続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン ひかり」【川越】

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◆「ラーメン ひかり」【川越】

 ◎「野菜つけめんチャーシュー」一一三〇円

 …昨日。
  今週もやっとこさっとこ、週末に休みを確保出来、漕ぎ着ける。
  花粉症の薬物と疲労の所為で、ずっと身体が怠く、疲労感が半端では無い。
  鼻水や嚔が軽減されるのは有り難いが、倦怠感、眠さは辛いものが有る。
  話は遡って昨日。
  今週は仕事の日の昼御飯は碌な物を食べられなかったので、
  待望の休日位は、好きな物を思い切り食べたいと思い、パッと思い付く。
  二週間前にも御邪魔したばかりの此方だが、如何しても、
  此の「野菜つけめんチャーシュー」の暴力さ加減、此れに遣られてしまった。
  十一時前に慌てて家を飛び出し、自動車を走らせ、川越工業団地へ急ぐ。
  店に着けば、開店の十一時半の一〇分前だが、先々週よりも先客は少なく、
  六人と全く以って許容範囲内で、先ずは券売機で食券を購入し、
  行列の最後尾に接続し、陽射しの降り注ぐ下、風に吹かれてヂッと待つ。
  十一時半と同時に開店し、店内に通され、食券を手渡し、カウンター席に着席。
  厨房内を見遣れば、店主氏は居らず、男性二名、女性一名の三人体制。
  男性二名、女性一名編成の気の利いたのが浮かばず悪しからず…。
  冷水を呷り、ヂッと出来上がりを待ち、開店の麺茹でに間に合わなかった為、
  二〇分の後、溢れんばかりのつけ汁、輝かしい麺が運ばれて来る。
  溢れんばかりと言うか、もう溢れてる…。
  此れよ、此れ此れ。
  此れに会いたくて、川越の外れ迄、馳せ参じたのだ。
  艶艶、ピカピカの麺を手繰り、つけ汁に浸す、否、浸す隙間が無いので、
  一先ず、炒め野菜の上に乗せ、野菜と一緒に箸で摘み直して啜る。
  炒め野菜は熱熱で、口角を火傷しそうな勢いで、黒胡椒がヒリリと効いて、
  しんなりとして、クタクタで、プースーを存分に吸って旨味が詰まっている。
  プースーは軽めの豚骨なのだが、サラッとしているので、重たさは無く、
  大量の炒め野菜や肉塊を活かす仕上がりと成っている。
  今更だが、此れは、病み付きに成り、禁断症状が出る事、間違い無いな。
  麺はツルツルとした、むっちりとした平麺で、食感が堪らない。
  冷水で確りと〆られ、水切りも抜かりが無く、良く引き締まっている。
  さて、肉塊だ。
  解し叉焼を固めて表面を軽く焼いた代物で、此れを崩し乍ら頂く。
  ゴロっとした賽の目状の物も入っていたり、赤身が繊維に沿って解れていたり、
  脂身がトロンと蕩けていたり、筆舌に尽くし難い肉肉しさ。
  「ラーメン 二郎」の豚も凄いが、此の肉塊は或る意味、其れをも凌駕する。
  駄目だ、完全に虜だ…。
  麺よりも具の方が多く、均整が悪いが、つけ汁だけでも旨い。
  最後はつけ汁をグイッと飲み干し、旨味を残らず体内に摂取する。
  嗚呼、毎週通いたい…。