続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

イメージ 1

◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …水曜日。
  腰は痛い、肩凝りは酷い、身体は怠い、気分は重たい、不整脈は出る。
  心身共に軽くなる時は有るのかしらと、悩むだけで気が滅入って来る…。
  此れに暑さが加わり、益々、生きるのが苦しい季節に突入する。
  さて、話は遡って水曜日。
  休日出勤の代休明けの此の日は、珍しく、終日池袋で仕事。
  眉間に皺を寄せ、凝った肩を揉み乍ら、パーソナルコンピューターと睨めっこ。
  余りに肩凝りが酷く、気持ち悪くなる位。
  十二時半を廻り、外に出て、気分転換をして、偶には昼御飯でも摂ってみよう。
  ラーメンと相場が決まっているのだが、偶には冒険してみよう。
  二〇一〇年三月三十一日以来、六年三ヶ月振りに、意を決して此方へ突撃。
  仕事中で、大蒜が摂取出来ない為、大蒜が入らないラーメン二郎を頂くのは、
  珈琲にクリープを入れない様な物なので、ずっと回避して来ていたが、
  此の際、大蒜が入らなくても良いので、頂いてストレスを解消したいと願う。
  店に着けば、何時もより並びは少なく、先客六名と御の字。
  一〇分程で店内に入り、券売機で食券を購入し、店内で更にヂッと待つ。
  其処から一〇分後、冷水を汲み、カウンター席に着席出来る。
  麺の硬さを訊かれるが、久し振りなので「普通で」と答える。
  厨房内は男性二名体制で、ジローズと一緒。
  敬語で会話をしているが、にこやかに雑談も交わし、連携も良さそうだ。
  さて、五分程で無料の乗せ物を訊かれ、「野菜、脂で」と伝える。
  大蒜を入れたい気持ちを押し殺すのが容易じゃない…。
  丼を受け取るが、今回は「ぶた入りラーメン」にしてみる。
  数年前に、過去数回頂いているが、豚に関しては余り良い印象が無いのだが、
  豚肉を頂き、ヴィタミンB壱を摂取し、少しでも疲労回復に努めたいので…。
  さあ、蓮華を取り、六年三ヶ月振りに味わおう。
  先ずはプースーから啜れば、おおっ!何たる旨さか。
  乳化度合が堪らなく心地好く、とろみが有る程ではないのだが、
  豚の出汁が存分に染み出し、凝縮されており、円やかでコクが感じられるが、
  醤油ダレの味わいもヴィンヴィンと伝わって来て、此れは好みで嵌りそう。
  野菜の山は低目だが、上には背脂がゴロゴロ降り注いでいて魅惑的。
  此れに、卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛けてから取り掛かる。
  茹で加減はシャキシャキが強めだが、萌やしをバリバリと食べ進めるのも良い。
  背脂の塊も一緒に頂けば、甘味と脂っこさが加わり、此りゃ良いわい。
  野菜も粗方片付いた所で、麺を引っ張り上げる。
  店内奥の製麺室で打たれた自家製麺は、真っ直ぐの極太麺。
  此れを噛めば、モッチモチの食感で、弾力が心地好く、加水率が低めなので、
  モソモソとした感じも堪能出来、此れ又、非常に好みの麺だ。
  つけ麺の麺を頂いているかの様な感覚で、此処に大蒜が入ればどれだけ素敵か。
  確信した。
  此れは完全に嵌ると…。
  懸案、期待の豚だ。
  厚味や塊は無いが、一瞥して旨いだろうなとと言うのが分かる。
  味が十分に染みており、濃い味なのが先ず嬉しい。
  そして、赤身の部位は適度な噛み応えだが、硬さは丸で感じられない。
  ホロっと解れる感じでもないのだが、全く嫌味の無い、程好い硬さ。
  脂身の部位はプルンプルンで、身悶えする旨さで、コラーゲンもたっぷりだ。
  ともすると、「ぶたダブルラーメン」にしても外す事は無いなと察する。
  総じて、此れは当たりで、今迄、如何して回避していたのかと悔やむ。
  池袋で仕事の際は、毎回此方で良いな。

~御負け~
翌木曜日も出掛けてしまう駄目中年…。
イメージ 2