流出しては摘みとして成立し難いからな…。
ホッピーの「ナカ」を御替わりし、二十一時過ぎに退店。
今度は久し振りに昼酒を遣りたいな…。
今度は久し振りに昼酒を遣りたいな…。