続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「サイゼリヤ」【日進】

◆「サイゼリヤ」【日進】

 …昨日、今年一番の激務が予想されるも、何とか其れを乗り切り、
  くったくたの襤褸襤褸で帰宅し、僕の夏が終わった感じ…。
  心の中では「さよなら夏の日」が流れている。
  今夏、休日も所定の日数も取れず、偶の休日は一日中寝て居たい程だが、
  今日も一日のみの休日を挟んで明日から仕事なので、そうもして居られない。
  社会復帰が辛くなるのでね…。
  午前中は極めて自堕落に過ごし、昼を過ぎ、食事の心配をする。
  何を食べに行こうかと思うも、行ってみて、夏休みで休業と言うのが嫌なので、
  彼是と考え出すと億劫に成り、如何でも良く成って来る。
  取り敢えず歩きで外に出、「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」を軸に検討も、
  何でも良い、如何でも良い気分なので、そう言う時でないと行かない店が良い。
  昼間から呑めて、安い料理が有る店と言う事で、此方に決定。
  もう何年も入った事は無いし、第一、入ろうと思わないからな…。

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 ◎「樽詰生ビール(キリン一番搾り)ジョッキ」三九九円
 …歩いて来て疲労し、汗ばんだので、先ずはルービーで水分補給。
  禁煙席に着席し、発注を済ませ、到着を待つ。
  普段、こう言う店に来ようと言う選択肢自体が無いが、
  麦酒が四〇〇円以下で頂けると言うのは、其の点だけは有難い。
  火照った身体を冷却させる様に、グイッと昼間っから呷る。

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 ◎「ポテトのグリル」一九九円
 …こう言う店でないと食べられない物を頂こう。
  最近、此の手の揚げたじゃが芋を置いている居酒屋にすら行かなくなり、
  ハンバーガーも食べなくなったので、頂く機会が無いのだ。
  一九九円と言う値段だが、原価はきちんと抑えられているのだろう。
  程好い塩気と、ジャンクな感じが麦酒を進ませる。

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 ◎「マルゲリータピザ」三九九円
 …取りも直さず、ザーピーも行っておかないと。
  縁起物みたいなもんだし…。
  ザーピーと言えば、ゲリマルが簡素で一番落ち着く。
  赤茄子のテレレの赤、モッツァレラチーズの白、目箒の緑の三色が有って、
  ゲリマルの定義とされるが、目箒の葉っぱが乗っておらず、原価の絡みだろう。
  無論、目箒の葉っぱを目当てに食べに来ていないので問題無い。
  水牛の乳一〇〇パーセントのモッツァレラチーズを使用していると言う。
  値段相応の味と言うのが最近、一番だと思う様に成って来た。
  ラーメンにしても何にしても、少し価格高騰している様に感じるので…。

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 ◎「ほうれん草のオーブン焼き」二九九円
 …此れだけ安いと、嬉しい反面、心配に成ってしまうのは僕だけだろうか。
  一体、どんな物を食べさせられるのだろうかと…。
  此方も二九九円と言う値段に惹かれた酒の摘み。
  自慢のホワイトソースのオーブン焼きと言う触れ込みだ。
  サラミとパンチェッタ入りとしてあるが、パンチェッタが何だか分からない。
  ジローラモか?
  菠薐草は僕が好んで頂く数少ない野菜の一つなので、其の点で有難い。

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 ◎「フレッシュワイン(白)デカンタ(500ml)」三九九円
 …麦酒は一杯で止し、折角なので、葡萄酒で酔っ払ってしまおう。
  此の夏、休みも儘成らず、身を粉にして労働している自分への褒美だ。
  三九九円の…。
  赤葡萄酒だと重たい気がして、ファンタ感覚で頂こうと白葡萄酒に決定。
  葡萄の品種はトレッビアーノとの事で、馴染みが有るのでね。
  良く冷えていて、クイックイ行ってしまうな。

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 ◎「フレッシュトマトのスパゲッティ」四九九円
 …葡萄酒の御蔭ですっかり良い心持ちに成り、何だか良いわね。
  ザーピーを頂いたので、ゲッティーも頂かないと不公平だ。
  メニューを眺めると、期間限定のゲッティーが有る。
  素晴らしくも、名前に「スパゲッティ」と入っている。
  昨今の「パスタ」とか言う呼称が、反吐が出る程に嫌いで、
  自ら口にするのも恥ずかしいので、是非とも廃絶したい。
  赤茄子丸ごと一個分を使用していると言うだけあり、存在感が有る。
  
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 ◎「若鶏のグリル(ディアボラ風)」四九九円
 …メニューを捲っていると、昔、何度か来た時に頂いた此れを発見。
  数える程しか来た事が無いが、必ずと言って良い程発注した覚えが有る。
  鶏肉を鉄板で焼いて、上にテレレをぶっ掛けた物。
  ディアボラ風が何なのか分からないが、「悪魔風」と言う奴と一緒か。
  上には野菜を刻んだテレレが乗っており、二十五年前から有ると言う。
  味付けは「ガルムソース」と言う醤油を基本としたテレレ。
  冷凍の輸入物の鶏肉だろうが、此れが豈図らんや美味しく、酒が進む。
  ガルムとは欧羅巴で言う魚醤の筈だが、癖の有る感じも無かったナァ。
  数年振りに頂いたが、今日の出色は此れだな。

 麦酒一杯、白葡萄酒五〇〇ミリリットルを頂き、酩酊して暑い中を帰るポンコツ