続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「横浜らぁめん 桜花」【大宮】

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◆「横浜らぁめん 桜花」【大宮】

 ◎「醤油ラーメン」六五〇円

 …昨晩。
  id190氏との久し振りに、「鮨処 いっしん」で酒を酌み交わした後、
  大宮の街に繰り出し、僕が一度行ってみたかった立ち呑み「なごみ」で呑み直す。
  店内のテレヴィヂョンでは野球中継が点いているが、此の日は二十一時閉店と言う。
  週末の土曜日と言うのに、商売っ気は無いのだな。
  ベイシティ・ローラーズだったら怒ってしまうだろうに…。
  二十一時前にそそくさと退店。
  次の相談は店内で既に纏まっており、余り大っぴらに記せる事でもないので…。
  で、心身共にすっきりすると、時刻は二十二時半に迫ろうと言う。
  遠方より御出でのid190氏の終電の時間も気に成る所なので、名残惜しいが、
  近々の再会を誓って、The Good-Bye。
  僕は未だ、縮こまった羽をもう少し拡げてたくて、大宮の街に残る。
  と言っても、「いづみや第二支店」も閉店ガラガラの時間じゃ、当ても無い。
  大人しく、ラーメンを啜って帰ろう。
  夜中にラーメンを啜る事が大人しいか如何かは微妙だが…。
  二十三時に成ろうと言う時間なので、折角、日中は混雑して中々行けない行列店は、
  二十三時閉店が多く、「麺処 ほん田niji」、「つけめん 102」は駄目だな。
  先日、茅ヶ崎で頂いた「ラーメン 松壱家」が非常に美味しかったので、家系ラーメン再発見と称し、
  二、三年前に開店した事は知っていたが、訪店の機会を失っていた此方へ。
  店内に入り、券売機と対峙し、初めてなので普通に「醤油ラーメン」にする。
  食券を手渡す際、御決まりの好みを訊かれるが、「パイオツカイデー、シーアーガイナー」とは言わず、
  至って冷静に、「普通で」と御願いする。
  豪快に海苔三枚が防波堤の様に丼にへばり付いており、中々に魅惑的だ。
  さんざっぱら呑み喰いした後の二十三時に頂くラーメンとしてはね…。
  いざ、プースーから蓮華で啜ろう。
  表面に鶏油が浮かび、其のコクがズッキュン、バッキュンと舌を貫く。
  酔っ払っている所為も有ろうが、昔は家系ラーメンと言えば何処も彼処も似たり寄ったりで、
  醤油ダレがやや前面に押し出され、後から動物系の豚骨と鶏油の味わいが伝わる感じだったが、
  僕の馬鹿舌、貧乏舌でもじっくりと味わえば、夫々に味がはっきりと違うものだな。
  先日の「ラーメン 松壱家」には遠く及ばないが、コクも其れなりに有って満足。
  麺は中太の真っ直ぐな麺で、厨房内に麺箱が置かれていたが、何処の製麺所かは分からない。
  加水率は低目で、ぼそぼそとした感じで、個人的には好みだ。
  ブツッと噛み切れる感じが良い。
  叉焼はと言うと、バラ肉を巻いた物だが、脂身が殆ど。
  プースーに浸すと蕩ける様な脂身なら良いのだが、浸しても固さが有り、ブルンとした感じ。
  此れは、此の時間には堪える…。
  具は他に菠薐草、麺麻、海苔。
  後半は卓上の能書きにも記されている食べ方を試してみる。
  店長の御薦めとして、擂り胡麻、酢、卸生姜を投入すれば、塩気が円やかに成り、さっぱりとする。
  胡麻のコクも、胡麻好きとしては有り難い。
  卸大蒜と豆板醤が一般的だが、偶にはこう言うのも良いな。
  さて、胃袋も満たされた所で、帰りたくないが家に帰る。
  長椅子で午前二時迄寝込み、寝床に移動し、其の儘、正午の手前迄寝入る駄目中年…。