続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ステーキ 宮」【川越】

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◆「ステーキ 宮」【川越】

 ◎「リブロースステーキ 200」二一八四円+「スープバーセット」五〇四円

 …金曜日に特別休暇を充てた為に四連休と相成ったが、あっという間に最終日を迎えてしまう。
  金曜日に整体院で腰痛の施術を受けたが、今回は痛みが引かず、仙骨に痛みが戻り、
  太腿の裏側から脹脛に掛けても痛みが走り、何をするにも億劫で、
  休みの日でも補装具を巻いていないと怖くて身体が動かせない。
  何だか、寝ていても痛みが全く無い体勢と言うのが余り無く、右に左に寝返りを繰り返す。
  尤も、昨晩は酔い潰れ、其の儘、炬燵で寝入ってしまい、十一時迄ずっと寝ていたので、
  身体中が痛いのは当たり前で、自ら腰痛を悪化させているので自業自得か…。
  そんな調子なので、家でゴロゴロと、殆どを寝て過ごす。
  十七時に漸く動き出し、日用品の買い物がてら外出する。
  連休の最終日で、陰鬱なサザエさん症候群を抱えているので、少し贅沢しようと、
  ビフテキを喰らおうと、個人的に好きな此方のチェーンにする。
  我が故郷の深谷にも在るので、学生時分から慣れ親しんでおり、ビフテキと言えば「ステーキ 宮」だ。
  田舎なので、「万世」なんて無いのだ…。
  然し、大宮には出店しておらず、一番近いのが此の「川越店」なので、自動車で急行する。
  勿論、口惜しいが麦酒は呑めないと言う事に成る…。
  店に着くと未だ十八時と早いが、昼御飯を食べていないので臨戦態勢は整っている。
  腕白に成ろうと入店し、すんなりと席に案内される。
  メニューを眺めると、当然乍ら、学生時分とはメニューが異なっていて戸惑ってみる。
  通常のメニューとは別に、催事メニューも有る。
  「リブロースフェア」と銘打たれており、一五〇グラムのリブロースステーキが一五五四円とな。
  惹かれるが、一五〇グラムは少ないのではと考え、通常のメニューの中から、
  清水の舞台からバンジージャンプした心持ちで「リブロースステーキ 200」に決定。
  明日からの英気を養うと思えば、一週間頑張れる気がする…。
  焼き加減は、「一生懸命焼いて下さい」と言いそうになるがレアで御願いし、
  タレは「宮のタレ」、「デミグラス」、「甘口和風」、「グレービーソース」、「ステーキ醤油」、
  五種類の中から、勿論、言わずもがなだが「宮のタレ」で御願いする。
  更に、白米が御替わり自由で、プースー飲み放題が付くと言う「スープバーセット」も追加する。
  焼き上がりを待つ間、プースーでも啜ろうと、玉蜀黍のポタージュスープを立て続けに二杯。
  此れだけで腹が膨れてしまいそうなので自重する。
  熱いプースーで食道を火傷しそうに成っていると、ヂウヂウと音を立ててビフテキが配膳される。
  テレレを此方で掛けても良いかと問われ、何の問題も無いので御願いする。
  更にヂウヂウと言う音を立てて、テレレが撥ねて飛び散る。
  牛の顔が象られた鉄板が目の前に差し出され、フォークとナイフで切る。
  リブロースとは、「リブ」は「肋」を意味しており、良く動かす部位で、
  「ロース」とは「ロースト」と言う意味から来ており、最も焼くに適した最上級部位らしい。
  サーロインに比べ、赤身と脂身の均整が取れ、肌理が細かく味わい深いのが特徴と言う。
  ナイフで切れば、レアなので赤味が見え、血の滴る様な肉と迄は行かないが、精が付きそうだ。
  其れを頬張れば、厚味こそ無いが、確りとした噛み応えも有り、柔らかさも持ち合わせている。
  サーロインを超えた柔らかさと謳っているだけの事は有る。
  此れに「宮のタレ」が絶妙に絡み合い、卸玉葱の仄かな苦味と、大蒜、醤油、酢の配合が絶妙だ。
  今ではスーパーマーケットの肉売り場でも市販されているので有り難い。
  此りゃ、御飯が進んで仕方が無い。
  御飯の御替わりと、「宮のタレ」も御替わりし、残りのクーニーにたっぷりとぶっ掛ける。
  御飯には卓上の塩を振り掛け、高血圧に拍車を掛けてみる。
  付け合わせのじゃが芋、玉蜀黍、ブロッコリーは余計だが、まあ、肉に免じて許そう。
  補装具で腹が苦しいが、確りと御飯二膳分を頂き、ビフテキも脂身も残さず頂き、
  汗だくで平らげ、減量は一応は成功したものの、未だ、歴としたデヴの様だ…。