続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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 ◎「ボンゴレチョップ」八七〇円+「半熟味付け玉子」無料

 …昨日。
  黄金週間が待ち遠しくて仕方が無い。
  別段、何をすると言う訳では無いのだが、取り敢えず、心身を休めたい…。
  今年は曜日の配列が悪いので、三日休んで三日出て、四日休みと言う変則だが、贅沢は言わない。
  ゆっくり休んで、腰の疲労を取り除いてやりたい。
  そんな週末迄四日と迫った昨日は池袋へ。
  未だ、週の二日目と言うのに、此のぐったり感と来たら何なのだろう。
  疲労が堆く積もっているかの様だ…。
  同僚の方と二人して、えっちらおっちら仕事に精を出す。
  十三時に成り、一先ず、腹が減ったので昼御飯を摂ろう。
  さて、何処に行こうかと考え、此方で月替わりの限定ラーメンを頂く事にする。
  実は、四月上旬にも訪れ、「SAKURA」と言う限定メニューを頂くも、
  携帯電話が余りにも馬鹿で、写真機能が固まって動かずに写真が撮れず、
  万止むを得ず記事に出来なかったと言う事態が有った為、其の復讐へと出向く。
  然し、事前の情報では、「SAKURA」は一〇日間程の提供で終了し、
  五月一杯迄、別の限定メニューが提供されていると言うではないか。
  因みに、件の「SAKURA」は、麺に鱈子が和えられた鶏白湯のつけ麺で、
  プリン体フェチ、痛風予備軍の僕としては堪らない一品だっただけに残念…。
  さて、店に辿り着き、店頭の貼り紙を見れば、「ボンゴレチョップ」と言う文字が目に入る。
  一月、二月限定の「すなぎもパンチ」と言い、B’zの「ウルトラソウル」で替え歌が出来そうだ…。
  脳内で替え歌を歌い終わり、店頭の券売機で「限定麺」の食券を購入し、店内に乗り込む。
  カウンター席の間に挟まり、食券を手渡せば、「半熟味付け玉子」が無料と言うので御願いする。
  出来上がり迄、冷水をグイグイ呷り、初夏を感じてみる。
  嗚呼、嫌な季節が迫り来る…。
  そして、厨房内から「限定上がります」の声の後、丼が運ばれて来る。
  貼り紙には「アサリとニンニクのらーめん」と記されている。
  此方の売りである鶏白湯のプースーに浅蜊と大蒜、そして、アンチョビーを合わせたと言う。
  いざ、プースーから啜ってみれば、円やかでコクが有り、少しとろみの有る鶏白湯に、
  大蒜のパンチの効いた刺激と、鷹の爪のピリッとした辛味が伝わる。
  宛ら、伊太利亜的な味わいが感じられ、プースーに浮かぶ緑色は合法ハーブだろうか。
  「SAKURA」も良かったが、「ボンゴレチョップ」も中々如何して、遣るではないか。
  然し、具の一つであるブロッコリーが余計だ。
  基本的に、ラーメンに余分な野菜は不要と思える。
  僕は宗教上の理由で野菜が駄目なので…。
  そうは言っても、出された物を残すのは罪なので、鼻を摘んでブロッコリーだけを遣っ付ける。
  さて、麺はと言うと、御決まりの細麺で、貼り紙には「少し固めの細麺で~」と記してあるが、
  然程、「ハリガネ」、「バリカタ」の様な感じは無く、嫋やかな麺だ。
  プースーとの絡み具合、持ち上げも良く、スルスルと入って来る。
  食べ進めていると、コクの有るプースー、大蒜と鷹の爪の辛味、細麺、其れ等が相俟って、
  何だか、辛子高菜入りの豚骨ラーメンを頂いている様な錯覚、そんな味わいすら感じる。
  具の浅蜊は火が入り過ぎていないプリッとしたもので、身もぷっくりとしている。
  他には、僕の好きな木耳も入り、其の点が博多ラーメンをふと思い起こさせたのかも知れない。
  無料の半熟味付け玉子は黄身がねっとりとした半熟具合で、此れがロハなら有り難い。
  思わず、プースーは全て飲み干し、又しても血圧を上昇させてみる…。