続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「濃厚豚骨醤油ラーメン 太龍軒」【池袋】

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 ◎「ラーメン(並)」六八〇円

 …火曜日。
  一週間が始まって未だ二日目の此の日、既に、何だか妙に疲労している。
  腰痛は薬の御蔭で収束しているものの、疲労の抜けなさ加減と来たら無い。
  肩凝りもして来るし、高血圧の所為か、頭痛もする。
  何時か、脳の血管がヴチっと切れて死んでしまうんだろうな…。
  さて、此の日は終日、池袋で仕事を熟し、暑さも相俟って、同僚の方と呑みに行く。
  平日は酒類が一杯一〇〇円の「すし居酒屋 小池」でしこたま麦酒とハイボールを呷り、
  呂律も怪しい程のヘベのレケにも拘わらず、何だか家に帰りたくなくて、
  〆にラーメンを啜ろうと、二人して池袋の街を彷徨う。
  酔っ払っていても、行き先は決めてある。
  今月六日に新規開店したばかりの此方へ初潜入。
  開店から三日間は、「ラーメン(並)」が半額の三四〇円で提供されていたらしく、
  最終日の八日の月曜日は、昼時に行列が出来ていたので気には成っていた。
  情報を集めてみると、如何やら、家系ラーメンの様な感じだ。
  呑んだ後の〆には持って来いだな…。
  足元も覚束無い中、店に辿り着き、入って直ぐの券売機と御対面。
  初めてなので、普通に「ラーメン(並)」の釦をポチっとな。
  カウンター席に腰掛けると、何だか、仕上げに麦酒が呑みたくなり、其の場で現金で四五〇円を支払い、
  出て来たジョッキで二度目の乾杯。
  麦酒は何杯呑んでも旨いな。
  そうこうしていると、ラーメンが出来上がって運ばれて来る。
  黒い丼には、紛れも無く、家系ラーメン然とした佇まいだ。
  蓮華でプースーを啜れば、こってりとしてやや粘度が有り、トロンとしている。
  味わいも正に家系ラーメンで、塩っぱさが何とも身体中に染み渡る。
  呑んだ後に欲する、危険な味わいだ。
  ヘベのレケなので、細かい味は大して分からないが、旨い事だけは分かる。
  麺は自家製麺と謳っており、表面はツルツルとして、喉の通りは良い。
  家系ラーメンは概ね、製麺所の麺を使用しているが、自家製麺で差別化を図っているのだろう。
  茹で加減は柔らか目で、腰は然程感じられないが、モチモチ感は感じられるか。
  具は、家系ラーメンの三種の神器叉焼、海苔、菠薐草。
  叉焼は見た感じ、繊維が毛羽立っている様だが、赤身の部位は噛むとホロっと解れる気がするが、
  まあ、特筆すべき程の事は無いが、酔っ払いには十分、酒の摘みにも成り得る。
  味としては、標準的、平均的な感じだが、呑んだ後に良いかも知れない…。