続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「台湾まぜそば はなび」【台場】

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◆「台湾まぜそば はなび」【台場】

 ◎「キミスタDX」一二〇〇円

 …火曜日。
  すっかり花粉症も、今年も完全に発症する。
  先々週、早々に耳鼻咽喉科を受診し、薬物を貰うも、夕食後に服用なので、
  如何しても呑んで酔っ払ってしまうと、服用するのを忘れてしまい、
  結果、花粉に対して丸腰の状態なので、目は痒い、鼻はムズムズで辛い…。
  頭を取り外して、丸ごと、食器洗浄機に打ち込んで洗ってやりたい程。
  もう、此の時期だけは廃人も同然、使い物にならない。
  只でさえ、使い物にならないのに…。
  さて、話は遡って二月二十八日。
  如月最後の此の日は、流刑地へと出掛けての仕事。
  残務を熟し、昼に成り、外に出る余裕が有ったので、昼御飯を摂ってみたい。
  最早、食べる以外に何ら愉しみ、希望も無い、呆け老人の様な暮らしなので…。
  ラーメンが手っ取り早いので、「アクアシテー」の「東京ラーメン国技館 舞」。
  現在は、「札幌 みその」、「二代目博多 だるま」、「気むずかし屋」、
  「せたが屋」、「頑者NEXT LEVEL」、「台湾まぜそば はなび」。
  二月二十一日も御邪魔し、此方で頂いた「台湾まぜそば」が美味しかったので、
  今回は、次にと狙っていたメニューを頂く為に再訪。
  其の名も「キミスタ」と言い、何でも、「黄身こそスターだ」の略らしい。
  給料日だからと言い訳をしつつ、具の全部乗せの「DX」にする駄目中年…。
  食券を購入して中に入り、空いているカウンター席に腰掛ける。
  食券を提示すると、大蒜の有無を訊かれ、仕事中なので無しで御願いする。
  花粉を洗い流す様に冷水を呷り、出来上がりを待つ。
  一〇分強で、具沢山、てんこ盛りの混ぜ蕎麦が遣って来る。
  臺灣混ぜ蕎麦と異なり、「旨辛ミンチ」ではなく、炙り叉焼の切り落とし、
  韮の代わりに水菜が入り、辛味を補う為か、七味唐辛子も加えられている。
  さて、此れ等を大胆に、且つ、ざっくりと攪拌し、訳の分からない状態にする。
  此の手の混ぜ蕎麦、油蕎麦、和え蕎麦は、混ぜている時が一番愉しいかも…。
  全体が大まかに混ざった所で、箸で手繰り、啜り始めよう。
  もっちりとした「あつもり」の太麺が印象的で、濃厚な動物系のテレレが、
  べっとりと纏わり付き、う~ん、実に濃厚で、コッテリとしている。
  「台湾まぜそば」の様に、「旨辛ミンチ」が入っておらず、辛味が無い分、
  よりガツンと濃厚で、重たい印象を受け、此れは梃子摺りそうだ…。
  又、炙り叉焼の切り落としが相当量入っており、此れも重たさを助長する。
  自分の衰えを痛感する…。
  叉焼は脂身も多く、赤身の部位も軟らかく、香ばしくて旨いのだが、
  如何せん、量も多く、炙って染み出た脂も、ズシンと胃袋に圧し掛かる。
  具は他に、炙り叉焼二枚、味付け玉子、魚粉、葱、海苔、刻み海苔が入る。
  其れにしても、刻み海苔で食中毒に成ったとか話が有ったが、不思議な話だ…。
  中盤、可也、重苦しく成って来たので、卓上の「自家製昆布酢」を投入。
  昆布の風味の効いた酢で、さっぱりさせようとするが、其れでも重たい。
  もう少しで食べ終えようと言う所で、前回は、気の利いた女店員氏が、
  「追い飯、御持ちしますか?」と訊いて呉れたが、此の日の男性店員氏は、
  ぼんやりとしており、気が利かないのか、将又、僕の姿が見えないのか。
  口頭で此方から御願いすれば良いのだが、腹がくちいのと、
  白米を混ぜる程、テレレが残っていなかったので、其の儘に御馳走様。
  暫くは良いかな…。