◆「角打ち 酒屋の隣」【大宮】
…昨晩。
火曜日に、仕事で疎外感をたっぷりと味わわされ、精神的にも参ってしまう。
日がな一日、作業指示を与えない、口も利かないと言うのは、如何考えたって可笑しいわ…。
ぐったりと疲弊した儘、休日を迎える。
昨日の朝、不意に体重計に乗ったら、三キログラム痩せてたわ…。
食欲だけは何とか保って、倒れない様に努めてはいるが、目に見えない部分が有るのだな。
そうこうして、漸く休日に漕ぎ着け、昼間はストレス解消に「ジャンクガレッジ」へ。
出来は最高だったにも拘わらず、携帯電話のキャメラがポンコツで撮影出来ず…。
駄目な時は何をやっても駄目だ。
夜はと言えば、御近所さんと大宮の祭に行く事に成っており、十八時に大宮駅へ。
大宮の祭と言っても、こっちの「祭」ではないので悪しからず…。
時間が早過ぎたのか、所々で神輿が出ているが、本番は翌木曜日なのか、盛り上がりに欠け、
暑さから逃げる様に、店に飛び込む事にする。
御目当ては、先週土曜日の「アド街ック天国」でも紹介された此方。
「1日十六号線」、もとい、「旧十六号線」沿いに立地し、「石丸商店」と言う酒屋が直営で、
日本酒を豊富に取り揃えた立ち呑み形式の居酒屋で、以前から気には成っていたので初訪問。
矢張り、テレヴィヂョンの効果は大きい様だが、何とかカウンター席に潜り込む事が出来る。
火曜日に、仕事で疎外感をたっぷりと味わわされ、精神的にも参ってしまう。
日がな一日、作業指示を与えない、口も利かないと言うのは、如何考えたって可笑しいわ…。
ぐったりと疲弊した儘、休日を迎える。
昨日の朝、不意に体重計に乗ったら、三キログラム痩せてたわ…。
食欲だけは何とか保って、倒れない様に努めてはいるが、目に見えない部分が有るのだな。
そうこうして、漸く休日に漕ぎ着け、昼間はストレス解消に「ジャンクガレッジ」へ。
出来は最高だったにも拘わらず、携帯電話のキャメラがポンコツで撮影出来ず…。
駄目な時は何をやっても駄目だ。
夜はと言えば、御近所さんと大宮の祭に行く事に成っており、十八時に大宮駅へ。
大宮の祭と言っても、こっちの「祭」ではないので悪しからず…。
時間が早過ぎたのか、所々で神輿が出ているが、本番は翌木曜日なのか、盛り上がりに欠け、
暑さから逃げる様に、店に飛び込む事にする。
御目当ては、先週土曜日の「アド街ック天国」でも紹介された此方。
「1日十六号線」、もとい、「旧十六号線」沿いに立地し、「石丸商店」と言う酒屋が直営で、
日本酒を豊富に取り揃えた立ち呑み形式の居酒屋で、以前から気には成っていたので初訪問。
矢張り、テレヴィヂョンの効果は大きい様だが、何とかカウンター席に潜り込む事が出来る。
◎「白穂乃香」六〇〇円
…大宮駅に着くなり、缶麦酒を早々に開けたが、先ずはルービーから行きたい。
其処で見付けたのが、如何にも上品そうな此のルービー。
代金は引き換え制なので、其の場で支払い、麦酒に有り付く。
無濾過のプレミアム樽生ビールを謳っている。
酵母の力が最大限に引き出された無濾過の樽生麦酒には、乳白色の濁りが有り、
独特の深味と円やかさが有ると言うが、其の通り、実に滑らかで、上品、高級な味わい。
上面発酵酵母に依る華やかな香りも特徴で、フルーテーな味わいが印象的。
又、泡の肌理が細かく、小麦麦芽を絶妙に配合し、小麦の蛋白質に依って醸し出されると言う。
活きた酵母が入っている為、開栓後は二日間を厳守と言う、取り扱いに繊細なルービー。
チビチビと大事に呑んでいても、あっと言う間に無くなるね…。
◎「刺身三種盛り合わせ」六〇〇円
…店内は仄暗いバーの様な感じで、二階席は一日一組しか取らないと言う予約制。
こんな上品な店じゃ、「いづみや第二支店」に入り浸っていた僕からしたら、上流階級の様だ…。
さてさて、酒の肴を発注しよう。
最初は刺身が良い。
御品書きには、黒ムツ、尾長鯛、イナダの文字が有り、其れ等が入ったと思しき三種盛りを発注。
夫々、二切れずつが盛り合わされており、何処かの高級料亭にでも来たかの様。
尾長鯛はプリプリとして、シコッとした食感と、上品な旨味が感じられる。
イナダは食べ慣れているが、脂の乗りも程好く旨い。
黒ムツには有り付けず。
◎「鶏せせりのさんしょう焼き」六〇〇円
…焼き物で気に成ったのが此れ。
鶏肉のせせり、即ち、首周りの肉と言うのが好きだ。
せせりを秘伝のテレレで炒め合わせた物の様で、此りゃ、酒が進むぞ。
あの独特のブリブリとした歯触りが何とも言えず絶妙で、此れにテレレが絡み合う。
少しとろみが有り、山椒の風味が味覚を刺激して来る。
此のテレレの味が宜しく、此れが家で作れたら素敵だわぃ。
◎「丸干しイカ炙り」三〇〇円
…御近所さんが発注したのが此れ。
小さ目の烏賊の丸干しを、ちょいと炙った物。
此れを温めの燗でやったら、「舟唄」の世界だな…。
薄っぺらいが、腸の濃厚な味わいと、噛めば噛む程に出て来る烏賊の旨味が良い。
おっと、摘みが無くなる前に、日本酒でも偶には頂いてみようかな。
◎「玉川 純米吟醸生原酒アイスブレーカー」三五〇円
…元来、日本酒は滅多に頂かないので、味や銘柄が分からない。
壁には多くの燗酒、冷酒、焼酎の銘柄が列記されているが、何が何だか分からない。
偶さか、二階席の団体客に出された、青い綺麗な一升瓶が目に入る。
あれは何だろうと、店内を隈無く取材すると、「アイスブレーカー」と言う物だと判明。
レッテルには、日本酒には似つかわしくない人鳥の絵が描かれている。
涼しげで良かろうと、其れを御願いする。
味に関しては詳しく分からないが、思った程、辛口と言う感じは無く、やや甘目か。
呑んで、胸が焼ける感じは無く、レッテルの通り、スーッとした清涼感が感じられる。
◎「ヨーグルト柚子」三〇〇円
…日本酒を一杯頂いたので、今度は別の物を。
目に留まったのが、焼酎の「ヨーグルト柚子」なる物。
甘い食べ物は苦手だが、甘い飲み物は好きだ。
一升瓶を良く撹拌して注いで呉れ、とろみの有る液体が出て来る。
頂くと、柚子の爽やかな風味と酸味、ヨーグルトの甘味と酸味が濃厚。
氷が溶けるに連れ、呑み易い塩梅に成って行く。
店内の人口密度が上がって来て、不意にザーピーが頂きたくなったので河岸を替える。