◆「餃子の王将」【加茂宮】
…昨晩。
昼間は春日部の「ジャンプ」で、暴力的なラーメンの食べ納めをし、
御土産叉焼二本、四〇〇〇円分を購入して帰り、午後は極めて自堕落に過ごす。
普段、観る事の無いテレヴィヂョンを随分と観たナァ。
十九時を廻り、昼間のラーメンの影響で、空腹感は全く無いが、
取り敢えず、飲酒も兼ね、外に出る。
最後に「TRITON PIZZA」でザーピーの食べ納めをと思うも、
遠目から灯りが点いていない様なので、行き場を失ってしまう…。
仕方無く、歩ける範囲で、此方でザーギョーでも頂こうかね。
個人的には、ザーギョーは「ぎょうざの満洲」の方が断然好きだがね。
◎「生ビール」三九六円
…社長の射殺犯は捕まらなくても、店舗は相変わらずの混雑だ。
然し、座敷席ならば待つ事無く案内出来ると言うので、腰には良くないが、
時間には代えられないので従い、先ずはルービー発注。
販売促進期間中との事で、一杯目は一〇〇円引きと言う。
カースト最下層の賤民なので、一〇〇円引きは大いに助かる。
混雑で出て来る迄に時間を要したが、グイッと呷れば爽快感。
◎「油淋鶏(ジャストサイズ)」三四〇円
…パパッと手始めに料理の発注を済ませ、最初に出て来たのが此れ。
正規の一人前の量では多いと思っていた所へ、「ジャストサイズメニュー」、
略して「JSM」と言う、小皿での提供が出来ると言う。
此りゃ、助かるわぃと、中華人民共和国料理の鶏の唐揚げを発注。
「鶏の唐揚の香味ソースがけ」としてある。
量的には、鶏肉の端切れの様な部位が多く、心許無さは否めないが、
生生姜、生大蒜が効いた香味ソースが売りで、甘酸っぱさを伴い、
カリッと揚がった鶏の唐揚げと、葱のショリショリとした食感が合う。
◎「餃子」二五九円*二人前
…何を置いても、ザーギョーは欠かせない。
折角なので、二人前、パーッと行ってみよう。
其れにしても、こんなにロイクーだったっけかな…。
卓上の餃子のタレを小皿に注ぎ、辣油は使わずに頂く。
一口で頬張れば、猫舌は駄目だね、熱くて。
涙目に成り乍ら、太腿を拳で叩き、熱さに耐える。
旨いは旨いのだが、矢張り、「ぎょうざの満洲」の方が旨いな。
何せ、皮のモチモチ感が丸で違う。
其れに値段も、「ぎょうざの満洲」は同じく六個で二一六円だし。
◎「焼めし」四八六円
…腹もくちいので、そろそろ〆に向かおう。
普段、外で炒飯を頂く事が無いのもそうだが、最近、炒飯自体を食べてない。
偶には頂いてみたいじゃないの。
パラパラと解れる米粒と、具は叉焼と玉子。
味付けは薄目だが、外食の炒飯の良さは感じられる。
家では作れないわね。
抑々、料理自体が出来ないし…。
◎「イタリアン風焼そば」五八〇円
…一際目を惹いたメニューが此れ。
期間限定メニューの様で、今しか頂けないなら尚更だ。
見た目は、ナポリタンでもあり、焼き蕎麦でもある。
百見は一食に如かず、早速、頂いてみよう。
箸で手繰れば、チーズを纏って糸を引き、食欲をそそる。
一口目の感想は、うん、焼き蕎麦寄りかな。
味付けは確かに、赤茄子味のテレレにズーチーが加わり、伊太利亜要素強め。
然し、麺の食感が、表面がザラッとして、ゲッティーの其れとは違う。
国産小麦に成ったと言う麺は、平打ち麺で太目。
此れは酒の摘みとしては抜群で、炭水化物の摘み好きとしては有難い。
麦酒は二杯で自重し、プクマンで帰る駄目中年…。