続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らあめん 満来」【新宿西口】

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◆「らあめん 満来」【新宿西口】
 
 ◎「チャーシューざる」一三五〇円
 
 …昨日。
  仕事としては、七月に入ってからの三週間は忙しくなく、閑散期で、
  土日は別として、平日は齷齪としなくて良いのは助かっている。
  然し、其れも束の間で、来週末の三連休から地獄が始まる。
  呑気に三連休を御取りに成れるブルジョワジー様が憎くて仕方が無い。
  日本沈没しちゃえば良いのに…。
  皆で死んじゃえば良いんじゃね?
  生きてたって、御先真っ暗だよ…。
  さて、休み前日の昨日は、昼前に池袋に立ち寄り、面談をし、
  現実を突き付けられ、死にたくなり、生きる気力を失う…。
  ルンペンにでも成った方が幸せかも知れないと、不意に思う。
  午後からの仕事に備え、十三時に内地・池袋を飛び出し、
  流刑地・台場へと向かうが、途中で昼御飯を食べてみたい。
  普段、午前中から仕事に入る時は、昼御飯なんて食べた事が無いので。
  昼御飯なんて、皇室関係か、ブルジョワジー様しか食べられないのかと…。
  どうせなら、折角だからと、思い出に残る様な物を頂きたい。
  直ぐに死んでしまうかも知れないし。
  と言う事で、先週木曜日にも御邪魔した、此方でガッツリと行こう。
  心身が窶れ、顔が浮腫み、疲労度は誰の目にも明らかなので、
  栄養だけはちゃんと摂りたいが、まあ、死にたいとか言っている人間は、
  先ず、こんな暴力的な物は喰わないわね、本当は…。
  現実逃避と冥途の土産だと思って頂ければ幸いだわね。
  さて、十三時一〇分に店に着けば、店外に待ちは無し。
  店内に入れば、ざっと六名の待ちで、先週の半分以下だ。
  そそくさと券売機で食券を購入し、何時通りの「チャーシューざる」を。
  待ちの最後尾に接続し、食券の改札を受け、席が空くのを待つ。
  此方はつけ麺が主、量が多いと言う割りには回転が早いのが素晴らしい。
  一〇分程で席に案内され、水を呷っていると、三分程で配膳。
  実に、時間に無駄が無い。
  其れにしても、相変わらず、此の肉量は物凄いな。
  おっ、今回のは、脂身が付着しているのが入っているぞなもし。
  麺の皿を受け取った所で、肉の隙間を見付け、麺を手繰り、捻じ込む。
  敢えて、つけ汁の表面に油が多く浮いている箇所に浸してみる。
  啜ってみると、鶏油の様な甘味十分なコク深い旨味が感じられ、
  座り小便をして馬鹿に成って、「おで、バカだかだ~」と言いそうになる。
  其れ位、訳が分からない程に旨いと言う事を伝えたかったに過ぎない…。
  和風出汁が立った、昔乍らの飽きの来ない滋味深い味わいは言わずもがな、
  心地好い酸味と、七味唐辛子の辛味が効果的に食欲を刺激して来る。
  こんなに暴力的で居て、且つ、上品さや、旧き良き昭和を感じさせるとは、
  現在と昭和を融合させた様な、唯一無二のつけ麺だろう。
  麺は三〇〇グラムは優に有ろうと思しき、ピロピロとした平打ち麺で、
  此の時期には啜り心地が良い、加水率高目のツルツル麺。
  以前は食べ切るのが容易じゃなかったが、前回同様、するする入る。
  際限無く食べられそうな程、いとも簡単に胃袋に収まって行く。
  さっ、叉焼の誘惑に負けてみよう。
  今回も大小様々、部位も様々、食べる度に愉しみを与えて呉れる叉焼達だ。
  頬張るなり、歯を駆使する事無く、崩れ去る様に蕩けたり、
  確りと噛み応えを味わわせて呉れる、筋肉質な部位や、
  プルンとした脂身が、身悶えする様な旨さを醸し出す部位等々、素敵だ。
  叉焼と一括りに出来ない程、様々な味わい、食感を愉しませて呉れる。
  此れを摘みに一杯遣りたくて仕方が無い…。
  ペロッと麺、叉焼を平らげ、つけ汁も飲み干し、腹八分目で流刑地へ。
  気分は後鳥羽上皇…。