続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 大宮店」【大宮】

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◆「ラーメン二郎 大宮店」【大宮】
 
 ◎「豚増しラーメン」七五〇円
 
 …やっとこさっとこ、今週も休日を迎える。
  先月、三連休予定が、急遽、出勤する事に成った分の代休消化と、
  明日の成人病検診、公休日を引っ括るめ、今日から三連休予定。
  とは言え、年末年始の人員の予定が固まらず、昨晩も終電車ギリギリ、
  二十二時半迄奮闘するも纏まらず、明日の成人病検診終わりに、
  上役と調整する為に出社すると言う、相変わらずの毎日…。
  皆様、如何御過ごしでしょうか?
  真面に、きっちりと三連休取れるなんて思ったら駄目だね。
  明日、バリウムと下剤を飲んだ後に仕事ってのも、何だかナァ…。
  昨晩は午前零時半に帰り、便利な店で弁当を買い込み、寂しく晩酌。
  午前一時半過ぎには寝床に入り、瞬殺で気絶。
  熟睡は出来ていないが、目覚ましを気にせずに寝て居られるのは有難い。
  九時過ぎにのそのそ起き出し、三連休の開始だ。
  午前中は極めて自堕落に過ごし、十一時半に家を出る。
  三連休の初っ端は、大蒜補充でガツンと決めたい。
  如何せん、先月二〇日に、「ジャンプ」で大蒜を入れ忘れられて以来、
  暴力的なラーメンとはとんと御無沙汰なのでね。
  忌まわしい「ジャンプ」は回避し、本家本流の此方に突撃しよう。
  降るんだか降らないんだか分からない天気の下、黄色い看板を目指す。
  如何わしくも奥床しい店の数々を擦り抜け、南銀座の奥へと進む。
  視認すると、店外に行列は無く、臨時休業ではと悪夢が過る。
  其の時は「回転寿司 すし松」に行こうと、次の手は考えてある。
  店に着けば、中から出て来る客が居り、営業している様だ。
  湯気で曇った硝子戸を開け、中に入れば、何たる幸運、空席が有る。
  直ぐ様、券売機で何時もの「豚増しラーメン」の緑の食券を購入。
  水を汲み、券売機側から二番目の一〇番の席に着席。
  食券を提示し、厨房内を見遣れば、店主と助手の二名体制。
  大木こだま・ひびきと同じ編成。
  まあ、二人組なら誰でも良いのだが…。
  店主と助手の遣り取りに、此方に緊張感が伝わって来て、何だか痛々しい。
  ヂッと、張り詰めた緊張の中、息を殺す様にして出来上がりを待つ。
  一〇分強で、助手氏から声が掛かり、「全増しで」と確りと告げる。
  此方でも大蒜を入れ忘れられちゃ、堪ったもんじゃない!
  受け皿付きの丼を受け取れば、おっ、ちゃんと大蒜が入っているぞ。
  普通の事なのに、何か、特別な事をされたかの様な嬉しさは何だろう…。
  さて、蓮華を手に取り、先ずはプースーから啜ろう。
  「プースーとか幾つだよ!」と一々五月蠅いので御答えしよう。
  来月で三十九だ。
  自己紹介も終わった所で、其のプースーを啜る。
  甘辛い醤油ダレがキリっとして、すっきりとした口当たりであっさり目。
  此処最近は、ずっと此方は此の系統だ。
  然し、表面の油層から、豚の養分が染み出て、旨味と甘味がじんわりと効く。
  嗚呼、此れだ此れだ、此の味わいだ。
  今回は丼から零れ出す程は入っていないが、三口、四口と立て続けに啜る。
  野菜の山に取り掛かれば、茹で加減は相変わらずに最高だ。
  シャキシャキとクタクタの中間で、途中、卓上の醤油ダレをぶっ掛けて頂く。
  背脂も僅かに降り掛けられており、余計に豚の旨さが感じられる。
  麺を引っ張り出せば、中太の平麺で、表面はザラッとして、柔らか目。
  テロンテロンではないが、ややデロッとした食感。
  腰や弾力は無いが、直系特有のプースーが染み込む様な旨い麺。
  縄の様な極太麺も良いが、此の手の麺も味わい深くて良いな。
  さあ、豚だ、豚。
  薄切りの物が六、七枚入り、厚目の物が一切れ。
  豚も最近は同じ系統、傾向が続いている。
  赤身の部位が多目で、むっちりとして、ややパサついた感じの物。
  豚の肉肉しさは感じられるが、蕩ける様な物を求める僕としては今一。
  旨いは旨いのだが、身悶えする様なトロンと解れる物には勝てない。
  ずっと、此の系統で行くのかな…。
  まあ、大蒜を存分に充填し、プースーも殆どを飲み干して堪能。
  僕の左隣に後から座った、女性の御一人様は野菜増しにしていたが、
  食べ切れたのだろうか、戦後、女性とパンツの護謨は強くなったナァ…。