続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「伝説のすた丼屋」【大宮】

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◆「伝説のすた丼屋」【大宮】

 ◎「すたみなカレー」六八〇円+「生玉子」六〇円

 …十一月二十六日。
  勤労感謝の日の休日の晩に発熱し、具合が悪くなったものの、
  九連勤と言う運の無さで、病院にも行けず、市販薬で誤魔化す。
  年に一度、発熱して倒れる事が有るが、ちゃんと、休日に倒れる辺り、
  我乍ら律儀と言うか、気遣いの出来る男だと、自分で自分を褒めてやりたい…。
  さて、話は遡って十一月二十六日。
  漸く体調も回復の兆しを見せ、酒を呑みたいとさえ思えず、二日間禁酒したが、
  やっと、酒で消毒をしたいと思える様に成り、九連勤の未だ三日目だが、
  気持ち、早目に上がれたので、大宮駅でぶらり途中下車し、
  「立ち飲み日高 大宮すずらん通店」で一杯飲るも、時間も遅い為、
  「ネギチャーシュー」を始め、多くの御薦めメニューが売り切れており、
  「もつ煮込み」、「竹輪の天ぷら」を肴にホッピー三杯で切り上げ、
  〆を求めて、十一月三日にも御邪魔した此方に再訪してみる。
  其の昔、仕事で多摩地区を担当していた際、「伝説のすた丼屋 東八店」で、
  蠱惑的な「すた丼」に出会って以来、すっかり魅了され、何度と無く通い、
  腕白中年御用達と成っていたが、此処数年は御無沙汰だったが、
  久し振りに頂いて、其の旨さを再確認してしまったのでね。
  前回は「すた丼」を頂いたので、今回は「すたみなカレー」にしてみよう。
  カレーは飲み物なので、〆に飲むには丁度良い。
  券売機で食券を購入し、序に「玉子」の釦もポチっとな。
  冷水を汲み、カウンター席の端っこに陣取り、出来上がりを待つ。
  五分強で、丼に装われた魅惑的なカレーが運ばれて来る。
  玉子を割り、匙を手に取り、いざ掻っ込もう。
  カレーはと言うと、至って普通、普通に美味しいカレーで及第点。
  個人的にはカレーは「CoCo壱番屋」の物が大好きだ。
  さて、此のカレーに「すた丼」の具が盛り付けられている。
  中華鍋と高火力で一気に仕上げ、素材の旨味を閉じ込める職人技が売りで、
  厳選された脂身迄旨い甘味の有る、軟らかくジューシーな豚肉に拘り、
  此れが葱と一緒に、大蒜の風味を最大限に活かしたと言う、
  秘伝の大蒜醤油ダレで炒め合わされており、此れが旨くない訳が無い。
  豚肉は疲労回復、体力増強、コレステロール低下に効能が有ると言い、
  大蒜は豚肉のヴィタミンB壱と結び付き、疲労回復効果を長時間持続し、
  肝臓にも良いと言い、此れに玉子の蛋白質が加わり、此れは健康食だな。
  カレーと「すた丼」が組み合わさっちゃ、此れは反則だ。
  狡い旨さだ。
  呑んだ後でも簡単に平らげられる。