◎「大江戸天丼（半熟玉子付）」七九〇円
…何の断りも無く、梅雨が明けたらしいな。
電話の一つも呉れれば良いものを…。
御蔭で、ギラギラと下品な太陽が、入道雲を引き連れて殺人光線の様に降り注ぐ。
一年で最も嫌な季節の訪れだ。
春の次は秋に成らないものかね…。
屋内は節電と言う名の下に、冷房をケチっているので、下手をしたら脱水症状に陥る。
東京電力が電気代を値上げして、其の分を社員の賞与にでも廻しているのだろうから、
こうして市民が巻き添え、迸りを喰うなんて、何と馬鹿げた話だろうか…。
そんな灼熱地獄の中、日曜日と言えども勤めに出る。
朝は七時に起床し、既に気温の上昇した中を出掛けて行く。
僕の場合、水曜日、木曜日が休日なので、個人的には金曜日を、週の始まりの月曜日と捉えている。
と言う訳で、今日は真ん中もっこり日曜日、即ち、水曜日の感覚だ。
嗚呼、もう曜日感覚が可笑しくなっている…。
九時半から仕事に雪崩れ込み、汗を噴き出し乍ら、下っ端は黙々と言い付けを守って労働する。
十三時半前に、昼休憩に行く様に促され、灼熱の屋外へと出る。
外に出た途端、モワーンとした熱風が肌に纏わり付いて来る。
風は強いが、熱風を齎して来るので、皮膚が焼ける思いだ。
昨日は又しても「カレーハウス ＣｏＣｏ壱番屋」で「チーズカレー」の大盛りを頂く。
東武練馬の「ＣｏＣｏ壱番屋」は、東京二十三区内なのか、通常より二〇円高いのが癪だ…。
其れを回避するべく、最初に出掛けた「つけめん らーめん みとや」に行くも、
日曜日が定休日なのか、生憎の閉店ガラガラ…。
と成ると、仕方無く、後はチェーン店で妥協するしかない。
今迄、一度も訪れた事の無い、此方の天丼で有名な店に潜入してみる。
如何も、是非とも行こうと言う程に食指が動かなかったもので…。
店に入り、空いているカウンター席に勝手に座る。
出される茶は温かい物と冷たい物の何方が良いか訊かれ、勿論、冷やっこいので御願いする。
メニューを眺めると、当たり前だが天丼、天麩羅ばかりだ。
此の暑さでは、ともすると回避したくなり勝ちだが、確りと栄養は補充しないといけない。
其の中から、期間限定の「大江戸天丼」と言うのに惹かれる。
二十五周年記念として、「穴子祭り」と銘打って、天然活〆の一本穴子、海老、烏賊が入ると言う。
此れに半熟玉子が付く物が七九〇円と少々値は張るが、ストレス解消の為には仕方が無い。
天丼の丼、味噌汁、半熟玉子の小鉢が、一〇分程で配膳される。
写真よりも地味さは否めないな…。
早速、天丼の上に半熟玉子を乗せ、全体に黄身が絡む様に満遍無く塗す。
先ずは手前の棒状の物体から齧れば烏賊だ。
別段、取り立てて軟らかいと言う感じは無いが、確りと烏賊の食感が感じられる。
真ん中に挟まれしは、此の天丼の主役でもある穴子だ。
ふっくらと、ふんわりした感じと言うのも無いが、穴子の旨さは有る。
甘辛いタレを吸った衣と、半熟玉子が絶妙に絡み合い、天丼と玉子の相性の良さを知る。
海老は小振り乍らもプリッとした小気味良さが有り、尻尾もバリバリと齧る。
御飯の量の少なさが難点だが、最近、太り気味だしね。
もう、食事の選択肢は略、尽きた…。
電話の一つも呉れれば良いものを…。
御蔭で、ギラギラと下品な太陽が、入道雲を引き連れて殺人光線の様に降り注ぐ。
一年で最も嫌な季節の訪れだ。
春の次は秋に成らないものかね…。
屋内は節電と言う名の下に、冷房をケチっているので、下手をしたら脱水症状に陥る。
東京電力が電気代を値上げして、其の分を社員の賞与にでも廻しているのだろうから、
こうして市民が巻き添え、迸りを喰うなんて、何と馬鹿げた話だろうか…。
そんな灼熱地獄の中、日曜日と言えども勤めに出る。
朝は七時に起床し、既に気温の上昇した中を出掛けて行く。
僕の場合、水曜日、木曜日が休日なので、個人的には金曜日を、週の始まりの月曜日と捉えている。
と言う訳で、今日は真ん中もっこり日曜日、即ち、水曜日の感覚だ。
嗚呼、もう曜日感覚が可笑しくなっている…。
九時半から仕事に雪崩れ込み、汗を噴き出し乍ら、下っ端は黙々と言い付けを守って労働する。
十三時半前に、昼休憩に行く様に促され、灼熱の屋外へと出る。
外に出た途端、モワーンとした熱風が肌に纏わり付いて来る。
風は強いが、熱風を齎して来るので、皮膚が焼ける思いだ。
昨日は又しても「カレーハウス ＣｏＣｏ壱番屋」で「チーズカレー」の大盛りを頂く。
東武練馬の「ＣｏＣｏ壱番屋」は、東京二十三区内なのか、通常より二〇円高いのが癪だ…。
其れを回避するべく、最初に出掛けた「つけめん らーめん みとや」に行くも、
日曜日が定休日なのか、生憎の閉店ガラガラ…。
と成ると、仕方無く、後はチェーン店で妥協するしかない。
今迄、一度も訪れた事の無い、此方の天丼で有名な店に潜入してみる。
如何も、是非とも行こうと言う程に食指が動かなかったもので…。
店に入り、空いているカウンター席に勝手に座る。
出される茶は温かい物と冷たい物の何方が良いか訊かれ、勿論、冷やっこいので御願いする。
メニューを眺めると、当たり前だが天丼、天麩羅ばかりだ。
此の暑さでは、ともすると回避したくなり勝ちだが、確りと栄養は補充しないといけない。
其の中から、期間限定の「大江戸天丼」と言うのに惹かれる。
二十五周年記念として、「穴子祭り」と銘打って、天然活〆の一本穴子、海老、烏賊が入ると言う。
此れに半熟玉子が付く物が七九〇円と少々値は張るが、ストレス解消の為には仕方が無い。
天丼の丼、味噌汁、半熟玉子の小鉢が、一〇分程で配膳される。
写真よりも地味さは否めないな…。
早速、天丼の上に半熟玉子を乗せ、全体に黄身が絡む様に満遍無く塗す。
先ずは手前の棒状の物体から齧れば烏賊だ。
別段、取り立てて軟らかいと言う感じは無いが、確りと烏賊の食感が感じられる。
真ん中に挟まれしは、此の天丼の主役でもある穴子だ。
ふっくらと、ふんわりした感じと言うのも無いが、穴子の旨さは有る。
甘辛いタレを吸った衣と、半熟玉子が絶妙に絡み合い、天丼と玉子の相性の良さを知る。
海老は小振り乍らもプリッとした小気味良さが有り、尻尾もバリバリと齧る。
御飯の量の少なさが難点だが、最近、太り気味だしね。
もう、食事の選択肢は略、尽きた…。
