続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 新橋店」【虎ノ門】

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◆「ラーメン二郎 新橋店」【虎ノ門

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …先週月曜日。
  勤労感謝の日の休日の晩から発熱、体調不良に陥り、翌日からの九連勤に入り、
  病院にも行けず、ふらふらの状態で蟹工船に乗船し続ける毎日で、
  つくづく、自由の利かない、不憫な役回りだなと痛感する。
  倒れたモン勝ちと言うか、死なないと自由に成れない気がする。
  否、死んだ後も、蟹工船に乗船しないといけない様な気がする…。
  さて、話は遡って十一月二十八日。
  朝から、具合の悪い中、蟹工船に乗船し、幸いにも忙しくなかったから良いが、
  頭痛、喉の痛み、鼻水に苛まれつつ、十四時で下船し、池袋へと向かう。
  偶には漁協にも顔を出さないと、残務が溜まるので。
  新橋駅での乗り換え序に、昼御飯を摂ってみよう。
  此の三日前は「らぁめん ほりうち」で「チャーシューざるらぁめん」を頂く。
  今回は体調が万全ではないが、食べないと治らないので、ガツンと行きたい。
  一寸、無茶な気はするが、十一月二日以来、四週間振りに此方を再訪。
  時間は十四時半を廻り、店に着くと行列も無く、空席も有る。
  券売機で何時もの食券を購入し、冷水を汲み、カウンター席に腰掛ける。
  厨房内は前回と同じ店員氏が、一人で切り盛りしている。
  一〇分強で、無料の乗せ物を訊かれ、「野菜、脂で」と告げる。
  今回は茶色い背脂が大量に降り注ぎ、野菜の山も聳えている。
  日に依って、人に依って此れだけ盛りが違うと、原価率は如何なんだろうかと、
  要らぬ疑問を持ってしまうが、冷めない内に頂こう。
  先ずはプースーから啜れば、前回、四年五ヶ月振りに頂いた際は、
  妙な醤油ダレの甘辛さに驚いたが、今回は学習済みなので、驚きやしない。
  非乳化のすっきり目のプースーは、可也の甘辛さ。
  とは言え、豚の旨味は十分に感じられ、コッテリ感も感じられる。
  個人的には、もう少し甘辛さ抑え目で、乳化度が感じられる方が好みだ。
  野菜はシャキシャキとクタクタの中間より、ややシャキシャキ寄り。
  大量の背脂をぶっ掛けられ、旨さも増幅している。
  麺は饂飩をも髣髴とさせる極太の自家製麺で、店内に製麺室が設えられている。
  今回は気持ち、茹で時間が長かったのか、軟らか目の印象。
  然し、モッチリとした腰と弾力は秀逸だ。
  豚はと言うと、野菜の山の下に埋もれている。
  今回もややパサつき気味、硬めの部位だが、嫌味の無い食感。
  裏を返せば、赤身の旨さを堪能出来ると言った所か。
  後半は、体調が完全に回復していない所為も有り、苦戦を強いられるが、
  何とか汗だくで食べ終え、池袋へと帰還するポンコツおぢさん…。