続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

◆「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

 …先週末からの旅の余韻は残っているも、直ぐ様、日常に引き戻され、
  あっと言う間に、何時もの毎日の濁流に飲み込まれている…。
  世間様には何でも、白銀週間と言うのが有るらしいが、如何言う訳だか、
  何でかは不明だが、僕には適用されない様で、仕事に駆り出される予定だ。
  先週末、四連休は頂戴したが、何もせずに五連休が取れる世間様は、
  流石はブルジョワジーで、僕の様なカースト最下層の賤民とは違う。
  よっ!ブルジョワジー様!憎いね、此の畜生!
  そんな訳で、取り敢えず、土曜日の出勤分の代休を、先ずは今日充てる。
  もう、隙間産業の様に、休める隙を見付けて、休日を捻じ込まないと無理…。
  そんな、五連休なんて夢の又夢で、LONG VACATIONに憧れる。
  さて、そんな代休の今日は、朝は八時過ぎに起床し、只管、駄ブログ更新。
  旅に出たがばっかりに、こんなに更新しないといけない。
  誰も細かく読んでなんかいないのに…。
  正午を過ぎ、手を止め、昼御飯を摂りに出よう。
  外は結構な降りの雨で、如何しようか悩んでしまう。
  欲を言えば、大蒜ガッツリの暴力的なラーメンを食べたいが、
  態々、自動車を出して出掛けるのは億劫なので、近場で済ませよう。
  歩いて気軽に食べに行ける飲食店は無いので、無難に此方で煮干し摂取だな…。

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 ◎「瓶ビール(中)」五〇〇円
 …雨の中を傘を差して歩くのが下手な様で、下半身を濡らし乍ら到着。
  御案内迄に申し上げるが、下半身は自発的に濡れた訳ではない。
  濡れちゃったのであって、濡れて来ちゃったのではない…。
  何も、そんなに言い訳がましく言う事も無いのだが。
  さて、店内に入り、空席が有る事も確認し、券売機で食券を購入。
  勿論、呑むわさ、休みだもの。
  着席し、食券を手渡し、コップ、瓶麦酒、麺麻を受け取り、手酌で飲る。
  雨の平日休みだが、何だか、こう言う日も良いな。

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 ◎「濃厚煮干しつけ麺(大)」八〇〇円+「肉増し」三〇〇円+「メンマ増し」
  一五〇円
 …食事はと言うと、最近はもう、此ればかりだ。
  結局、夏季の限定の「冷やし担担麺」も頂いておらず、果たして、
  今も遣っているのかも確認しない儘、何時も通りに食券を購入してしまった。
  結論として、此方に於いては、此れだけを頂いていれば十分に大満足だ。
  麦酒を半分程呷った所で、つけ麺が配膳される。
  新規開店した当初は、麺は四八〇グラムの「特盛」迄が同一価格で、
  今は「大盛」迄と成ってしまい、当時は三六〇グラム有ったが、
  如何だろう、見るに、三〇〇グラム一寸だろうか。
  減量中だから、欲をかいても肥えてしまうので…。
  麺の器にあしらわれた海苔と三つ葉をつけ汁に移してから、食事に取り掛かる。
  麺を手繰り、つけ汁にドヴンと浸し、いざ啜らん。
  一口目を啜った時に、煮干しの風味が鼻腔を駆け抜ける感覚が堪らない。
  六月二十二日以来、約三ヶ月振りに頂いたが、矢張り旨いな。
  鶏を中心とした動物系の出汁が効いており、こってりとしつつも諄くなく、
  円やかで滑らかな口当たりで、芳醇な甘味が心地好い。
  其処に煮干しの味わいが加わり、もっとガツンと効いていても良い程だが、
  こう言う場所柄、万人受けする様に控え目に抑えられているが、
  其れでも、足の親指が悦ぶだけのパンチは持っている。
  「完全国産小麦麺」を謳う麺は、箸で手繰ると重みが伝わる。
  極太と迄は行かないが、確りとした太さが有り、食べ出は有る。
  冷水での〆、水切りは仕事が中々に丁寧で、麺のシコシコした腰と、
  もっちりとした弾力も健在で、噛んでいて愉しい。
  麺麻は何時もの松崎しげる色と言うか、橘 なお色、武藤クレア色、
  そう言った方が色っぽくて良いかしらと、最近、夙に思う…。
  ポリポリ、コリコリした歯触りで、此れ位の太さが無いと満足出来ない。
  叉焼はと言うと、此れ又、何時も通りの味が良く染みて、脂身はトロットロ、
  赤身は適度な噛み応えが有り、一切れの大きさは無いが、厚味が有り、
  「半肉増し」ではなく、「肉増し」にしただけ有って具沢山だ。
  勿論、残して置いた麦酒の摘みとしても頂けば最高だ。
  最後はつけ汁も飲み干し、久し振りにつけ麺を堪能し、雨に濡れて帰る。