◆「麺処 湊生」【高崎】
◎「辛みそらーめん」八〇〇円+「中盛」無料
…昨日。
もう、花粉に遣られっ放し。
昨年よりも飛散量が多いと言われているが、其れは専ら嘘ではなさそうだ。
花粉症患者に成ってから一〇年以上が経つが、毎年、此の時期は憂鬱。
だからと言って、対策を取っている訳でもなく、御医者に掛かるのは億劫で嫌いだし、
マスクをするのは蒸れて暑いから嫌だし、薬を服用すると薬物中毒みたいで嫌だし…。
丸腰で外出していたら、其りゃ、嚔も出れば、鼻水も垂れるわね。
汚い年寄りの様だ…。
木曜日の晩から、猛烈な目の痒みに襲われ、死ぬ思いをしている。
擦っては駄目だと分かって居乍ら、其の痒みに耐え兼ねて掻いてしまう。
乱視が悪化するのは百も承知で目を擦れば、目の周囲はひりひりと咎めてしまい、
眼球は真っ赤に成り、丸で兎さんの様だ。
僕も兎さんも、寂しいと死んじゃうのだ…。
そんな目の状態なので、視力が落ち、コンタクトレンズを装着してもぼんやりと霞んで見えない。
其れでも仕事に行かない訳にも行かないので、ドブに落ちない様に気を付け乍ら出掛ける。
おっと、家を出た所で、此の時期の僕の命綱の鼻スプレーを忘れて来ると言う大失態。
出先に着いたら薬局で購入すれば良いやと、鼻を詰まらせ、山瀬まみの物真似が出来そうな状態で、
此の日は下り電車に乗車し、より花粉の多そうな高崎へと向かう。
空っ風に乗って、大量の杉花粉が渦巻いているのを想像するだけで身体中が痒くなる…。
目を真っ赤に腫らし乍ら、見え難い目を凝らす様にして仕事を熟す。
実に不自由なものだ。
腰は痛い、花粉症は酷い、目は見辛い、生きた心地がしないわね…。
と言う訳で、如何言う訳かは分からないが、十三時に昼休憩を取る。
行き先は決まっている。
先々週も訪れ、二ヶ月に一度の限定メニューを頂くも、携帯電話のキャメラがポンコツで、
固まったっ切り動かず、其の所為で写真が撮れずに記事に出来なかったので再訪を試みる。
携帯電話のキャメラもポンコツ、其の持ち主もポンコツ…。
って、おいっ!誰がポンコツだ!
そうです、紛れも無いポンコツ駄目中年です…。
さてとっ、独り小芝居も済んだ所で、券売機で「限定麺」の食券を購入し、店内に潜入する。
カウンター席に腰掛け、食券を手渡し、麺の量を中盛りに出来ると言うので御願いする。
待つ間、只管に冷水を呷り、花粉を洗い流す様に意識する。
一〇分程で、二週間振りの再会と成る「辛みそらーめん」が遣って来る。
二度目なので大した感動は無い…。
プースーはドロッドロに濃厚で、先ずは其れから啜ろうかね。
蓮華で掬うと、ドロッとした粘度が一層善く分かる。
基本は白味噌なのか、甘味が感じられ、辛味噌と謳う割りに、プースー自体は甘目な印象。
其処へ、上に盛り付けられた辛味ダレで和えられた萌やしと葱が浸されると辛味が増して来る。
そして、プースーに更にコクを付加するのが、豚挽き肉と椎茸を炒めた肉味噌。
豚肉の旨味も良いのだが、微塵切りの甘辛い椎茸が良い味を醸し出している。
丼の奥から麺を引っ張り上げると、重量感の有る太麺。
噛むとモキモキと言う歯触りで、中身が詰まっていると言うか、密度の高い麺。
ともすると、噛むと歯にくっ付きそうになる感覚だが、しこしことして腰が効いている。
具はと言うと、叉焼は入っておらず、野菜、肉味噌、海苔、麺麻、そして海老雲呑。
此方では、此の海老雲呑を推している様で、普通のラーメンや、濃厚なつけ麺にも付いて来る。
「中華そば」なら未だしも、濃厚な魚介豚骨の「つけ麺」には合わない気がし、
此の「辛みそらーめん」に関しても、悪くは無いのだが、無くても良いかなと。
オスカープロモーションの剛力彩芽宜しく、そんなにゴリ押ししなくても良いと思う…。
剛力彩芽に罪は何も無く、僕は嫌いじゃない事を補足迄に付け加えさせて頂く。
