続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …昨日。
  相変わらず、休日も定まらず、不安定な毎日で、気も漫ろと言った感じ。
  駄目な時は何を遣っても駄目で、只、漠然とした不安に押し潰されそうだ…。
  疲労感も半端では無く、何かの病気ではないかと思う程に怠さが有る。
  此れが単に加齢に因るものならば、五年もしたら、僕は寝たきりだな。
  パラマウントベッドを購入しないと…。
  さて、話は遡って昨日、水曜日。
  此の日も朝から池袋に出向き、午後から蟹工船乗船と言う暮らし。
  月初の出費続きで、早くも赤貧生活で、毎日二〇〇円前後の食生活だが、
  月に一度の御愉しみに、清水の舞台からバンジージャンプした気分で、
  毎度の此方でガッツリと、生きる支えの味を堪能しようと向かう。
  十三時四〇分に店着すれば、店外に待ちは無く、店内に先客五名の待ち。
  店内では六名が待つ規則なので、即ち、直ぐに店内に入る事が出来、
  券売機で何時もの食券を購入し、行列最後尾に接続する。
  直ぐ前は若いアベックで、カウンター席には大陸系も座っており、
  しっちゃかめっちゃかで、阿藤快が生きていたら、「何だかナァ~」と、
  首を傾げていたに違いないが、まあ、グッと堪えよう。
  さて、厨房内はと言うと、前回三月八日と同じ組み合わせの店員氏。
  一〇分程で席が空き、冷水を汲み、蓮華を取り、食券を提示して着席。
  麺の硬さを訊かれ、「普通で」と告げ、冷水を呷って待つ。
  其処から更に一〇分程で、無料の乗せ物を問われ、「野菜、脂で」と、
  此方では御決まりの発注をし、丼を受け取り、手元へと下ろす。
  いざ、蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  表面には油層が構築されており、底の方から撹拌する様にして掬って啜る。
  おおっ、最近では最も乳化が進んだ部類で、円やかさが感じられ、
  舌に纏わり付く様なコクが何とも堪らず、且つ、醤油ダレの切れも有る。
  僕はラーメンヲタクでも、ジロリアンでもない、只の馬鹿舌なので、
  詳しい事も分からず、批評を出来る立場に無いが、僕にとっては極めて旨い。
  何でも、其の手の世界の人々の間では、評判も宜しくない様だが、
  嘸かし、神の舌と見識を持つ方々は、厳然とした基準を御持ちなのだろう。
  僕には到底、想像も及ばない範疇なので、全く以って関係無いが…。
  さて、野菜には卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛けて頂く。
  野菜の茹で加減は、シャキシャキとクタクタの中間よりシャキシャキ寄り。
  此の茹で具合もブレが無いと言うか、菅官房長官並みの安定感が有る。
  麺はと言うと、御馴染みの平打ちの極太麺で、硬めにしなくても、
  もっちりとした何とも言えない啜り心地の良い弾力と食感が愉しめる。
  モッチモチと、噛むと音がしそうな歯応えが心地好く、麺自体が美味しい。
  豚は、此の日の物は、随分と角張った物が多く入っている印象。
  赤身が殆どで、確りとした噛み応えが有り、味付けは濃く、
  やや、パサついた感じも受けなくは無いが、プースーに浸せば軟らかく成り、
  脂身の部位がもう少し欲しい所ではあるが、肉肉しい、男前な豚だ。
  其れにしても、此の日はプースーが実に美味しく、蓮華を持つ手が止まらず、
  何口も啜ってしまい、コロコロした背脂と共に、美味しく頂戴する。
  又、来月はどんなラーメンに出会えるか、愉しみにして汗だくで退店する。