続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …昨日。
  もう、心身の疲労が甚だしく、倦怠感に支配され、生きる気力さえ無い。
  蟹工船乗船に因る著しい肉体疲労も兎も角、人間関係を含めた精神疲労
  此れも又、「生き苦しい」元凶と成っており、もう良いかな…と、
  思い詰める原因と成っており、此の先、如何しようかと本気で悩んでいる…。
  昨日は特に疲労が酷く、帰宅後、食事を摂るのも苦労する程に辛く、
  二十二時には早々に寝床に入るも、魘され、浅い眠りが続き、
  ガヴァっと起きれば、未だ午前零時四〇分で、終始、寝付けず朝を迎える。
  今流行りの慢性疲労症候群と言う奴だろうか。
  矢張り、生きるのに向いておらず、生まれて来たのが間違いだった様だ…。
  さて、話は遡って昨日。
  此の日も朝から池袋に出向き、午後から出掛ける何時もの暮らし振り。
  心身の疲労がズシリと重く圧し掛かり、気分、足取りも重たい。
  BOOK厚木へと移動を開始する前に、せめて、ストレス解消の一助にと、
  此方で昼御飯を摂り、食べている間だけは全てを忘れようと試みる。
  店に着いたのは十四時で、先客は七名。
  五分程で店内に入り、券売機で何時もの食券を購入する。
  厨房内は、今年入ってからの組み合わせの店員氏二名体制。
  後続客も続々と続いており、相変わらず、大陸系も如何言う訳だか来ている。
  すると、調理担当の店員氏が、食券を購入する前の客に、調理の都合で、
  麺の量を訊いているが、其の中に、大陸系二人組も居る。
  「大の方、居ますか?」と何度も訊くも、全く日本語が通じず、白旗状態。
  助手氏が「ビッグ・オア・スモール?」と訊くと、漸く理解した様で、
  選りに選って「ビッグ」と抜かし、厨房内の店員氏達は疑心暗鬼の様子。
  「食券買ったら、絶対、小なんだよ、間違い無いよ」と調理担当氏の嘆きに、
  「こう言う時に嘘つきますからね」と助手氏の返しに、心が和む…。
  嘘を言われては店側も困るので、無理に先に食券を購入させ、
  「大」である事を確認し、安心して調理を進めた様子で何よりだ。
  さて、店内で待つ事、五分程で着席出来、食券を提示し、冷水を呷る。
  更に五分程で無料の乗せ物を訊かれ、「野菜、脂で」と御願いする。
  丼を受け取り、手元に下ろし、九日振りの御対面。
  先ずは蓮華でプースーから啜れば、前回同様、やや乳化が進んだ感じで、
  円やかで、何とも言えないコクが堪らず、思わず立て続けに何口も啜る。
  嗚呼、矢張り、此方のラーメンは旨いなと唸ってしまう。
  例え、「ラーメン 二郎」マニアの方々に酷く言われていようが…。
  野菜には卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛けて頂けば、
  食感は何時もよりシャキシャキ度合いが高く、クタッとした感じは無い。
  麺を引っ張り上げれば、相変わらずの平打ちの極太麺で、硬めにせずとも、
  モッチリとした弾力が心地好い麺で、此れが何とも癖に成る。
  そして、豚だ。
  プースーに浸して軟らかくすれば、何だろう、ふわふわとして軟らかく、
  赤身の部位が多いのだが、ホロッホロに解れ、最高に旨いじゃないか。
  此方に於いては、此の日の豚が「ネ申月豕」だと断言出来る。
  「ぶたW」にすれば良かったとさえ思う程で、此れは当たりだ。
  存分に堪能していると、気付けば、両隣も大陸系の客。
  件の客とは違い、多少は日本語が話せる様で、「アジ、ウスメデ」とな。
  程無くして助手氏より、「味薄目です」と言われて丼を受け取り、
  其の儘、食べ始めるのかと思ったら、卓上の醤油ダレを大量に掛けている。
  「意味無いじゃん!」と心の中で叫び、もう、何もかもしっちゃかめっちゃか、
  分かっているんだか、分かっていないんだか、世も末だな…。
  もう出ようと、急いで完食して店を出る。