続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …昨日。
  休日と言うのは、如何してこうも、気持ちが楽に成るのか。
  今朝なんぞ、寝起きは至って健やかで、吐き気、嘔吐きは一切無く、
  浅い眠り、悪夢に魘され、決して熟睡は出来なかったのだが、如何言う訳だか、
  七時過ぎにはすっきりと目が覚め、眠さも殆ど無く、天気も良く、
  我が家からは富士山も見え、清々しさに、思わず缶麦酒を開けてしまう…。
  駄ブログを書き乍ら、朝っぱらから缶麦酒なんざ、究極の駄目人間だな。
  まあ、逆子で産まれた時点から、四十一年間、ずっと駄目なんだから…。
  さて、話は遡って昨日。
  其の先日の木曜日は、気に病む案件も無く、至って気持ちは軽かったが、
  昨日は幾分、重たい事も有り、蟹工船に乗船せねば成らず、朝からぐったり。
  御決まりの吐き気、嘔吐きは軽めだが、朝から涙ぐむのは頗るキツイ…。
  此の日も朝から池袋に出向き、午後からは蟹工船に乗船と言う暮らし振り。
  残務を切り上げ、十二時半に出立し、移動を開始する。
  花金だし、翌日からは二連休だし、パーッと弾けてしまおう。
  二週連続で、金曜日に此方へ御邪魔する。
  店外に待ちは無く、店内に入れば、店内にも待ちは無く、直ぐに席も空きそう。
  慌てて券売機で食券を購入し、冷水を汲み、蓮華を取れば、席が空いて着席。
  食券を提示し、麺の硬さを問われ、普通で御願いし、冷水を呷る。
  厨房内は何時もの組み合わせで、今年に入ってから、すっかり馴染んでいる。
  そうこうしていると、後からどやどやと、ゆとり世代の高等学校生が、
  七人連れで襲撃し、俄かに囂しくなり、心がざわつく…。
  何度も言うが、此の手のラーメンは、親からの小遣いで食べるのではなく、
  自分で汗水垂らして労働した金で頂くから旨いのであって、何だかナァ…。
  さて、一〇分程で、無料の乗せ物を訊かれ、「野菜、脂で」と告げる。
  丼を受け取れば、何時もの盛り付け方に、安定感を感じる。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ってみよう。
  最早、安心、安定の味わいなので、危惧する事は何一つ無い。
  程好く乳化した円やかな味わいで、僕の中で、何ともホッとする旨さだ。
  表面の油層は少ないが、滑らかなコクが堪らなく、五臓六腑に染み渡る。
  神の舌を持つラーメンヲタク、ジロリアンの方々からしたら、薄いだ何だの、
  批判の的に成っている様だが、僕からしたら、本拠地とも言うべき味。
  もう、直系の店舗を巡って食べる程の気力が無いので、此の味で十分だ。
  野菜には、卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛ける。 
  茹で加減も安定的で、シャキシャキとクタクタの中間より、ややシャキシャキ。
  背脂は少な目で、もう少し入っていると嬉しかったが、其れも此れも運だ…。
  運の無い僕が悪いのだ。
  麺は相変わらず素晴らしく、ワッシワッシと喰らい付いて啜りたくなる、
  モッチリとした食感が最高な麺で、此の弾力と口当たりが秀逸だ。
  麺自体に旨さが有り、啜って噛んで愉しい麺だ。
  豚はと言うと、今回のは、やや硬さが有り、何だろう、喩えるなら、
  中華街で売っている赤い叉焼の様な食感とでも言おうか。
  とは言え、硬いと気に病む事は丸で無く、何時もよりは、と言う程度だ。
  然し、ムチッとした弾力と、程好い脂身の均整は中々だ。
  件のゆとり世代の高等学校生はと言うと、其の中の一人が、初めてにも拘らず、
  「野菜増し増しで」と告げると、調理担当氏から「残さないで下さいね」と、
  釘を刺され、矢張り、こう言う教育は、店としても大事だなと感じる。
  残されたら堪らないわね…。