続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン専門店 いっぱし」【足利市】

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◆「ラーメン専門店 いっぱし」【足利市

 ◎「こってりチャーシュー」一〇三〇円

 …昨日。
  世間様の夏休み期間も八月三十一日で、やっと終わって呉れる。
  此の一ヶ月半、本当、辛く永かったナァ~。
  心身の疲労の蓄積は有るが、ホッとAカップの胸を撫で下ろす。
  今週も一週間を乗り切り、週末の休日に漕ぎ着ける。
  然し、どうせ、白銀週間は毎日出勤だろうな…。
  今の内に、休める時に休んで置こう。
  偶の休日と言えども、朝は早く目が覚めてしまい、五時には一度起き、
  其処から寝床でうつらうつらを繰り返し、八時過ぎに起き出す。
  さて、気分転換、天気も先ず先ずの様なので、出掛けますかね。
  初め、出流山で蕎麦でも啜り、蔵の街の栃木市を散策しようと考えるも、
  足利へと予定変更し、一〇時半前に出立する。
  東京環状から、県道さいたま栗橋線、国道一二二号線で館林市内に入り、
  国道五〇号線で足利市内に入り、さて、先ずは昼御飯だ。
  事前に下調べして気に成った、足利市駅近くの此方へ御邪魔する。
  土曜日の十二時半と、稼ぎ時にも拘わらず、先客一名と些か不安だ…。
  何でも、栃木県では有名な「ラーメン専門店 E・Y竹末」の系列と言う。
  「E・Y TAKESUE PRODUCE」と記されており、
  県外の、栃木県のラーメン事情に疎い僕からしたら、「E・Y」って何だ?
  店内に入ると、「心の旅」は流れておらず、吉田栄作ではない様だ。
  掛かっている音楽を聴き、成る程、納得、そう言う訳ね…。
  時間よ止まらなかった所で、メニューを眺め、発注を済ませよう。
  事前に気に成ったのは、叉焼の入った、こってり味のラーメン。
  と言う訳で、其の名の通り、「こってりチャーシュー」を発注する。
  さてさて、一〇分程で、小振りな丼に、目一杯に入ったラーメンの御出座し。
  表面に鶏油が浮き、黄金色をしており、プースー自体は濁っている。
  厚口の蓮華で先ずはプースーから啜ると、旨さの衝撃が走る。
  程好いとろみが有るが、鶏白湯特有のヴォテっとした重さ、諄さは無く、
  円やかな鶏の出汁が実に芳醇で、香り豊か、滑らかな舌触りが心地好い。
  何でも、手羽先、紅葉、丸鶏を使用しているとの事で、旨味が物凄いな。
  鶏の出汁は十二分に出ているが、胃凭れする様な感じは丸で無いのが有り難い。
  タレの味わい、塩気も適度に感じられ、此れは個人的に非常に好きな味わいだ。
  麺を手繰れば、博多ラーメンを思わせる様な細麺。
  噛むとパツッと千切れる食感で、此の鶏出汁との相性が頗る良い。
  ツルツルの麺も良いが、低加水のこうした麺の方が、粉の風味が味わえる。
  白髪葱、刻み玉葱と一緒に啜れば、最高に旨いな。
  具は他に、鶏叉焼、豚叉焼、麺麻、貝割れ大根と、嬉しくなってしまう。
  先ずは鶏叉焼から頂けば、甘辛の味付けで、やや生姜の風味が香る。
  個人的に鶏叉焼は好まないのだが、腿肉なのか、食感、弾力共に良い。
  胸肉を使用している所が多く、さっぱりし過ぎて、パサついているので…。
  そして、褒めたいのが豚肉の叉焼だ。
  箸で持ち上げるのも困難な程に軟らかく、トロットロの仕上がり。
  口内に放り込んでも、歯の出番が無い程で、此れは絶妙としか言い様が無い。
  嗚呼、此れを摘みに麦酒で一杯飲りたい…。
  全体的に非常に良く纏まった、緻密なラーメンと言った印象で、
  プースーは全て飲み干し、コラーゲンを余す事無く摂取する。
  足利を訪れるに当たり、此方を選択した事を嬉しく思う…。

~御負け~
国の史跡、足利学校
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国宝の鑁阿寺の本堂。
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森高千里の「渡良瀬橋」の歌碑。
其れにしても、森高千里は一体、何時に成ったら小母さんに成るのか…。
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其の渡良瀬橋
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偶さか見付けた、山の上に佇む織姫神社
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