続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン ひかり」【川越】

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◆「ラーメン ひかり」【川越】

 ◎「野菜つけめんチャーシュー」一一三〇円

 …昨日。
  金曜日からの、頼みの綱の三連休も、今日で最終日。
  明日からの日常が重苦しく圧し掛かって来て、どんよりと気分が沈み、
  早くもサザエさん症候群を病み、嗚呼、蒸発してしまいたい…。
  そんな勇気も無く、慎ましく、現実を受け容れて暮らすしか無いのだ。
  さて、話は遡って昨日。
  前日の金曜日の晩に、「大宮酒場 もつ焼きエビス参」で呑んだ後、
  「回転寿司 すし松」、「ジャンクガレッジ」の二段構えで〆ると言う、
  老体には暴挙と思える様な事をした結果、朝から胃凭れが酷い…。
  鯨飲したので、気絶する様に寝たが、睡眠の質としては悪いのだろうな。
  午前中は極めて自堕落に、非生産的に過ごし、駄目に拍車を掛けてみる。
  正午を廻り、徐に、昼御飯を摂ろうと、重たい腰を擡げて外出。
  全く以って空腹感は無いが、休日の昼御飯は最近は専ら此方なので、
  最早、義務感の様な感じで、川越の外れへと向かう。
  十一時半の開店から一時間以上経過している為、行列も解消されており、
  安心して券売機で何時もの食券を購入し、直ぐに入店し、カウンター席に着席。
  冷水を汲み、後は只管に、出来上がりをヂッと待つ以外に無い。
  厨房内は男性三人体制で、横山ホットブラザーズと同じ編成。
  松子と、もとい、待つ事、十五分強で、相変わらずの暴力的なつけ麺が配膳。
  今日も今日とて、クーニー、カイデーだな。
  最早、麺は御負け、付録の様な感じで、肉塊と炒め野菜が主役を喰っている。
  さて、割り箸を割り、麺を一本だけ手繰り、炒め野菜の上に乗せ、
  其れを持ち上げ、啜ると言うより、一気に喰らう。
  熱熱の野菜は、しんなり、クタッとっして、つけ汁を吸っており、
  萌やし、キャベツ、玉葱は黒胡椒のピリッとした辛味を纏い、最高に旨い。
  炒め野菜に埋もれた刻み叉焼も又、麺の御数の様な役割を果たしている。
  麺は冷水できちんと〆られ、水切りも仕事が丁寧で、引き締まっている。
  ツルツルとした喉の通りの良い物で、具の量との対比を考えると、
  もっと量が有っても良い程で、最近では、寧ろ、少ないとさえ感じる。
  とは言え、麺を大盛りにしてしまうと、小錦に成ってしまうので止す…。
  さあ、肉塊に取り掛かろう。
  頂く前は、空腹感も無く、食べられるかと不安も過ったが、如何言う訳だか、
  いざ食べ始めると、そんな不安は雲散霧消し、食欲が増進される。
  今回も又、固められた肉を解せば、ふさふさと繊維が毛羽立った軟らかい物で、
  つけ汁を吸うと余計に蕩け、筆舌に尽くし難い旨さと成る。
  表面の焼き目の部位は実に香ばしく、カリカリとして良いな。
  矢張り、此の肉塊の乗ったつけ麺は、珠玉の逸品だな。
  此れならば、「二郎」系を頂かなくても、十分に代替され、否、
  寧ろ、上回る費用対効果、満足度と行っても過言ではないだろう。
  最後は、腹はくちいが、スープ割りなんぞせず、原液の儘、グイッと飲み干す。
  「頑者」系列は埼玉県が胸を張って誇れるな。