続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺処 湊生」【高崎】

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◆「麺処 湊生」【高崎】

 ◎「まぜそば」七五〇円+「中盛」無料

 …新しい整体院で腰痛の施術を受けてから今日で五日目。
  初めの内は、背骨を矯正して貰い、痛みが消え去り、あの痛みが嘘の様に楽だったが、
  日が経つに連れ、身体の姿勢も元に戻ってしまっているのか、徐々に痛みがぶり返して来る。
  其れでも、最悪の時の痛みを「一〇」としたら、今は「四」程度だろうか。
  今迄よりも明らかに前屈も出来るし、第一、足の爪だって切れたもの…。
  足の爪も切り、さっぱりして寝て、夜中に雪隠に起き、相変わらず熟睡は出来ていない。
  そんな状態で朝を迎えれば、寝起きの悪さは言う迄も無い。
  ぐったりとした儘、何とか起き出し、身支度を整え、今日は高崎へ出掛ける。
  年明け以降、矢鱈と高崎に出掛ける機会がめっきり増えた。
  酷い時は週に二度も出掛けているからな…。
  同僚の方と合流し、朝から黙々と、すべき仕事を熟して行く。
  進捗も先ず先ずで、十三時に一先ず、昼休憩を挟む事とする。
  何処に食べに行こうかと悩むも、僕と同じく、「ラーメン 二郎」が好きな後輩なので、
  向かう先は、先週も訪店した此方に御厄介に成る。
  過去に六回御邪魔しているが、其れ程、好きと言う訳では無い。
  他に選択肢が無いので、万止むを得ずと言った所が多分に大きい…。
  「茨城大勝軒」系列の「景勝軒」の支店と言う背景と言うのも理由に有る。
  さて、券売機に対峙し、前回は「角ふじラーメン」だったので、今回は回避。
  年末の十二月二十七日に初めて頂いて美味しかった「まぜそば」にしてみる。
  店内に入り、二人掛けのテーブル席に腰掛け、食券を手渡す。
  何時も通り、麺の量は中盛り迄可能と案内され、御言葉に甘えて御願いする。
  更に、特製辣油が付けられると言い、前回は辞退したので、今回は御願いする。
  前回、嫌がらせの様に大量に入れられた大蒜は少な目で…。
  十五分程で丼が運ばれて来て、赤い辣油が垂らされた暴力的な食べ物が目の前に見参する。
  決して、見栄えが宜しいとは言えない食べ物だが、此の手の物は堪らなく好きだ。
  箸で卵黄を崩すと同時に、ざっくりと、混ざり過ぎない様に大胆に撹拌する。
  余り良く混ざり過ぎても、味が均一化してしまうので面白みに欠けるので、
  敢えてざっくりと、大まかに混ぜ合わせ、味のバラつきが有る位の方が好きだ。
  さて、程好く混ざり合った所で、箸で麺を手繰り、ヅヅヅと啜る。
  黒胡椒のピリッとした爽やかな辛味の後、自家製辣油の辛味が先ず伝わる。
  口内の温度が一気に上がり、口中が麻痺する様な感じだが、辛味は控え目と言えよう。
  然し、卵黄とチーズのコクが辛味を和らげて呉れ、円やかで滑らかな物に変えて呉れる。
  基本のテレレは豚骨由来の物で、こってりとして、麺に確りと纏わり付き、
  或る程度、ガツンと来る感じの濃厚な物で、混ぜ蕎麦、和え蕎麦、油蕎麦の類の中では好きな味だ。
  此の手の麺は、色々な物を混ぜ合わせて頂くので、味の形容、表現が難しく、
  文才の無い僕の筆力では難しいので、御容赦願いたい…。
  野菜は萌やしが多目で、茹で時間が短めのシャキシャキ感強め。
  具は他に、賽の目状の叉焼、麺麻が入り、大蒜も量は少な目だが刺激的で良い。
  此方に於いては、此の「まぜそば」と数ヶ月に一度の「限定麺」を頂いていれば良いな。