何だかんだでプースーを汗だくで飲み干し、味噌の恵みを存分に味わってみる。
もう、花粉に遣られっ放し。
昨年よりも飛散量が多いと言われているが、其れは専ら嘘ではなさそうだ。
花粉症患者に成ってから一〇年以上が経つが、毎年、此の時期は憂鬱。
だからと言って、対策を取っている訳でもなく、御医者に掛かるのは億劫で嫌いだし、
マスクをするのは蒸れて暑いから嫌だし、薬を服用すると薬物中毒みたいで嫌だし…。
丸腰で外出していたら、其りゃ、嚔も出れば、鼻水も垂れるわね。
汚い年寄りの様だ…。
木曜日の晩から、猛烈な目の痒みに襲われ、死ぬ思いをしている。
擦っては駄目だと分かって居乍ら、其の痒みに耐え兼ねて掻いてしまう。
乱視が悪化するのは百も承知で目を擦れば、目の周囲はひりひりと咎めてしまい、
眼球は真っ赤に成り、丸で兎さんの様だ。
僕も兎さんも、寂しいと死んじゃうのだ…。
そんな目の状態なので、視力が落ち、コンタクトレンズを装着してもぼんやりと霞んで見えない。
其れでも仕事に行かない訳にも行かないので、ドブに落ちない様に気を付け乍ら出掛ける。
おっと、家を出た所で、此の時期の僕の命綱の鼻スプレーを忘れて来ると言う大失態。
出先に着いたら薬局で購入すれば良いやと、鼻を詰まらせ、山瀬まみの物真似が出来そうな状態で、
此の日は下り電車に乗車し、より花粉の多そうな高崎へと向かう。
空っ風に乗って、大量の杉花粉が渦巻いているのを想像するだけで身体中が痒くなる…。
目を真っ赤に腫らし乍ら、見え難い目を凝らす様にして仕事を熟す。
実に不自由なものだ。
腰は痛い、花粉症は酷い、目は見辛い、生きた心地がしないわね…。
と言う訳で、如何言う訳かは分からないが、十三時に昼休憩を取る。
行き先は決まっている。
先々週も訪れ、二ヶ月に一度の限定メニューを頂くも、携帯電話のキャメラがポンコツで、
固まったっ切り動かず、其の所為で写真が撮れずに記事に出来なかったので再訪を試みる。
携帯電話のキャメラもポンコツ、其の持ち主もポンコツ…。
って、おいっ!誰がポンコツだ!
そうです、紛れも無いポンコツ駄目中年です…。
さてとっ、独り小芝居も済んだ所で、券売機で「限定麺」の食券を購入し、店内に潜入する。
カウンター席に腰掛け、食券を手渡し、麺の量を中盛りに出来ると言うので御願いする。
待つ間、只管に冷水を呷り、花粉を洗い流す様に意識する。
一〇分程で、二週間振りの再会と成る「辛みそらーめん」が遣って来る。
二度目なので大した感動は無い…。
プースーはドロッドロに濃厚で、先ずは其れから啜ろうかね。
蓮華で掬うと、ドロッとした粘度が一層善く分かる。
基本は白味噌なのか、甘味が感じられ、辛味噌と謳う割りに、プースー自体は甘目な印象。
其処へ、上に盛り付けられた辛味ダレで和えられた萌やしと葱が浸されると辛味が増して来る。
そして、プースーに更にコクを付加するのが、豚挽き肉と椎茸を炒めた肉味噌。
豚肉の旨味も良いのだが、微塵切りの甘辛い椎茸が良い味を醸し出している。
丼の奥から麺を引っ張り上げると、重量感の有る太麺。
噛むとモキモキと言う歯触りで、中身が詰まっていると言うか、密度の高い麺。
ともすると、噛むと歯にくっ付きそうになる感覚だが、しこしことして腰が効いている。
具はと言うと、叉焼は入っておらず、野菜、肉味噌、海苔、麺麻、そして海老雲呑。
此方では、此の海老雲呑を推している様で、普通のラーメンや、濃厚なつけ麺にも付いて来る。
「中華そば」なら未だしも、濃厚な魚介豚骨の「つけ麺」には合わない気がし、
此の「辛みそらーめん」に関しても、悪くは無いのだが、無くても良いかなと。
オスカープロモーションの剛力彩芽宜しく、そんなにゴリ押ししなくても良いと思う…。
剛力彩芽に罪は何も無く、僕は嫌いじゃない事を補足迄に付け加えさせて頂く。
何だかんだでプースーを汗だくで飲み干し、味噌の恵みを存分に味わってみる。