続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「麺屋 冽-RETSU-」【宮原】

イメージ 1
◆「麺屋 冽-RETSU-」【宮原】
 
 ◎「極濃厚つけ麺(盛り)」七八〇円+「メンマ」一〇〇円
 
 …一年で最も忙しい時期を、何とか乗り切り、其れと同時に休日。
  狂った様な忙しい日が一ヶ月半も続き、息吐く暇も無い程。
  御蔭で心身はヘロヘロで、襤褸雑巾も同様。
  首周りはバッキバキに凝り固まり、蟹工船の暮らしは楽じゃない…。
  昨晩は二十三時半に帰宅し、風呂に入り、晩酌がてら食事をし、
  午前一時半には寝床に潜り込み、一分と経たずに気絶。
  本当、疲労の御蔭で、直ぐに寝られるのだけは有り難い。
  然し、熟睡とは程遠く、夜中に仕事の夢で魘されるのは相変わらずで、
  暑さでパンテーがズリオロスパンチョスなのも相変わらず…。
  六時半に目が覚めるも、二度寝、三度寝と繰り返し、八時半に起床。
  当初、今日、明日の連休の予定だったが、急遽、明日は余所の応援へ、
  休日出勤せねば成らなくなり、所定の休日日数確保は程遠い。
  とは言え、来週の四連休だけを生きる糧にしている最近だ…。
  午前中は冷蔵庫の搬入と搬出やらで時間を費やし、何気なく忙しい。
  用事も一段落した所で、腹も減ったので、正午に家を出る。
  自動車検査絡みで、午後に運転が控えている為、飲酒は出来ない。
  残念極まりない気分で、一先ず、宮原駅方向へ歩き出す。
  目星の店を訪れるも閉まっていたりで、行く当てを失くす。
  仕方無く、先週、酔っ払った帰りに御邪魔した此方を再訪しよう。
  宮原でラーメンと言えば、今、此方が一番旨いのでね。
  昼時とあって、店内は近所の月給取りやオフィスレデーが多い。
  取り敢えず、券売機で何時もの食券を購入。
  「極濃厚つけ麺(盛り)」と「トッピング」の食券を握り締め、
  綺麗な女店員さんに、カウンター席の合間に挟まる様に促され、遵う。
  食券を手渡し、トッピングは「メンマ」にして貰うべく告げる。
  冷水を呷り、ぼんやりと、陽炎の様にゆらゆらと、呆けっとしてみる。
  つけ麺の麺は茹で時間に六分要すると言い、十五分弱待つ。
  そして、待望のつけ麺と、一週間振りに対面を果たす。
  おおっ、食欲がそそられるわぃ。
  つけ汁の器は小さ目で、野菜と麺麻が所狭しと犇めき合っている。
  堪らんとばかりに、麺を手繰り、其のつけ汁に捻じ込む様にして浸す。
  麺にはべっとりとつけ汁が纏わり付き、粘度の高さが窺える。
  いざ、啜ってみれば、うん、旨い。
  魚介の味わいがガツンと来て、全体的な味付けはやや甘目に分類されようか。
  鶏と豚の動物系の出汁も確りと効いていて、其の旨味が凝縮されている。
  魚介系と動物系の均整は巧く取れている様に感じる。
  野菜は「二郎」系と同じ構成だが、萌やしよりもキャベツの方が多目。
  茹で加減もシャキシャキとクタクタの中間で好みだ。
  麺はモッチリとして相変わらずに良いな。
  水での〆、水切りの仕事もちゃんと施されており、つけ汁が薄まる事も無い。
  具の麺麻は圧巻だ。
  極太の枕木麺麻だが、繊維が軟らかい。
  今回のはやや軟らかさが立っており、麺麻の煮汁がつけ汁に染み出している。
  気持ち、サクサク感が残っていた方が良いかしら。
  叉焼は鶏肉。
  トッピングで「豚チャーシュー」と追加しようかとも悩んだが自重。
  前回も記したが、矢張り、ラーメンの叉焼は豚肉が良いかな。
  出汁に鶏ガラを多く使用しているので、鶏肉が合うのも分かるのだが、
  個人的には豚肉の方がしっくり来るし、其の方が旨いと思ってしまう…。
  最後は卓上に割りスープの備えが有るので、普段はしないスープ割りで〆る。
  麦酒が呑めなかったのが心残りだが、満腹だから良いか…。