続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「回転寿司 すし松」【大宮】

◆「回転寿司 すし松」【大宮】

 …待ちに待った休日。
  前回の木曜日から四日しか経っていないが、連休が無いので大変だ。
  一日だけじゃ、疲労回復に充てるしか無く、遠出は不可能だ。
  昨晩は二十三時半過ぎに帰宅し、晩酌も兼ねて食事をし、炬燵で転寝し、
  午前一時には寝床に移動し、気絶する様に、泥の様に眠る。
  明け方の四時に目が覚めるも、直ぐ様、瞬時に眠りに落ちる。
  疲労度が半端ではなく、寝ても寝ても寝足りない。
  今朝は何とか一〇時前に起床し、風呂に入り、少しは真面な状態に。
  疲労は全く抜けていないが、取り敢えず、身支度を整えて外出する。
  一月十四日迄居た、前の職場の状況が気に掛かり、さいたま新都心に顔を出す。
  完全に引き継ぎも終わらない様な状態で異動に成った為、少しでも役に立てばね。
  スタッフから愚痴やら質問を受け、十四時半迄、半分仕事の様な事をする。
  其の後、大宮の街へ移動し、遅めの昼御飯を摂ろう。
  此処最近、毎日、ラーメンを食べ続けているので、偶には替えよう。
  寿司に…。
  大宮で安価に寿司を頂くには、牛丼の「松屋」の系列の此方が良い。
  一〇〇円均一ではないが、好きな「三貫盛り」も有るのでね…。

 ◎「生ビール」五二五円
 …時間も時間なので、空席が目立っており、先ずは着席して落ち着く。
  手を拭きつつ、店員を探し、休日の醍醐味、昼酒を堪能しよう。
  もう、呑まにゃ遣ってられんって、本当。
  背徳な感じを全身で味わいつつ、黄金色のシュワシュワした液体を呷る。
  嗚呼、染みる!
  其の昔、休みの度に昼間っから酒をかっ喰らっていた頃に戻りたい…。
  半ば、廃人だが。

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 ◎「ブリトロ」二六二円
 …昔は一三〇円均一だったが、今は価格も複数有り、其の為、魚種も豊富に成った。
  「赤サバ」なんてのが有るが、生憎の売り切れの様で残念…。
  気を取り直し、白板の御薦めメニューから「ブリトロ」を発注。
  通常の「寒ブリ」も有るが、トロの方が良いわね。
  正に冬の味覚で、脂の乗りも格別で、口の中で蕩ける旨さ。

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 ◎「ビントロ」一三六円
 …此の手のチェーンの回転寿司店では欠かせないのが鬢長鮪。
  冷凍だろうが何だろうが、目梶木にも似た脂の乗りは魅惑的だ。
  中学生の頃、深谷の実家近くに在った「回転寿司 うらしま」で頂いたのが初か。
  あの脂の乗りは、食べ盛りの中学生には衝撃的だった。
  況してや、絵皿ではなかったので、父親に気兼ね無く食べられたし…。
  此方のは小さ目の切り方で、物足りなさは否めないが、味わいは中々だ。
  個人的には、厚切りで、桃色をして、極めて軽いシャーベット状が良い。

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 ◎「生タラコ」一三六円
 …白板のメニューから中心に攻める。
  二〇一一年五月二日に訪問した際は、「サワラ」、「ブダイ」、「ヘダイ」、
  挙句には、「オジサン」なんて珍しい所も揃っている事が有るのでね。
  プリン体フェチには堪らない、鱈子が有るではないか。
  今、身長一八一センチメートルに育ったが、鱈子で大きく成ったと言っても良い。
  弁当の御握りは必ず鱈子だったのでね。
  胡瓜ではなく、紫蘇が添えられているのが嬉しく、プチプチと言う食感と、
  高血圧患者が喜ぶ塩分が何とも心地好い。

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 ◎「あん肝」二六二円+「白子」三六七円
 …麦酒も二杯目に取り掛かった所で、冬の味覚を頂こう。
  御馴染みの「鮨処 いっしん」では御決まりの鮟鱇肝と白子を発注。
  勿論、多くは期待しないさ…。
  先ずは、鮟鱇肝を頂けば、矢張り、蕩ける様な軟らかさは無い。
  丸でパテを塗り固めた様な感じだが、臭味も無く、居酒屋で頂く様な感じだ。
  ポン酢のフルフルが乗っており、液状でなくても偶には良いな。
  白子はトロンと蕩け、雄の風味を漂わせつつも、クリーミーで滑らかだ。
  チェーンの回転寿司店にしては上出来の旨さ。
  とは言え、「鮨処 いっしん」では三二〇円だが…。

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 ◎「本鮪3貫盛り」五二五円
 …〆に向かう前に、寿司の華、鮪を頂いておかねばね。
  どの店にしろ、鮪で実力を計る基準には成るだろう。
  単品では詰まらないので、「上赤身」、「中トロ」、「大トロ」の盛り合わせを。
  「上赤身」と言うが、限り無く中トロに近い口当たり。
  本鮪か如何かは分からないが、生鮪ではないのは確かだ。
  中トロは更に脂が乗り、舌の上でトロンと蕩ける。
  真ん中に鎮座する大トロは、筋張った感じも無く、鮪の旨さが堪能出来る。
  関西人は分からないが、関東では鮪は偉大だ。

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 ◎「うずら3貫盛り」一八九円*二皿
 …さてさて、〆に取り掛かろう。
  僕が此方の評価している最大の要因が、此の「うずら3貫盛り」だ。
  「うずら納豆」、「月見とろろ」、「月見まぐろ」の三貫が盛られる。
  大トロの様な派手さは無いが、此の手の物は堪らなく好き。
  前述の深谷の「回転寿司 うらしま」にも「うずら納豆」が有り、
  狂った様に食べていたのを記憶している。
  食べ方を変えれば、玉子納豆掛け御飯なのだが、寿司に成ると格が上がる。
  先ずは、其の「うずら納豆」から。
  口内で鶉の玉子と納豆が絡まり合えば、正に玉子納豆掛け御飯の酢飯編。
  旨くない訳が無い。
  「月見とろろ」に関しても、此れは絶対だ。
  大好物のとろろに玉子が加わると、「松屋」のとろろの感じは否めないが、
  とろろと言う食べ物自体が、補って余り有る旨さを持ち合わせている。
  最後は「月見まぐろ」。
  此れも文句無しの旨さで、人工的に油分を混ぜた鮪だが、其れは如何でも良い。
  美味しく頂けさえすれば、大満足だ。